randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏アルデーシュ峡谷でカヤック(前編)

先週木曜が祝日だったため、木~日曜の4日間を休む人が多かったフランス。学校も金曜は休みでした。わたしは金土に昨年の消化しきれていない有給を使い月曜が今週の休みだったため5連休でしたよ~5連休!
初めの2日間は子供たちと南仏アルデーシュ峡谷へカヤックをしに遊びに行ってきました。


連休の初日ということもあり、南に向かう高速は混み混み。グーグルマップの指示で早速高速を下ります。


ローヌの谷はワイン造りで有名です。


下の道も混んでいます。おお、サン・ペレの村を通ります。生産量が少なくあまり知られていないもののとってもおいしい白ワインです。コクのある赤で有名なコルナスも通りました。試飲に寄り道したくなるものの、ただでさえ渋滞して時間食ってるのにそれどころではありません(;´Д`)


朝8時半にうちを出て約4時間。渋滞がなければ2時間ちょっとで着く場所なのですが…。まだ45分ほどかかりそう~ってときにきれいなところを通りました。遠くに山のラインが浮かび上がっているのです。携帯の写真では写しきれないのが残念です。


山羊チーズ農家の看板があったので行ってみたのですが、赤ちゃんを抱いた女性が窓から「すみません、わたし今ひとりで赤ちゃんが一緒なので出ていけません」と💦 
残念。ここは民宿もやってるみたいなのでまたいつか泊りに来たくなりました。山ではありませんが、すてきなお散歩コースもありそうです。


出発から約5時間後、通常の倍以上の時間をかけてアルデーシュ川沿いの風光明媚な村、ヴァロン・ポン・ダルク近くのキャンプ場に到着。キャンプ場と言ってもわたし達が借りるのはプレハブの小屋。冷房もあり快適です。日本もだったみたいですが、フランスでは先週夏並みの猛暑で、それもあってカヤックなんてものを思い付いたのです。


肝心のカヤック、午後の最終出発は3時半までというので到着後大急ぎでご飯の準備に取り掛かります。
キャンプといえばバーベキューだと思うんですが、なんとこのキャンプ場はバーベキュー禁止なのです・・・とても乾燥していて山火事の多い地方だからでしょうか。
仕方ないので鉄板焼きです。鉄板は1日5ユーロで貸出してくれます。お肉はたっぷり買って持ってきました💖 お肉大好きな子供たち、とっても幸せそうです。普段そんなにたくさん買うことはないので…


カヤック貸し出し業者はたくさんあるのですが、キャンプ場内にあって便利だし宿泊客は割引もあるのでここにしました。


そしてキャンプ場は川に面しています。ヴァロン・ポン・ダルク周辺にはたくさんキャンプ場があるものの川に直接面しているものは案外少ないのです。そしてそういうところは大規模で高い目のところが多いのですが、ここはこじんまりとしていて去年友達2ファミリーと来て気に入ったので今年もここにしました。


こんな感じの峡谷です。6時に下流の待ち合わせ場所に迎えに来てくれるのでその間、適当な時間配分で漕いだり休んだりします。


探検気分です。


時間に余裕があるので何度も途中停泊(^^;
石投げして遊んでいます。


6時、待ち合わせ場所にカヤックを引き上げます。このようにカヤックを積み、わたしたちは別のワゴン車でキャンプ場まで連れて帰ってもらいました。


キャンプ場に着いてもまだ6時半。晩ご飯までまだだいぶ時間があります。お肉はたっぷり持ってきたものの、デザートがありません。行きに国道沿いの道端で売ってたサクランボ(ローヌの谷はサクランボの産地です)はお昼に食べてしまったし・・・
車で約5分のヴァロン・ポン・ダルクの町まで買い物に行きましたが、夏休み並みの混雑でビックリ。そう、南仏は夏はフランス内外からのバカンス客、ツーリストでごったがえすのです。この日もスイスやドイツナンバーの車を結構見かけました。
祝日の午後ということもあってか、お土産屋さんやレストラン関係以外は閉まっていて唯一開いていた街中の食料品店は値段も高く、ケチなわたしはヨーグルトとアプリコットだけ買って出てきました。


夜はしつこく鉄板焼きです(^^;
ほんとは今日1回明日1回したかったんだけど、明日は朝から夕方まで1日中カヤックの予定です。多めだったお肉、全部焼いておいて一部翌日のお昼のピクニックのために置いておきました。


さて、ごはんを食べてもまだ明るいです。最近では夜9時過ぎくらいまでは明るいので子供たちと川辺に散歩に行きました。


相変わらず石を投げてる子(^▽^;)


照りつける日差しの中カヤックをしてみんなクタクタです。早めに寝て明日に備えます。
続きは後編で(*‘∀‘)

ヴェルコール山塊最高峰へ(最終回)

ヴェルコール山塊で一番高いグラン・ヴェイモンの頂上にてちょうど居合わせた5人組のハイキング客と早めのお昼を食べた(ってかご馳走になった)あと、まだ時間が早いので尾根から少し反対側に下りていってみました。


ヴェルコールのシンボルのひとつでその特徴的な形から遠くからでもよく分かるモン・テギーユ。クライミングする人に人気です。


雪はほとんど残っていなかったのですが、ちょっと溜まっているところを見つけました。


先ほど頂上ではハイキンググループの持ってきていたものを色々ご馳走になったのですが、暖かいものをまだ飲んでなかったのでインスタントスープとコーヒーを連続で作ります(^^; 先ほどから風が強くなってきていてかなり寒く、朝一番に着ていたダウンが再登場したままです。ここは風がシャットアウトされてた場所なので一休みにちょうどいいです。


あまり下り過ぎると後で後悔するのでそろそろ元来た方向に戻ることにします。


ヴェルコールらしい面白い地形です。


パラグライダーを楽しんでいる人たちがありました。


あっ、これはさっきわたしが間違えて登って行ったところです。まじ危ないな・・
ファミリーコースなのにこんなとこ通るわけないだろ…(~_~;)
でも道っぽくなってますよね!?


