フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ある日の仕事帰りの風景

山ばっかり行ってるみたいなわたしの生活ですが、週休は2日で、残りの5日は一応仕事に行っています(^▽^;)そんな、普通の日の一コマです。


今日は夕方早い目(4時)に仕事が終わりました、市内中心地の広場を歩いていると・・
「転職フォーラム」(@_@) これは・・・何か別の仕事を探してみろよって天からのメッセージですか??ちょっと様子を見に行ってみるか。


市の協賛です。テントがいくつか張ってあります。どれどれ。


いきなり目に入ってきたのがこれ。
外国人部隊Σ( ̄□ ̄|||)
いや、これはマズい・・ハイキング先で軍隊に出くわすことが多くなっていますが、仕事の帰りとかに関わり合うのは避けたいです💦 転職フォーラムって・・そういう転職か。。(外国人部隊の雇用ポスターに「セカンドチャンス」とかいう文字も💧)
他に「陸軍」「海軍」「憲兵隊」「警察」あたりのテントがあるのでしょう、きっと。さっさと撤退です。


違うんです、そんなところに行きたかったんじゃないんです。今日は仕事帰りに寄りたいところがあります。このお店です。


リヨンで一番おいしいとわたしが思うチョコレート屋さん、「パロマス」です。
一歩入ってビックリ。しばらく来ていなかったのですが、お店が改装されていました。といっても、以前よりもクラシックになっているという珍しいパターンです。でも、確かにオーナーシェフのドミニクさんが「木の家具を中心にした古風なお店にしたい」と以前話していました。クラシックなタイルはレプリカかなと思ったら、北フランスの古い邸宅で実際に使われていたタイルを再利用しているそう。こだわり様がすごいです。


店員さんのイザベルさん。チョコレートの詰め合わせを3つ作ってもらいます。普段お世話になっている人にプレゼントする用です。


あまりチョコレート好きな方ではないわたしでも、いくつでも食べたくなってしまう洗練された風味。チョコレート自体の味もおいしいし、センターの部分もどれも唸ってしまう完璧な味わい。ちなみにプラリネやマジパン、オレンジやレモンの砂糖漬けまで全部手作りです。おいしさが飛び抜けているわけです。


生菓子もいくらかあります。週末はもう少し種類がありますが、ウイークデーはこんな感じです。お気に入りのレモンタルト、左(上)から3番目のチョコレートのお菓子「Vol de nuit」、真ん中らへんのラスベリーの乗った丸いお菓子(ミント風味のムースのシャルロット)を自宅用に買いました。


いつも素敵なブーケが飾られています。花屋さんと契約して週に1度届けてもらっているそうです。ガラスに入っているのはフルーツの果汁入りのマシュマロ。ケース内はお店で100年近く前から作り続けられている砂糖菓子のいくつかです。お店自体は100年少し経つ超老舗です。ドミニクさんは3代目で、このお店のオーナーになって7、8年になると思います。
イザベルさんが「今日夕方からお店の新装開店パーティーがあるんですよ。いかがですか?」と言ってくださいます。あと30分後くらいだったので、そこら辺をウロウロしてから戻って来ることにしました。買ったばかりのチョコレートやお菓子をお店に置かせてもらってお天気のよい夕方の散歩に出掛けました。


川沿いをちょっと歩いてカフェのテラス席へ。暑いので生ビールを(≧∇≦)


リヨンに2本流れている川のひとつ、ソーヌ河沿いにはカフェがいっぱい。お天気の良い日はテラス席が気持ちいいです。どこのカフェも仕事帰りの人や学生っぽい若い人で賑わっていました。


仕事帰りのいっぱいε-(´∀`*)美味い✨
さて、時間を潰せたのでチョコレート屋さんに戻ります。


真ん中がオーナーシェフのドミニクさん。チョコレートにしてもお菓子にしても、おいしいものを作る天才、いやわたし的にはむしろです。ちなみにお料理もとても上手。わたしが愛してやまない山の地方、サヴォア県のご出身でもあります✨


ビールに続いてシャンパーニュ・・・飲み過ぎですね。まあ歩いて帰るんで問題ないんですけど。車や人にぶつからないように要注意です(◎_◎)


