フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

山小屋で出会った山スキーヤーさんに再会

クリスマス雪山ハイキング合宿から中2日で再び出掛けた南仏お山地方。
1年前にこの地方に初遠征した時に泊まったのと同じ民宿を予約しました。


朝ご飯。パンやタルト、パネットーネやシリアル、ビスケット、オレンジジュース、コーヒーや紅茶、ココア、バターにジャムなどが民宿にありました。
リンゴジュースとヨーグルトは昨日、最寄りの町にある道の駅で買い求めたものです。


この日は元々はここら辺でまた軽くスノーシューハイキング、買い物などしつつゆっくりドライブして帰るつもりでした。
出発の前夜、クリスマスに泊まった山小屋で出会って連絡先を交換していた山スキーヤーさんがメッセージを送ってきました。別れ際にいつかスキー教えてあげるよ、と言ってたんですが本気だったみたいですΣ(´∀`;)
特にどのコースを歩きたい、とかあったわけじゃないのでお言葉に甘えることにしました。


とっても居心地の良い民宿なので朝は思いっきりダラダラしたかったんですが、9時半に山スキーヤーさんちにお邪魔することになったので8時過ぎに出ました。
ここから1時間くらいかかる地方なのですが、方角的にはちょうど帰り道になります。


この日の最低気温はマイナス8度。車のガラスが綺麗な模様(^-^;になっています。
フロントガラス(左)とドアガラス(右)💦💦


車内に置いてあったペットボトルは当然凍ってます・・・


ダラダラできなかったかわりに、きれいな空の色を見られたから良しとしよう・・・


初めは谷底のあまり面白くない道でしたが、後半は高度が上がって絶景ルート✨
「ぼく、眠たーい。運転できなーい」ってウトウトしてた高校生仮免ドライバーの次男。この景色を見て「母ちゃん。運転代わって!」(;^_^A


つい先日も湖畔で朝ご飯ピクニックしたばかりのセール・ポンソン湖を高いところから。この後、どんどん下りていきます。


間もなく、GPSに入れていた山スキーヤーさんのおうちに到着です。指示されるまま車を停めました。
お、ガレージに山男らしくディフェンダー(SUVの車)が覗いています。


中は、おうちというよりか何かの修理工場のようです(・・;)


アトリエスペースと事務所っぽいスペースがあり、そして階下が住居スペースのようです。「自分で作った」家だそうです💦フランスは、特に田舎ではそういう人珍しくないので驚きませんが、素敵なおうちです。まだ出来上がってないそうですが、住むのには困らない感じです。


山スキーヤーさんは自転車も趣味だって言ってたな・・・


ひゃ~、いっぱいありますΣ(゚Д゚)
山スキーヤーさん(Oさんとしておきます)は大会にも出るくらいのレベルなんですが、それに加えてスキーのインストラクターの資格を取ってる最中だそう。スキーが生活の中心なんでしょうね。


「どう?きつくない?」


靴をスキー板に合わせてくれています。


Oさんと中学生の息子さんは午後からスキーのトレーニングがあるので昼までしか時間がありません。コーヒーとか飲む?って言われたけどそんな時間ない(^-^;
ここから一番近いスキーができるところへ急いで向かいます。


次男の運転でお二人の車(残念ながらディフェンダーはお留守番で普通の車)を追いかけます。地元の人っぽい激しい運転です:(;゙゚''ω゚''):ついていくのが大変でした💦


15分ほどで到着。でも普通にのんびり運転してたら30分近くかかったかも😅


Oさんと息子さんと次男。
スキーの裏に貼っているピンクのシールは滑り止めです。これを付けて登りは歩きます。


普通のスキーもろくに出来ないのに山スキーを習うとはいかに・・・( ̄▽ ̄;)
でも前回、山小屋前でOさんの友達の女性に試させてもらったときに分かったのですが、スキーだと上りも下りも滑らせて進むので足首への衝撃が少ないのです。
しかも、スキー靴って足首を完全にガードしてくれているので(ほとんどギブスみたいなもの)、普通の靴と違って捻ったり絶対にしません。Oさんも、若い頃に足首を骨折したときは歩くのはまだ痛い時でもスキーと自転車は普通に出来ていたそうです。



次回に続きます。次が最終回になるように上手くまとめたいと思います(^^;)
お付き合いいただいてありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する