randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

火山の国・オーヴェルニュ地方へ(その4・最終回)

子供たちと1泊2日のオーヴェルニュ地方への旅行、素敵な民宿を後にして2日目の行程に入ります。


民宿の近くで飼われていたサレース種の牛。オーヴェルニュの特産です。角が立派で比較的体の大きい牛です。


まずは、昨日の夕食のときに出てきた地元の白ワインと赤ワインを買える店を民宿の方に教えてもらったのでそれを買いに行きました。


これはうちに帰ってアパートの地下駐車場で車から荷物を下した時に撮ったものですが、白3本、赤5本買いました。安かったのでもっと買ってもよかったんですが、うちに死ぬほどワインあって(たぶん200本くらい😅)飲みきれずに焦っているのでこれ以上買うのはアホかと思い常識内の範囲に収めておきました。右の包みは1日目の朝に農家で買ったサン・ネクテール(チーズ)ふたつ。


オーヴェルニュ地方は山岳地帯のはずなんですが、実際に走ってみると果てしなく広い草原が広がっているだけで、アルプスやエクランのように高い山が周りにそびえてる、などということはありません。時折緩やかな勾配の丘のような山が現れます。
普段全く見慣れない光景にドキドキわくわくします(*‘∀‘)


今日の目的のひとつは洞窟見学です。民宿は1000mちょいの標高。ワインを買ったのは1200mくらいの標高。洞窟に向かって少しずつ道路は下り気味になります。
すると目の前にすごい雲海が現れました。


丁度車を停められるスペースがあったので下りてみました。子供たちも携帯で写真を撮っています。


すぐ後ろはこんな感じ。
見てると今すぐにでも登りたくなります^_^;


ふたたび車に乗り込んで洞窟のある村へ向かいます。12月中は午前中は11時~12時、午後は14時~17時という営業時間なので11時をあまり過ぎるとまずいので急ぎます。


雲海きれい~とか喜んでいたものの、今度は自分たちが思いっきりその中へ。その後雲の上に戻ることはありませんでした(~_~;)


11時すぎ、洞窟に到着。この洞窟くらいのレベルの観光地は冬に閉まってる可能性も高いのでネットで確かめたら、11月~12月半ばは閉まっていたものの、クリスマスバカンスの期間15日ほどは開いてるとのことなので安心して来たわけです。
早速入ろうと思ったら、ガイド付き案内しかやっておらず、その案内は11時半に始まるとのこと。11時半まで待ってください、と・・・でもそれって11時に開ける意味ないんじゃ??
と軽く吠えてみたものの、仕方ないので案内開始まで大人しく待機します。結局11時半開始の案内にはわたし達を合わせて全部で9人が集まりました。


ワクワクします~(≧∇≦)


携帯のライトで照らしながら中に入る子供たち。



ここの洞窟の面白いのは、ローマ人たちのお風呂屋さん?だったこと。
火山活動により、お湯は常に暖かかったのをさらに温めてお風呂として利用していたそう。水に傷を癒す効用があったため、怪我をした兵士も多く訪れたということです。


暑いお湯につかった後は、こちらの水風呂で肌を引き締めた、とガイドのお姉さんは説明していました。ぶるぶる、寒そう(;´Д`)


45分ほどとそう長くはありませんでしたが、洞窟でお風呂という珍しい遺跡を見学できてよかったです。
お昼は以前に2度来たことのあるこの近くのレストランを予約したのですが、13時に予約しているのでちょっと時間があります。
洞窟からすぐのところにある有名なサン・ネクテールの教会に行ってみることにしました。


オーヴェルニュ式ロマネスク様式。12世紀に建てられました。
この地方にはロマネスク様式の教会がたくさんあります。


半円形のアーチが典型的なロマネスク様式です。


クリスマスが近いのでクレーシュ(キリスト誕生の場面を再現したもの)が飾られていました。


先ほどの晴天が信じられないような濃霧の中、レストランに向かって車を走らせます。


レストランのある村に到着。4~5年前に2度来たことがあります。
レストラン以外には店の1軒もない小さな地味な村です。


何ともいえない地味な店構えですが、ここがまた人気あるんです。本当は前日(日曜)のお昼を予約したかったのですが、満席。。仕方ないので1日目と2日目の予定を入れ替え、2日目のお昼を予約しました。


前菜は3人とも軽く燻製した鴨ロースの乗ったサラダを注文したのでどっさり3人分が大皿に盛られてやってきました。
ワインはコット・ドーヴェルニュをグラスで。昨日飲んだ赤とは違い、たぶん品種はガメーだったと思います。


メインには鴨の自家製コンフィ(脂煮)。下にジャガイモがこれでもかっていうほど詰まってます。
そして、オーヴェルニュの名物料理、トリュファード。ジャガイモとラルドン(ベーコンみたいなもの)に、若い地元チーズを足して溶かしたもの。サヴォア料理のタルティフィレットに似てます。
あまりに量が多すぎて両方少しずつ残しました・・・もったいない・・・


チーズは地元のものばかり。サン・ネクテール、思いっきり熟成されたカンタル、そして青カビ系はブルー・ドーヴェルニュ。こんなにとろとろになってるのは見たことがありません。
デザートは普通にイル・フロッタント(カスタードソースにメレンゲを浮かせたもの)。それにエスプレッソで至福のときを終えました。子供たちにも大好評でした。


常に濃霧の中です。レストランから車で25分ほどのところ、帰り道からそう離れていない場所に「フランスで最も美しい村」のひとつがあるので寄ってみたいと思います。


城壁の一部、門が残っています。


ここの教会もロマネスク様式です。


牢獄付きのお城がありましたが、冬季休業中でした。


12月後半なのにまだ葡萄だらけです。


村役場の看板もかわいい~情緒ある村の雰囲気を壊さないように街並みにマッチしたものが作られたのでしょう。


村役場のある建物。


小さな村で店もお城も閉まってるしあっという間に見学おしまい(-_-;)
この後もうひとつ周辺の「最も美しい村」に行こうかと思っていたのですが、テンションを下げるこの曇り空。夕方は帰り道渋滞する場所もあるし、ゆっくりと帰途につくことにしました。



帰りに休憩したサーヴィスエリア。雪が降ってます。


サービスエリアにもちゃっかりオーヴェルニュのチーズが売っていました。


そしてサラミ類にサラミ収納木箱にサラミを切る専用の台。高速道路のわりにコアな商品が売っています。。
サラミ切り台はちょっと欲しくなりましたが見なかったことにして帰りを急ぎました。


帰りは案の定少し渋滞に巻き込まれましたが、19時前に帰ることができました。


帰り道は天気が悪く雪が降りましたが、わたしたちが歩いたところにも晩から翌日にかけて雪が降ったみたいです。


雪があるとないとで全く違った景色です。
今度はスノーシューで歩いてみたいです(^^♪


オーヴェルニュ旅行、4回に分けて書きましたが全部読んでくださった方、ありがとうございます。















  

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