グージェール(チーズ風味のシュー)、チーズサブレはもちろんドミニクさんの手作りです。市販のものの何倍もおいしかったです。


甘いものの。こちらは商品にもなっているピスタチオとラズベリーのケーキ、チョコレートケーキを薄く切ったもの。


もちろんチョコレートも💖シャンパーニュにはよく合うと思います。


ご飯の支度もあるので早めに切り上げて、スーパーや郵便局に寄って帰宅。残念なことにうちのすぐ下で鍵を出そうと地べたに置いたケーキの入った箱が90度反転してしまい(上にスーパーで買ったヨーグルトを乗せてた重みで・・)暑さのため既に緩くなってたレモンタルトが他の二つのケーキに衝突という惨事に。。まぁ味はおいしいので晩ご飯のデザートにありがたくいただきましたが、写真はナシです(;´・ω・)


チョコレートの詰め合わせを郵便局で買った小さな段ボール箱にセッティング。


自宅用にはボンボン・ショコラより手ごろな板チョコを2枚購入。ピエモンテ地方産のヘーゼルナッツ入りミルクチョコレート(といってもカカオ45%であまり甘過ぎない)とアーモンド入りダークチョコレートです。



次回から通常営業(ハイキング記)に戻ります(^▽^;)

本日の頂上(約2700m)から四苦八苦で下山(◎_◎)

ひとりで出掛けた先週火曜日のハイキング記です。駐車場付近で出会った地元の男性からロッシェ・ブラン(2928m)は2日前に降ったばかりの新雪が頂上付近にかなり積もっている、と聞いてビビってしまいました。岩々で急な山の新雪は足がズボズボはまるので、苦手なのです。代わりにもう少し手軽そうな手前にある谷の奥の峠のようなところにまず登り、そこから頂上っぽいところ(2700m)まで登ってランチにしました。


とても急な岩場を登ってきたのに、頂上は意外なほど平たい場所でした。正直、あの崖のようなところを下りるの怖いなと思っていたので、こちらのなだらかな斜面から下りられるのであれば、ぜひそうしたいところです。ケルンもなければ道にもなっていないけれど(上ってきたところも道にはなってなかったし...ケルンはごくまれにあったけど)とりあえず下り始めました。


初めはなだらかな感じだったんですがどんどん急になってきました。


あ、あかん💦崖です。下りられません・・・(;´Д`)
一番なだらかっぽかった正面がアウトなので少し戻って右か左の様子を見てみます。さっきぱっと見た限りどこも難しそうだったのですが、じっくり探したら下りられることろがあるかもしれません。


右側。急すぎて無理です。調度アイベックスが3、4匹ピョンピョン跳ねまわっていました。 いいなぁ、自由にどこでも上り下りできて(^^;)


左側・・・これもちょっと無理です。


可能性としてはこれ…?と思ってじっくり眺めたんですけど、足が届くかどうか分からない場所があり(届くんだけど岩に傾斜があり滑りそう)、その地点を30秒くらい凝視した後、諦めました。行けそうな気もするんだけど、ダメだった場合、引き返すためによじ登るのに非常に苦労しそうです。確実でない場合は行かない、という案外慎重なわたし(^^;
仕方ないので、今下りて来たところを半分以上引き返して上りました(;´・ω・) ううう…しんどい。
最悪、お昼前に自分が登ってきた岩々の垂直みたいなところを下りるしかありません。
こんなところでした👇

怖そうに見えて、足を置く場所や手をかけることが出来るくぼみが所々にあったのでゆっくり慎重に行けば下りられると分かっています。


でも、できたら別のとこから下りたい💦・・・と、キョロキョロしながら引き返していると・・・


お。これなんかどうだろう・・
さっきのと似てるけど、さっきのが左右の岩と岩の間にほとんど地面がなかったのに対し、ここは地面があります。下まで見渡せるのでじっくり見てシミュレーションしてみましたが、いけそうです。


半分以上下りたところ。雪はあるけど、だいぶ平たくなってきたところだし、岩ではなく石ころの上に積もっているのでこわくありません。


すぐ目の下をアイベックスが走り抜けました。


やれやれ、もう大丈夫(´▽`) ホッ
安全な地帯に下りてきいました。


子供のアイベックス。可愛い😻


3匹で歩いています。
今日は本当にアイベックスをたくさん見ました。それに対し人間は朝に駐車場付近で犬を連れた地元の男性とすれ違っただけでした(^▽^;)


まだ3時前です。先ほどは頂上でパスタの量が多くてお腹いっぱいになってしまってデザートの余裕がありませんでした。怖いゾーンを脱出したことだし、ここら辺でおやつ休憩にしよう・・・


