randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久し振りにジュラに行ってきます

現在フランスの学校は復活祭のバカンス中です。復活祭自体は今月初めに終わってるのですが、2週間の休みがあります。うちの子供たちも東フランスのおじいちゃんおばあちゃんちに1週間遊びに行っており、今日途中まで迎えに行きます。途中まで、というのは元ダンの実家は往復するにはとても遠いので、途中の地点までおばあちゃんが送ってきてくれるので待ち合わせをするわけです。ここ数年ずっと同じやり方で受け渡し(^^;しています。


長距離運転するだけでは面白くないので(景色のいいところを走るので運転自体もまあまあ楽しいのですが)、地元のチーズ、コンテやサラミやハム、チョコレート屋さん等に寄り道してお買い物するのが恒例となっていますが、今週のフランスは毎日「超」晴天。こんな予報は、去年の秋以来初めてです。(ほんとに)
なので、欲張りにこれにハイキングも足してしまおうというプランを立てました。


子供の受け渡しが行われる(誘拐じゃないっての)場所とは結構離れた場所なのですが、ジュラにはちょっとした山があり、自然公園にも指定されています。最高峰でも1700m台と高い山ではないのですが、森に囲まれた風光明媚な地方です。


Aの地点がハイキングの出発地点で、Bが子供受け渡し地点。あまり何の脈絡もないことが分かるでしょうが、まあいつも行くアルプス山系がリヨンから真東~南東部なことと比べると大まかに同じ方向とも言えます(^▽^;)
見ていただいて分かるように、ジュラの山、と言ってもほとんどジュネーブやレマン湖のすぐ近くになります。こじつけもいいとこです・・・そこまでして山に行きたいという。。だって今週日曜まで晴天の予報なのに、日曜昼は友達んちにお昼ご飯に招待されちゃっていてハイキングに行けそうにもないんですよ。よっぽど嘘ついてキャンセルしようかとも思ったけど、そんなことしてるうちに友達ひとりもいなくなりそうなので。。


ところで昨晩、食いしん坊の同僚で山友でもあるS君に別の用事があってメッセージを送った際、「明日ジュラに行くんだけど、サラミとかチーズはいる?」と聞いてみました。
前回も両方買ってくるように頼まれたのです。


S君「サラミ(などの豚肉加工品)50ユーロ分、熟成されたコンテ1,5キロと若いコンテ1,5キロお願いするよ」
さすがのS君Σ(゚Д゚) 大人買いな注文です。この人一人暮らしなのにハイキングの帰りにルブロッションチーズ7個とか買っちゃう人だから、当然の量かもしれません。仕事場の冷蔵庫にもランチ用にチーズの塊がよく保管されています😅


おばあちゃん(元義母)との待ち合わせは3時半。それまでに要領よくハイキング&お買い物&ピクニックとこなせますように・・・
それでは行ってきます\(^_^)/

無風のピクニックエリアを求めてウロウロ

セルス山塊でのスノーシューハイキング。山スキーヤーのご夫婦と途中から一緒に登りました。とりあえずの目的地だった峠で地元の町に駐屯している外国人部隊の山スキー訓練に出くわし、親分格の兵士に教えてもらって風の来ない谷間へとランチ休憩する場所を探しつつ再び歩き始めました。


訓練中の兵士たち。


さて、この奥にしばらく進むと風は完全にシャットアウトされてるんだそうです。


兵士たちのトレ―スがあります。
さらに進むと、ほんとに風はピタリと止んでいます。先ほど立ち止まる事さえ辛かった冷たい突風が嘘のようです。



カモフラ気味ですが見えるでしょうか。左下に二人の兵士が写っています。このように谷を歩き始めてからも何人かにすれ違いました。ひとりで何とか滑れる兵士はひとりっきりで、あまりにスキーが初心者な兵士には先輩兵士が付き添っています。ひっくり返ったあと滑ってなかなか起き上がることのできない兵士に対して先輩が励ましている場面でちょうど横を通りました。「ほら、何をしている。もっと早く、それよりも早く」・・・言葉は厳しいものの、語調は単調でむしろ優しい話し方で腕を引っ張って起き上がるのを助けてやっています。外国人部隊の意外な一面を見たような気がしました。


