randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

休日の午後、ドンブ地方をドライブ

たまには山に行かない休日というのもあります、雨も降っていないのに・・・(^^;
午前中はのんびりした後、友達と近場に昼からドライブに行ってきました。


ドンブ地方というのはリヨンから北東、ブール・カン・ブレス(リヨンのお隣の県のひとつ、アン県の県庁所在地)との丁度真ん中に位置する湿地帯で、およそ1100もの大小の沼があるといわれています。エクルヴィス(ザリガニ)やカエル、川魚の練り物であるクネルは名物料理。
ブレス地方という鶏肉で有名な地域とも一部重なっているため、鶏料理も有名です。
酪農も盛んで、これといって有名な伝統的なチーズはないもののバターと生クリームはAOP(ひと昔前まではAOC、保護原産地呼称)に指定されています。国内でAOPバターはノルマンディーのイジニー村のものと合わせてふたつ、クリームはイジニーとポワトゥ=シャラント地方のものと合わせて3つしかありません。ちなみに先述のブレスの鶏肉は国内で唯一、AOP指定されています。


まずはハーフ・ティンバーの古いおうちやレンガの建物が残るドンブ地方の中心の町のひとつ、シャチヨン・シュール・シャラロンヌへ。


古い教会でレンガ造りというのはこのあたりではあまり見かけません。


中は普通です。


町には屋根が付いた広場があります。一度焼失し現在のものは17世紀に建てらました。。中世の昔からこの場所で市場が開かれていました。かなり大きいことから、この町が重要な役割をもった中心的な町であったことがうかがえます。


レストランの壁に描かれた鶏たち。きっと鶏料理がおいしいレストランなんでしょう。
シンプルな筆さばきで仕上げられていますが、よく見ると相当上手いΣ(´∀`)


観光はこの辺で切り上げて、目的のひとつである町はずれにあるお気に入りのブティックへ向かいます。


観光エリアを出て普通の住宅街に入っているのにどんどん進んで行くわたしに驚く友達。だって何回も来てるもん~(^^;
このお店では地元の農家の商品が色々買えます。しかも明るくておしゃれなレイアウトで買い物もしやすいのです。



ジャムやらテリーヌやらお菓子やら保存のきくものは壁の棚に。


肉や肉加工品に野菜たち。


チーズコーナーにはシェーヴル(山羊乳)チーズが豊富。ただ冬の間は山羊はあまりミルクを出さないため、小規模な生産者のところでは牛乳と混ぜて半々でチーズ造りするところも多いです。その結果、酸味が少ないチーズになります。わたしはシェーヴル好きなのでシェーヴル100%のものばかり買いました。有機の一番小さなものでひとつ78サンチーム(100円以下)という安さです。ハート形の可愛いものもあります。
・・・これ書いていて、今ふと気が付いた・・・
バターと生クリーム買うん忘れた
乳製品中心に売ってるチーズ農協とか農家とかに行ったら絶対忘れないんですが・・・肉や野菜やに気を取られてうっかり大事なことを忘れました(T_T)


スター商品といえばやはり。。

ブレスの鶏。惚れ惚れする立派さです。
ただお値段も立派なのでわたしは今回は遠慮しましたが友達はプーラードと呼ばれる鶏の中でも大きいやつ(最低1,8キロ、5ヵ月間以上育てられたもの)を大人買いしてました ( ゚Д゚)


わたしの買ったものといえば、チーズに肉加工品、野菜に果物・・全部合わせても太った鶏一羽分にも及びません。


あ、これも買いました。クリームのガレットと書かれていますが、別名ガレット・ブレサンヌ(ブレス風ガレット)。ブリオッシュ生地を薄ーく伸ばしたものに、ブレス産の生クリームと砂糖をたっぷり乗せて石窯で焼いたもの。この地方のパン屋やお菓子屋にはよく売っていますが、ここのは衝撃のおいしさなので毎回買います。ただここで焼いているわけではなく、どこかから持ってきて売ってるので、いつかその焼いてる場所に買いに行かねばと思っています。
ただし6~8人用って書いてあるけど、うちに持って帰って子供たちと3人で1回で食べました(;´Д`)



シャチヨンの町を出て沼地の間をドライブします。日が暮れるのが超早いので、ちょうど夕暮れ時に差し掛かりとてもきれいでした。



山には行かなかったけどそれなりに充実した休日でした。
年末で人と集まったりする機会も増えるけど、あと1,2回今年中に山に行けるといいなと思っています。