なくなりかけのボンベを二つ持って来ましたが、ひとつ目が案外残ってたのでふたつ目を使う必要はありませんでした。


コーヒーとチョコレート入りのブリオッシュです。隣の斜面をまだ数匹アイベックスがウロウロしていたのでのんびり眺めながらの幸せなコーヒータイムになりました。


ジョンシアン・シャンぺートル。夏の終わりから秋の前半によく見られます。白と薄紫と2種類ありますが薄紫の方がよく見かけます。


相変わらず道は全然ないけれど、適当に谷の形に添って下りていきます。朝はもっと写真の右の辺りを歩いて上っていきました。


川の流れが細かく何本にも分かれて湿原みたいになっているのでワタスゲが(枯れてるけど)ありました。


下りつつ、振り返って。朝よりもだいぶ雲が出てきています。


水の流れている底を歩いても良かったのですが、なんとなく少し高い位置を中心に歩きました。


畔の駐車場に車を停めている大きな湖が見えてきました。


この辺まで下りてくると斜面の植物のほとんどがブルーベリーです。


湖が近くなってきました。車が見えているので、そちらを目指して下りていきます。最後は行きに上った道に合流することが出来ました。


こういうのを見るとつい癖で「あっ、よく乾燥してて焚火に良さそう!」とか思ってしまいます(^▽^;) 最近よくテント泊で焚火をしているので・・・


駐車場に戻って来ました。(´▽`) ホッ


秋に嫌なもの・・・
草のチクチクの種が靴にいっぱい入って足に突き刺さること(;´Д`)
靴下だけでなく、靴の内側の布の部分にもくっついてます💦


ラ・クロワ・ド・フェール峠(2067m)とグランドン峠(1924m)の中間地点に合流する道路です。その後、グランドン峠側に下りていきます。


下界に下りてきました(^▽^;)
車を停めたのは・・・


ラ・シャンブルの町のボーフォールチーズの農協です(#^^#)
数あるボーフォールチーズの農協の中でもお気に入りの1軒です。


チーズなどの乳製品の品揃えはどうってことないのですが、サラミや生ハム、ソーセージなどの豚肉加工品の品質がよくて、味もわたし好みなのです✨こういったチーズ以外の商品のラインナップは各農協によって結構違っているのです。


主力製品はもちろんボーフォール。高い方のでもキロ16ユーロ弱で、農協ならではのお手頃価格。


大きなガラス窓から隣のボーフォールチーズを作るアトリエの作業を見ることが出来ます。チーズ作りは午前中のみなので、山から下りた後に農協に寄ることがほとんどなため、残念ながらチーズを作ってる現場に出くわしたことはありません。


わたしとほぼ同時に入った男性客が爆買いしてました。ボーフォールチーズ4分の1くらい(ボーフォールは直径60~70センチくらい、50キロくらいある大きなチーズです)とトム・ド・ザヴォア(右の画像で3つ重なってるやつ)4つを買ってましたΣ(゚Д゚)


それには到底及ばないわたしのささやかなお買い物(*´ω`*)
…でしたが、車に入れる前に重さに耐えきれずに紙袋が破けました💧


早速車の中で食べられるように小さく一切れ別に包んでもらいました。ここからだとうちまで2時間ほどのドライブです。


高速から見えるシャルトルーズ山塊。


日没も高速から。こんなところで見てもきれいなものです。
7時半にはうちに着くことが出来て学校から帰ってきた子供たちと晩御飯を食べることが出来ました。

憧れのロシェ・ブラン、登る前から撤退(゚Д゚;)

わたしの住むリヨンからは1時間半~2、3時間で色んな山塊に行けるのですが、なぜか憑かれたように同じところばかりをリピートしてしまう時があります。最近のベルドンヌ山塊がそうです。ここ1か月ほどでテント泊で3回、日帰りでも一度歩きましたが、数日前に平日休みだった時もなぜかこちらに足が向いてしまいました。


目的地には先日行った「美しい星」という名の湖や同名の頂上から正面に見えたロッシェ・ブラン(2928m)を考えています。3000m級の山が何百とあるフランスでは特別高い山というわけでもありませんが、わたしがよく行く、または行った先からよく見えるベルドンヌ山塊ではアルピニスムの装備なしで登れる山としては一番高くなっています(標高的には3番目)。見た目もカッコいいので一度登ってみたいと思っていましたが、登山道がなくて分かりにくいと聞くので躊躇していました。雪山シーズンに入ってしまう前にぜひチャレンジしたく思います。