谷を随分と進んできました。谷の終わりというか、開けた部分に近付きつつあります。これ以上進むとまた風が出てくる可能性も大なので景色もいいこの辺りで大人しく休憩するとするか・・・


ところでこの谷は、昨年7月末に歩いたことがあります。👇

大体同じあたりかと思います。奥はセルス湖。この谷は歩く予定がなかったんですが、山小屋に向かう途中、その時歩いていたコースからそう離れてしまうわけでもないし、山塊名と同じ名前が付いた湖、一体どんな立派な?他と違う??湖なんだろう、と好奇心から寄り道して見に来たのですが、まあよくあるきれいけどフツーの湖でした(^^; 雨も降りだしたので、湖畔までは下りず途中で引き返しました。


👆このくらいまで下りて、早歩きで元来た方向に戻ったのでした。


きりがいいので、そこの台のような地形のところまでは進みたいと思います。


兵士たちのトレースは谷底にではなく、逆に上がっていってこの岸壁の麓ギリギリの辺りをくるーっと回って奥の方に続いています。というか、そっちから先ほどの場所に下りてきたようです。初心者たちの訓練とはいえ、さすが外国人部隊、普通のハイキングコースと同じ簡単なところは通りませんΣ(゚Д゚)


上が兵士たちのトレース。低い辺りをひょろひょろしてるのが(;´▽`A`` わたしのトレースです。


わ~い(*‘∀‘)
ここでご飯だせよ~~


少し前に通った谷のちょうど真ん中らへん辺りに比べると少し風があるのですが、ここら辺の方が景色がずっといいので・・・


氷が薄ーくなって融けかけています。きれい・・・


地図上では谷の真ん中らへんのセルス峠が2574mとなっています。この辺りかなり平らで、どこが正確に峠だったのか地形的によく分かりませんでした(^^; 
夏に来た時には確か行き先案内版があったように思うのですが、雪に埋まってるのかもしれません。そしてこの後湖までは割と急な下りになっています。


なかなか味的にもクリーミーさ具合もおいしいイオンのコーンスープ(日本で購入✨)。


ボーフォールチーズを持って来ました。ちなみにここからそう遠くないエリアでもボーフォールは作られています。作られている範囲が結構広くて、ボーフォータンやヴァノワーズ、タランテーズといったサヴォア県北側のエリアでも作られているし、県の南限にあたるこの辺りでも盛んに作られています。


もう・・・幸せ(≧∇≦)
簡単に幸せになるのが特徴です😅
シンプルなランチを食べた後は、ゆっくりと歩いて戻ります。ここを下りて右に歩いて行くと朝登って来た辺りに合流できるし、そういう山スキーのコースもあるようで地図にもラインが引いてあるのですが、先ほど話をしたフィンランド出身兵士の話では今年はまだ雪がとても多く残っていて雪崩の心配のある部分を通ることになってしまうそうです。遠回りになりますが、今来た道を戻りたいと思います。


岩に携帯を乗せてセルフで撮りました。


その岩の周辺。風で大変なことになってます(;'∀')


深っっ!!
この辺まで戻ってきたら徐々に風が強くなってきました。道理でこんな雪の模様が出来るわけだ(;´Д`)
谷の入り口らへん、先ほど兵士と話した辺りはやはりきつい風が吹き荒れています。ほんの少しの地形の違いでこの変わりよう!