タンポポみたいだけど茎がワイルドなやつ


分岐点に戻ってきました。
行きと違うところを歩きたいのでヴェイモン避難小屋経由で帰ることにしました。


初めだけ雪がありましたが、あとは歩きやすいよく踏みならされたハイキング道です。


山塊最高峰だけあって貫禄のある姿です。


あっあれは・・・


融けかけの雪の橋です。危ないので上の雪のない辺を遠回りして渡ります。


あとはまた気持ちの良い分かりやすい道が続きます。


振り返って。



プルサチーユとソルダネル。この日よく見た2種類です。プルサチーユはもうじき終わり、ソルダネルはあと1か月くらいは見られると思います。もちろん山や標高にもよりますが。



少し前を年配の女性がふたり(たぶん70代くらい)が歩いていましたが、これが結構スピード速い!負けた・・・_| ̄|○


経由地点、ヴェイモン山小屋に着きました。林野庁が所有しているようですが、誰でも使えます。中を見てみましょう、いつか泊まるかもしれないし・・


1階部分


ハシゴを登って2階へ。寝室になっているはずです。しゃがまないと入れない小さな扉です。


あ~だめだ。マットレスがない(;´Д`)


ヴェルコールの連なった頂上がよく見えます。


森には山とは違った森の花がさいています。


行きに通った道と平行してきました。


水溜りや小川が好きなお花。


このように小川に沿ってどんどん咲いています。


スイセンがたくさん咲いています。集めに来ている人たちもありました。


午後3時。駐車場に到着です。こんなに早くに帰って来ることは珍しいです。
朝はわたしの他はキャンピングカーが2台停まっていただけでしたが、結構いっぱい停まっていました。人気コースだけあります。こんな登山客っぽくない車までありました
(;゚Д゚)

ヴェルコール山塊最高峰へ(その2)

最近残雪にやられっぱなしだったため、今回はあまり標高が高くなくて雪が少ないところ、でもそれなりに登って楽しくパノラマもある山・・・と考えて思い付いたのがヴェルコール山塊最高峰のグラン・ヴェイモン(2342m)。累計標高差は1100m以上になるものの、とても分かりやすいハイキング道で、これといって難しい場所がないため家族連れにも人気のコースになっています。7時20分に標高1240mの駐車場を歩き始めました。


通過地点、パ・ド・ラ・ヴィル(1925m)から歩き始めたところ。


歩いてきたのと反対側(山の裏側)。グラン・ヴェイモンに来たのは2回目で前回はこちら側から登ってきました。こちらのコースは山の麓までがやたらと遠くて2時間以上かかったと思います。友達夫婦と行ったのですが、アップダウンも多い20㎞以上ある周回コースで9時間くらい(うち休憩は計1時間弱)かかりました。12月の日が短い時期だったので全体に大急ぎで休憩もゆっくり取られませんでした。それを思うと今回は直接麓の辺りから歩き始めたのでだいぶ楽です。
ちょうど登って来たカップルがありました。今日初めて出会うハイキング客です。


こういう岩々なところは大好きです。


こんな岩々ゾーンにもよく見ると岩と岩の間に小さな花が咲いています。


北東方面、オート=サヴォアの山々。モンブランは肉眼でも霞んでいましたが、スマホの写真ではほとんど見えないですね・・・


ザ・ガレ場(≧∇≦)


「ミネラルな」景観になってきました。フランスの登山用語?で岩々して水気がなく植物の育っていない場所をミネラルな、と表現します。


あ、草が生えてるところに出てきました。もうあまり「ミネラル」ではありません(^^;


エクラン山塊とデヴォリュ山塊。


エクランにズーム(スマホにはこれくらいが限界。。)


グランド・ルース山塊。エギーユ・ダルヴの3兄弟が今日も主張しています(;´∀`)


頂上までもう少しです。


10時9分、グラン・ヴェイモン(2341m)登頂\(^_^)/
男子3人組のハイキング客が先客でいました。


城壁のような「バリエール・エスト(東のフェンスの意味)」を眺めます。


東方面のパノラマは登っている最中とあまり変わりません。こちらはデヴォリュ山塊。


3人組のハイキング客と話しているとあと二人登ってきました。全部で5人のパーティだったわけです。しばらく彼らと最近行った山のことや雪の量の話をしました。
「そろそろアペロ(アペリティフ)にしようや。君も一緒にどうだい」
はっ?(@_@) 現在10時25分。コーヒー休憩の間違いではありませんか??


しっかり混ぜてもらいました(^▽^;)


パスティスを持ってきてる人がいてみんなに振舞っています。
ポテトチップに始まりチーズやサラミ、ハム、ミートパイ、ゆで卵、ベニエみたいな彼らの地元のお菓子…全部少しずつ分けてもらいました。
40分ほどの宴の後、彼らは11時過ぎに出発。ヴェルコール山塊とデヴォリュ山塊に挟まれた小さな山塊・トリエ―ヴの辺りの人たちでした。連絡先を交換し、今度一緒にハイキングしましょうと言って別れました。彼らは朝6時から歩き始めてかなり長い周回コースを歩いている最中でした。



きりがいいのでその2はここでお終いです。次が最終回です。
明日あさってと子供たちと1泊で出掛けるので最終回は少し時間が空いてしまうかもしれませんm(__)m