先週末に子供たちとテント泊で来たラ・クロワ・ド・フェール峠のすぐ近くに車を停めます。グランドン峠、ラ・クロワ・ド・フェール峠を結ぶ峠道路にはその麓の二つの村とは全く別のもうひとつの地点からアクセスすることができます。今回、その道路を通ってきたので同じ方向に来たという感覚は薄いです。


ダムのある大きな湖に沿った県道沿いの駐車場です。


わたし的にはベルドンヌ山塊に来たつもりなんですが、オワザン地方(エクラン国立公園北部)にもかかってるということみたいです。そちら方面の名産物のイラストが描かれた看板がありました。チーズにハチミツ…素晴らしい✨ 焼き物や木の工芸品のイラストもありますが、こちらはあまり興味がないのでどんなのがこの地方にあったか思い出せません💦


そして、ここはサヴォア県とイゼール県との県境になるようです。
ツール・ド・フランスの定番コースでサイクリストさん達の多い峠へと続く道路なので「自転車を追い越すときは1,5m空けて」という注意書きが。まあ普通の道路交通法で決まっている間隔です。


看板がバリバリに割れていますが(;´Д`)ハイキングサイトによると ここから道がでているようです。ただし地図に出てくるメインの道ではないので、どの程度しっかりした道なのかはわかりません。標高1727mと既に高いところにいます。峠道路万歳(≧∇≦)・・・もう2週間もすれば一番標高の高い道路のいくつかは冬季閉鎖期間に入ります。この道路は2000mほどまで上がりますが、閉鎖されるのはそれよりは少し遅い目だったと思いますが、何にしてもそれらの峠道路は雪深いので年間半分かそれ以下しか開通していないのです。


谷を大体川沿いに登っていくというよくあるパターンです。


登りはじめに珍しいものが。ヒース(エリカ)です。エクラン国立公園で秋に見たことがあるくらいで、他の山塊では見たことがありませんでした。ここはベルドンヌ山塊とはいえ、エクランに近いんだなと早速思い知らされました。


おっ、ペンキマーク?嬉しい♬このままずっとあるといいんだけど…(→ふたつみっつあった後、なくなりました💦)


振り返って。赤い絨毯のようなブルーベリー。
ここで犬を連れた初老のおじさまにすれ違いました。地元の方でどこかの頂上に登るというわけではなく、この辺りにワンちゃんと散歩に来たそうです。ロッシェ・ブランに行こうと思う、と言うと日曜に降った雪が上の方結構積もっているとのこと。岩々の山なので足元の雪の深さが分かりにくくて危ないから十分に気を付けなさい、と言われました。 この駐車場からだと高低差は1200mほどと大したことがありませんが、道がほとんどないこと、岩々ガレガレで急なことから難易度の高い山という扱いをされています。そこに2日前の新雪の積もった状態でチャレンジするのか・・・わたし??


「また(新)雪のないときに来よう( ̄▽ ̄;)」
あっさりと諦めることにしました。踏みならされた雪ならあまり怖くないのですが(アイゼンはあった方がいいでしょうが)新雪が岩々のところに積もってるの、苦手なんです。足がズボっといくので。。ケルンが雪に隠れちゃってて迷いやすいのでイヤというのも。それに最近毎休み山に来ていて、寝不足や長距離運転を含め疲れ気味というのが気持ちを消極的にさせたような気がします。。久しぶりに来たなら「行けるとこまでいったろ!」ってなるのでしょうが…あんまりややこしいところに行きたい気分ではありません。
こともあろうに登る前から撤退ですΣ( ̄□ ̄|||)


ロッシェ・ブランは諦めて別の機会にチャレンジするということにしましたが、とりあえずもう少し進んでみます。ここからだとどこに行けるかな・・・
右手に見えてきたのはエギーユ・ド・ラルジャンティエールのギザギザの稜線。これはアルピニストでないと登ることが出来ません。


駐車場で車を降りた時には「さっむ~~💦」と一気に色々着込みましたが、登っていると暑くなってきました。ちょっと地図見てみよう。目の前の景色もじっくり見てみます。適当な代理案を見つけなくては。


でっかいケルン?と思ったら朽ちて崩れた石造りの小屋でした(;´Д`)
駐車場から緩やかな谷を登ってきましたが、谷は途中でふたつに分かれるような地形になっていて(二つの川が合流する形の谷)、ロッシェ・ブランよりも左の方の谷を登っていく方が近くて標高も低いのでそちらに適当に進むことにしました。見たところ雪もほとんどなさそうです。


