フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

事故以来、初めて自分の足で山小屋へ

10月末の一家3人でのお出かけ記です。
春に、山歩き中の事故で両足首を骨折して以来何度か山小屋やシャレーには泊まっていますがいずれも車で行ける場所でした。今回の宿泊先は満を持して、自分で登らないと泊まれない山小屋を予約しました。


ハイキング中の写真のように見えるでしょうが、これはまだ道路から。峠道路ではないものの、標高1900mほどまで車で行くことが出来ます。


カラマツが期待通り、見事に色づいています。
今から向かう山小屋には2年前に子供たちと2泊で来ています。アクセスが簡単だったので、今の状態のわたしの足でも登れそう、と思って予約しました。


道路の標高が高くなるにつれしっかりと色付いているようです。


最終駐車場のひとつ手前に車を停めます。本当なら奥の建物(軽食レストラン)のある右に大きな駐車場があるのですが、出来るだけ体力(というか足首力😅)を保存しておきたいので道路に1台分だけ空いていた場所に頑張って縦列してもらいました。


いくつかのハイキングコースの出発地点となるこの駐車場の標高は1857m。山小屋は2115mなので260mほどの高低差で50分と看板にはありますが、前回は30分くらいで登ったように記憶しています。


ハイキング用のポールでバランスをとりながらよいしょよいしょと歩きます。ジープみたいな車なら走れる林道です。ただし、山小屋の人やこの先にシャレーを持っている人以外は通行禁止になっています。
少し後ろを歩きつつ見守る次男。


この2週間前にヴァノワーズ国立公園で少し歩いたときは普通の杖しか持って行っていなかったのでそれを使って歩きましたが、翌日、理学療法士さんに話すと「山道だったらあなたが普段使ってる山歩き用のポールでいいんじゃない?」と言われたので、今回初めて持って来ました。なんか嬉しい(*^^*)


カラマツや遠くの冠雪したお山の景色に感動して子供たちも写真を撮っていました。


さすがにリハビリ中のわたしには初めての長い距離なので、特に疲れたとか足首が腫れたとかではないけれど、後で痛くなって明日下りられなくなったら困るので😅あえて2度、数分間の休憩を入れました。


あ~っ、見覚えのある十字架(^^♪
これがあったらもうすぐだったはず!


興奮して子供たちを抜かしてしまいました(≧∇≦)
「何しとる!早く~」
「はいはい(;^_^A」


リクゥ山小屋に到着です。休憩込みで55分間でした。嬉しいことに特に足首が痛いこともありません。実は昨日の晩は心配でなかなか寝付けなかったのでした。
でも、その時痛くなくても夜になって痛くなったこともあるのでまだ気が抜けませんが…


山小屋の近くから見える景色。


左の大きな建物が山小屋の母屋です。わたし達は素泊まりするので右側の「冬の小屋」と書かれた小さな小屋を使います。


前が工事中らしくて、地べたがガタガタ。ちっちゃなシャベルカーが出されたままになっていました。夜にトイレ(屋外)に行く時、転ばないようにしなきゃ💦


テラス席の椅子にしばらく座って景色を眺めながら休憩した後は母屋にいる管理人さんに挨拶し、小屋に案内してもらいます。


入り口。薪がいっぱいあります(^^♪
雪深い地方では薪は高い位置にストックされていることが大半です。
電話で前日に予約した時にも聞いていましたが、今晩はわたし達だけだそうです(^^♪
対して、母屋の方のお客さん(食事を頼む人たち)は数人いる模様でした。



次回に続きます。
お付き合いいただいてありがとうございました。

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