さっきまでのポカポカ陽気に甘やかされたせいか、それとも実際に風が強くなったのか、お昼前に通過した時よりも寒く感じます。今日はいらんだろ、と思っていた強盗グッズの登場です。
さて、このままさっき通った軍事施設へ下りて帰ろう、と思ったのですが何か名残惜しい・・・どっか軽く寄り道するとこないの?とキョロキョロ。


その左上の斜面の切りのいいところまで登ってみることにしました。その先にも少し急だけど変な岩壁とかはないスルリとした斜面があり、先ほどそちらから滑り降りていた兵士たち(多分、まあまあ滑れる人たち)もいたのでした。出来たらそちらから下りてみたいと思います。


谷から戻って来つつ、登ってきたところ。


先ほどは施設の右側のトラックのトレースがある辺りを通って峠に上がりました。もう少し進んでその先の斜面から下りるつもりです。


先ほどと少しでも違う景色が見たい一心・・・


その尖った岩の麓らへんから始まる斜面から軍事施設へと下りられる感じでした。そのさらに先にも別の兵士達数人が下りていた斜面があったのですが、今さっき少し離れた位置から見た感じではちょっと到達するのが難しそうでしたので、一つ目の斜面から下りて言いたいと思っています。


さっき下から見て壁のように立ちはだかっていた山の稜線に並べたことが嬉しい✨そっちまではいけないにしても(^^;


この坂のてっぺんまででいいです。




奥に飛び出ているのはこのエリアで高い山のひとつ、モン・タボール(3178m)とピック・デュ・モン・タボール(3207m)。前者はハイキングで登れるので、7月末に2泊で来た時のメインイベントになりました。頂上からのパノラマもさることながら、山自体、そして周辺の雰囲気が素晴らしかった😻


見上げて。これは登りません😅



ハイ、今日はここまでです(^▽^;)
本日の頂上、2633mということで今から下ります。



最終回に続きます。

フランス外国人部隊の訓練に遭遇(@_@)

お天気に恵まれて日帰りで出掛けたセルス山塊。4月というのに真冬並みに雪が残っていて駐車場からダイレクトにスノーシューで歩き始めることが出来ました。


登ってきた方角を振り返って。
右は特徴的な3つの尖がり、エギーユ・ダルヴ。同じラインの一番左の尖がりは去年秋に登ったエギーユ・ダルジャンチエール(3237m)。このエリアの3000m級でアルピニストでなくても登れるものは少しずつ制覇してきましたが、まだ2、3残っています。この夏・秋のお楽しみということで(^^♪


さて、基地エリアに到着します。


窪んだ地形のところにあるため、少し下りることになります。
その後は奥の峠まで登るつもりです。


基地の周辺には軍隊トラックで除雪というか均されて歩きやすくなってるところがいくつもあります(;´∀`) 助かりますなぁ・・・


グラン・ガリビエ(3228m)がすぐ後ろです。これは去年8月に登りましたが(この裏側、オート=ザルプ県側から)あまりに良かったのでもう一度登りたいと思っている山のひとつです。ちなみに右の白っぽいなだらかなとんがり(西の頂上)の方が高く、左の尖がり(東の頂上)に間違って先に登ってしまい、ふたつの間はクライミングの装備なしでは通れないので一度200mほど下りてから(もちろん「ちっきしょ~~」って悪態付きながら)西の頂上にも登りなおしたというオチ付きでした(^^; コース外のため看板は全くなく、頼みのケルンについて行くと単に「東の頂上行きのケルン」だったという。。


峠に向かうにあたり、軍事施設の建物の間を通ります(;'∀')


普通のシャレーとかに比べるとやはり重厚で質実剛健な感じのする建物群です。


何かのシンボルみたいなイラストが。軍のマークでしょうか。とりあえずトリコロールだし・・・


ここまでずっと先に進んでた旦那さん、さすがにここでは待っててくれました(^▽^;)
奥さんとは歩きながらずっと喋ってたんですが、旦那さんとはここで初めてゆっくり話しました。温厚そうで面白い方で、しかもサングラス外しても男前でしたΣ(゚Д゚) 奥さんもおっとりした面白い方でお似合いのご夫婦でした。60歳近いかと思うんですが、毎週のように山に来られるそうです。夏はハイキング、冬は山スキー。体力もあって素晴らしいです✨