足元からフト目を上げると、二匹の雌のアイベックスがテケテケと横切っていきました。物音を立てたくなくて、立ち止まります。彼女たちはこっちをチラ見したけれど、無視して草の実か何かを食べながらゆっくり進んで行きました。

こっちを見るなり一目散に逃げていき、その割に遠くからガン見してくるシャモア達よりも余裕な態度がカッコいいです。(動物学的にそういうキャラなので仕方ないのでしょうが)


そしてその後しばらく歩くと雄のアイベックスが一匹。こちらを少し見ながらも特に気にせず悠々と歩きまわっています。


立派な角。比較的若い雄のようです。
この辺りから日陰の窪みなどに新雪がぽつぽつと溜まっているのが見られました。


アイベックスが逆光でシルエットになってるのが好きなので斜面側に歩いて行くのを待ってパチリ。


さて、アイベックスも随分と観察したので続きを歩くことにします。その右手の岩山辺り、手ごろっぽい距離と高さなんですけど、残念ながらぱっと見登り口が見つかりません。奥の稜線に進んで登りやすそうな峠っぽいところにでも登っておこうかと思います。運が良けりゃそのあと稜線伝いにでも頂上まで行けるだろうし、無理なら登れるところまでで止めておけばいいです。ブルーベリーの真っ赤な絨毯とアイベックス達でなんだかもう満足してしまった感じですが、一応頂上っぽい所にも登っておきたい(;'∀')


川をここらで越えておこう・・・


そのままいくらか谷を登ってきました。


右手に進むこともできるけど・・・


何のケルンか分からないけど(^^; とりあえずケルンがあったので引き続き真上に登ってみましょう。おそらく、峠っぽいとことろ(ふたつほどあります)のどちらかに続いてるのだろう・・・ただし、曲者なこの辺りのケルンたち。ごくごく稀に思い付いたみたいに見かけるだけで、何の役にも立ちませんでした。


ジョンシアンのつぼみを発見!ジョンシアンの中でも9月くらいまでは見られるジョンシアン・ド・バヴィエールのようです。それでも、もう10月中旬。雪が2度ほど降ったとはいえ、全体的にはとてもよい気候の秋だからかもしれません。


わたし的にはこちらの谷に向かったからには、ここの峠くらいしか行き先が思いつかないのでケルンがあるにしろないにしろこれを目指します。


例えば・・・この白い石って、ケルン?もう全く信用できません。ケルンらしきものはこれを最後にひとつも見かけることはありませんでした。


もうほとんど花は残っていませんが、思わず咲いているのを見かけると嬉しくなります。


最後は急なところを登っていきます。


2600m台。この程度の雪で、今のところ全く支障はありません。急なので歩くとザラザラと崩れるので登りにくいのですが、出来るだけ大き目の岩や動いたとしても安定感のある大き目の石の重なったところを選びつつ進んで行きます。


かなり急になってきました。と同時にズボズボする新雪もこの辺りには増えてきました。



慎重に目の先、5歩先、10歩先…と先まで続けて歩けそうなのかどうかシミュレーションしつつ進んで行きます。雪のある所を歩くのは久しぶりなので感覚がつかみにくい💦


雪のない所は登れるかどうか分かりやすいので判断が楽です。


もし足がズボっとなっても、一歩一歩ゆっくり底までグリグリして足場を作っていきつつ登ればまぁ大丈夫です。時間かかりますけど、帰り同じところを通るのであればなおさらです。


選択として、このまま正面の先までそろそろ進んでから稜線の部分で上まで行く、というのもあったんですが・・・


真上。直角っぽいけど、雪はないし案外手でつかめる岩も要所要所あったので、こちらから直に行くことに(^▽^;)


登った先は・・・あれ、想像に反してかなり広くて平たいです。もっとギザギザで狭いところを想像してたので意外です。
まぁ、景色はなかなかいいのでこれでよしとしよう。標高約2700mの地点です。正面にはエギーユ・ダルヴとエギーユ・ド・ゴレオン。


こちらは右側の城壁のような方々。ほぼ垂直な岩壁でとても登れそうにはありません。


ここでお昼ご飯にしとくか・・・
パスタとトマト味の野菜入りツナ缶、ベランダのバジルを持って来ています。


トマトツナ缶をソースのようにしてたっぷりのバジルまみれのパスタ料理ができました。3分間で茹るパスタなのであっという間にできます。
正面はグランド・ルース山塊のピック・ド・レタンダール(3464m)。白くなってるのは残雪もほんの少しはあったのかもしれませんが、特に新雪だと思います。




後編に続きます。