フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪の山小屋でクリスマスの朝

クリスマスに子供たちと出掛けた南仏ケラ地方へのハイキング旅行。
標高2500mの地点にあるラ・ブランシュ山小屋に2泊しました。


朝7時半ちょっと前に外に出てみました。朝食は7時半から8時半なのでまだ誰も食堂には来ていませんでした。


山の稜線部分に雪煙が上がっているのが分かるでしょうか。夜中から風の音がごうごうと響いていました。
気温はマイナス7度とシーズンにしては特別低くありませんが(昨冬来た時は朝はマイナス10度ほどだった)時おり強い風が吹くのでもっと寒く感じられます。


ワンちゃんが足元に寄ってきました。宿泊客の方が連れてきた犬で、とても人懐っこいのです。


奥にある標高3000mちょっとの山頂がほんのりと色付いてきました。


朝ご飯の準備はまだ全部整っていなかったけど、飲み物は出ていたのでコーヒーをもらって来ています。ちなみに自分のマグカップ使用(^^;) 朝食用のカフェオレボウルは外に持って出にくいので💦
まだ空の色が変ってくるまで少しありそうです。風が強くてあまりに寒いので小屋内に避難します。


薪ストーブ前の特等席で暖を取ったのち、コーヒー2杯目を入れてまた外に出ました。
真冬以外の季節だと、朝1時間くらいはじっと外で空を見ていることが多いのですが、マイナスの気温に突風は厳し過ぎます(;´Д`)


わ~✨✨
きれい(≧∇≦)
小屋の入り口周辺は雪かきされていますが、遠くの山がよりよく見える、小屋から少し離れた所までズボズボなりつつ歩いてきました。たったこれだけの距離にスノーシュー付けるのは面倒で💧


幸せ・・・
最高のコーヒーです。


ワンちゃんもついて来ています。きれいな空を楽しんでいるみたいです。
かなり冷えたのでまた急いで小屋に戻ります。


窓からまだピンク色の空が見えます。


朝ご飯の準備が出来ています。中央のテーブルにはブリオッシュやビスコット(固いグリルパン)、オレンジジュース、コーヒー、ミルク。ココアや紅茶もできるよう熱湯も置いてあります。シリアルとフロマージュ・ブラン(固いヨーグルトみたいな感じ)。
それとは別にテーブル席にはスライスしたパン、バター、手作りジャム数種類が置いてありました。子供たちはまだ寝ていて宿泊客の方たちと一緒に食べたので、ついテーブルの写真を撮り忘れました。


一緒に朝食を食べたうち一人は女性山スキーヤーさん。前日の晩ごはんの時に自分の怪我の体験談をしてくれた向かいに座っていた男性のお友達です。朝食後に「あなた山スキーやってみない?」と言ってくれました。


スキー板と靴を貸してもらいました。靴のサイズがほとんど同じだったのです。
立て掛けてあるのは男性の方のスキー板で、ピンクのシールみたいなのが貼ってありますが、これは取り外しできるもので、これを付けることによって雪の上でも滑らずに登ることが出来ます。


山小屋の回りは緩やかな丘のような地形になっています。その中でも傾斜の特に少ないところで練習させてもらいました。


カッコいい・・・
山スキーの板は普通のスキーの板よりも細めで、だいぶ軽いです。靴も最も軽いもののひとつだとおっしゃってました。


お二人がそろそろ出発するというのでスキー板と靴を返します(;・∀・)
ありがとうございました💖お気を付けて~~



次回に続きます。
お付き合いいただいてありがとうございます。

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