火山の国・オーヴェルニュ地方へ(その2)
昨日今日と仕事が休みだったので既にクリスマス休暇に入っている子供たちとフランス中央部オーヴェルニュ地方に行ってきました。その1ではハイキングコースから歩き始めたところまで書きました。
このフランスの真ん中の辺りはマシフ・ソントラル(中央山塊)と呼ばれる広大な火山地帯となっています。昨日歩いたのは中でも自然保護地区に指定されているところでした。
歩きなれたアルプス山系の山と違い、穏やかで広大な丘陵地といった感じです。
一度森を出ると枯れていない植物はほとんどありませんでしたがヒースの花はあちこちに残っていました。
今日はへっぽこアルピ二スタさん達の用語でいうところの浮かれポンチ系です。
なにせ息子たちが「今年はもう山登りはおしまい」宣言をした10月最後のヴェルコール山塊以来、すでに2回目の山です(^^; 「これは山ではない。丘である」と言い張るためにはキツイ登りがあってはいけません。オーヴェルニュの山は理想的ななだらかさです。
まだ登り始めて1時間半ですが、出発が11時でもうお腹が空いてきたので山頂ではないけどお昼ご飯にします。少し風が強かったので風よけになる岩のそばで休憩。
標高差は1000m以下となだらかなものの、19キロと結構長いコースなのであまりゆっくりしていられません。食べ終わるとさっさと歩き始めます。しかも1年で一番日が短い12月後半。17時には暗くなるのでそれまでに駐車場に戻るのが理想です。
「これは丘である」という言い訳が通用しなくなりつつある景色になってきました😅
峠に到着。ここから少し急になります。
わくわくするところも通ります。
振り返った景色
最後は階段になってました。珍しい・・・こんな山頂は初めてです。
周辺の山について、火山についての説明がありました。
さて、日が暮れるのが早いので山頂にも長くは滞在できません。速足で帰りを急ぎます。
次男、凍った川で転倒、みたいな写真ですがズルズル滑って遊んでます。
お兄ちゃん「もうええ加減にしとけや。ほんまにこけるで」
で、当然雪のところでも遊んで停滞する・・・
めっちゃ凍ってます
帰りは森ゾーンが長くて1時間半ほど歩きます。行きは30分ほどで森を抜けれたのですが。下に見えるのはスキー場として有名なモン・ドール(Mont-Dore)の町。
急ぎ足で下りてきたので夕方4時半に駐車場に着くことができました。
駐車場の前には結構立派なレストランがあります。一応営業中でしたがスキー場自体雪がなくて閉まっているし町からは遠いのでお客さんはあまり来なさそうです。
さて、予約している民宿へと急ぎます。
いかにも見た目からして火山って山がいくつも見えて景色も楽しいです。
日が落ちてきて草原が燃えるように赤く照らされます。
地元チーズ、サン・ネクテールの看板。朝2個買ったしもういいです(^^;)
えーと、この道をどんどん進む・・・グーグルマップのおかげでわけの分からないところにある民宿やらワイン農家やらに昔より簡単に行くことが出来るようになりました。ハイキングの出発地点もです。しかし、過信はいけません。してやられた、ってことも何度もあります。前日の晩に予約した際、民宿のマダムに口頭で行き方も聞いておいたので万全です。
夕方5時過ぎ。民宿に到着~
毎回のことですが、行先を決めたもの宿泊先を決めたのも前日夕方。シーズンオフで開いてる民宿も少なくて3つ目に電話を掛けたところにしたのですが、ここがとっても素敵でした💖
また遅くなってしまったので続きはまた明日以降に書きます。うちに帰って荷物もまだ解いてないし(;´Д`)