登ってきたところ。


風で雪庇になっているところが何か所もありました。といっても下が崖というわけではないので適当に乗り越えます。


さて、この辺が今日の目的地です。ロシーユ峠、2494m。


わたしはこの辺りでご飯にしようと思うんですけど、どうされますか?とお二人に聞くと「風が強すぎて寒いので、もう少し下りたところで探します。」と、スキー板の滑り止めのテープを外したり既に下りる準備を始めておられました。お二人はこれ以上先に行くつもりがないそうで、ここで往復するとのこと。車で30分くらいの地元の方でわたしがリヨンから日帰り(往復5時間半くらい)というと奥さんの方が「オー、モン・デュ―(マイ・ゴッド)!」を連発していたのが笑えました。いや~よくある事なんですよ😅


さて、ここらでご飯、って言ったみたものの。どこ‥?


モフモフになったところを避けつつ(危ないということもないけどハマると面倒なので)できるだけ風で雪が吹き飛ばされて薄くなってる場所を狙って少し登ってみます。


眼下は・・・


湖ですよ~見えないけど・・・誰かスキーで上歩いてるけど・・・


去年の7月末に2泊3日でこちらの方面に歩きに来ました。今日とは別のコースですが、同じところを通りました👇

角度が違いますが。右側から歩いてきたことになります。


ぼちぼち登ってきたけど・・この辺りで風がmaxに・・・


ビシーッバシーッと突風で雪がまき散らされています。


と、とてもこんなところでご飯食べる気にはなりません。。


景色はいいんだけど・・風止まないかなー・・どうしよ。。戻る?ちょっと湖側に下りてみる?と悩んでいると。。


向かいからひとり、またひとりと大きなザックを背負ったミリタリー服の若者が滑り降りてきました。しかし・・何かがおかしい。何がって、、すごいフラフラ滑ってるんです。そしてかなりの確率でみんな1度2度と転んでいます(*_*)


下りていく先は軍事施設です。


この位置で立ち止まり、下りてくる兵士たちにひとりひとりアドバイスをしたり、転んで起き上がれない兵士を助けたりしているキャプテンみたいな兵士がありました。フランス語がちょっと片言っぽかったんですが、ひょうきんな方でしばらく立ち話をしました。自分はフィンランド出身で、フランス外国人部隊(Région Etrangère)の訓練中だと教えてくれました。彼らは新人で、雪なんて降らない暑い国出身の兵士も多いから、スキー自体初めてってやつも多いんだよ、とのこと。スキー初めての人が重たいザック背負っていきなり山スキー(゚Д゚;)・・・キビシイですね、さすが外国人部隊です。


フィンランド人兵士「ところで君は日本人?」どうして分かったんですか?と聞くと「外国人部隊の親友が日本人なんだよ。君とフランス語のアクセントが似てる」とのことでした。いるんですね、日本人で仏外国人部隊に入隊してる人が(゚д゚)!
行きに通ってきたこの近くのスキー場のある町、ヴァロワールに駐屯している部隊なのでここらの山には詳しいようです。「風が強くてご飯食べるの寒そうなんですよね」と言うと「そこの谷(兵士たちが滑ってきた方向)に入ると、風が全く来ないよ」いいこと教えてもらいました♬
「その谷ずっと進むと、駐車場方面に周回できますよね。そのコースってどうなんですか」と聞くと「雪がまだ多いので雪崩が起きる可能性がある場所がある」とのことなので、ご飯食べるのに良さそうな場所まで進んで、またこっちまで戻って往復にしときましょう・・・貴重な情報、ありがとうございました(*'▽')



次回に続きます。