フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪山の日の出を求めて早朝ドライブ

しばらくバタバタしていてPCやスマホとしっかり向き合うまとまった時間が取りにくいので、少し予約投稿しますがコメント頂いた場合お返事しにくいのでコメント欄はしばらく閉じさせていただきます。


1か月半も前のお話で恐縮です。骨折後初めてひとりで南仏方面のお山地方に1泊でお出かけした2日目の朝、どこか朝日(というか朝の空)を見られるところはないかと前夜から考えていました。民宿の方にも聞いてみたけれど、ここらは谷の底になるので近くにこれと言ったヴューポイントはない、それどころか日向になるのは9時10時だと言います💧


ここからだと、フランスで2番目に標高の高いアニエル峠道路(2748m)が30分もかかりません。もちろん今の時期は閉鎖期間ですが、そこそこの標高までは除雪されているようだし、広々とした谷なので空が奥までしっかり見えそうです。


アニエル峠方面に出掛けることにして7時前に民宿を出ました。ただし朝ご飯には戻ってきます(^▽^;)
案の定フロントガラスがガチガチに凍ってますが、普通よりも分厚くて手強い(;´Д`)えらい力入れてゴシゴシして、リアガラスも最低限ゴシゴシして・・ってやってると10分くらいかかってしまいました💦


エンジン掛けても寒すぎるせいか、いつまで経ってもカーナビの画面が現れません。
まあ道は分かるしスマホもあるから大丈夫だけど・・・可哀そうなデミたん。


名前は全然分からないけれど右手にちょっと立派なお山。山肌が既に朝の色です。やっべ~、間に合うのかよ?ちょっと焦りますが、スリップしても怖いのでゆっくり目に走ります。


先日クリスマス山小屋泊遠征に行く時にも通ったモリヌ・アン・ケラの村。
ここで道が分かれるのですが、うっかり違う方に進んでしまい少し先(小さなスキー場になっています)でUターンしたため、またタイムロス(-_-;)


最終集落のフォンジラルドの村を抜けます。


い、急げ~~:(;゙゚''ω゚''):


進入禁止の看板が。
どうやらここで除雪が終わっているようです。


それでも少し進み、広く除雪されている駐車場らしきところに停まります。
期待通りの空のグラデーション💕
左手に橋が見えますが、この地点は「ラリアン橋(Pont de Lariane)と呼ばれ、標高2024m。山スキーやスノーシューのいくつかのハイキングコースの出発地点になっているようです。


もちろんデミたんの写真を撮っておきます。


しかしボディをよく見ると激しく塩カルで汚れています、やっぱり。可哀そうに・・・


少し戻ったところでも撮影ゾーン( ̄▽ ̄;)があったので可愛いデミたんをまた激写。


美しい空の色を眺めながら民宿まで20分ちょっと運転しました。
しかし12月初めだというのになんちゅう雪深さでしょうか。。


通下道路を下り、人里まで戻ってきました(^^;)
これは比較的大きいヴィル・ヴィエイユの町。町はずれのロータリーにはいつも寄る道の駅があります。


民宿のある村、エギーユ。左が今回のお宿にしたカフェ兼民宿です。素泊まりで約3000円と周辺では一番安いようでした。


民宿前はパン屋さんになっています。あれ、珍しいメルセデスのピックアップが(@_@)ナンバーを見る限り地元の人のようです。質素な地方なのに意外・・(偏見)。


素泊まりなので朝ご飯は持って来たもの、というか昨日買った地元の食材です。お湯だけ頂きました。奥のパンは栗の粉主体のほのかに甘味が感じられるパンです。


ジャムはカシスとルバーブという酸っぱいコンビでお気に入り。道の駅で買えます。
ひとりの朝ご飯だし小さな瓶のを買おうかと思ったのですが、どうせ持って帰ってうちで食べるので、大きな瓶にしておきました😅


朝からチーズ食べ過ぎという疑惑(^▽^;)
昨晩一緒にご飯を食べたご夫婦が食堂に降りてきたので、同じテーブルに座ってもらっておしゃべりしました。
わたしは素泊まりで夜も朝も自炊だったけど、お二人は「晩ご飯もとてもおいしかったし、朝からパンの他にクレープも焼いてくれるし」とおっしゃってました。



次に続きます。次を最終回に出来るか、あと2回になるか分かりませんが・・・
お付き合いくださってありがとうございました。

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