フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

子供たち山スキーデビュー

フランスの学校には2月休み(冬休み)が2週間あり、スキー場や道が混み過ぎないようゾーン(地方)ごとに少しずつずらされています。


先週末からみよん地方もこのバカンスに入り、リハビリスキーコーチのOさんからのお誘いで南仏お山地方まで子供たちとやって来ました。


スキー板や靴は前夜にOさんが揃えておいてくれましたが、山スキーの登りに必要な滑り止めシールを前もって貼っておきます。
逆毛になっていて、これを付けると雪の上でスキー板が滑らないのです。


スキー合宿らしく(;^_^A、朝7時半に出ました。
この日の天気予報は晴天と出ていましたが、そういう日でも朝のうちはいくらか雲がかかっていることが多いみたいです。


計4名、スキー板4組とストックで満員御礼の車内💦


到着したのはこの地方では最も大きなスキー場であるオーシエールです。
スキー場なので標高の高いところまで車で来れるし、普通のスキー客はまず来ない自然ゾーンにも簡単にアクセスでき、わたしも既にOさんに3回ほど連れてきてもらっています。


登り始め。夏のハイキングコースみたいなところを登っていきます。
前回来たのは2週間くらい前だったでしょうか。その時は前日に積雪があったところでしたが、その後全く降っていないらしく、ところどころ地面が露出してきています。
ゲレンデの標高の低い辺りには人工雪が撒かれていますが、この辺りは自然のままになっているのです。


中央に写っているのはOさんと次男。
長男は歩くのが遅いわたしに合わせてくれています。


ちなみに次男は年末、Oさんと知り合ってすぐの頃、Oさんと息子さんに一度山スキーの基本を教えてもらっていますが長男はスキー場のゲレンデ以外のスキー(というかスキー板で登ること)は初めてです。


途中、シャレーのいくつか立ち並ぶ集落を通過します。
日陰とはいえ、登っていると暑くなってきて上着を脱ぐ長男。
Oさんは次男のスキー板の留め具を確認してくれています。


良い景色とお天気にご機嫌の子供たち。
駐車場自体の標高が1800mあるのであっという間に2000mほどの地点まで来られました。


以前Oさんと来た時はもっと上までスキーで登ったのですが、この日の2日前にステロイド注射を打ってもらったばかり。お医者さんに2、3日はあまり運動をしないようにと言われています。
そのことは前日、Oさんに話してあったのですがいざ登っていると、ステロイドのおかげなのかどうか、足首の調子がいつもよりいいのです。


「どうしようかな・・・わたしも上までみんなと行こうかな」とOさんに言うと「今日はやめといたほうがいいやろ」という鬼コーチにしては意外な返事Σ(´∀`;)


Oさん「僕らを待つのにいい場所があるからこっち来なさい。若いの。君らはちょっと待っていて」と進んでいくOさん。


なになに?ワクワクしてついていきます。


「見てみ。小屋があるやろ。個人所有の小屋だから鍵は閉まってるけど、前に座るとこあると思うから雪の上よりはましやろ」
わ~い(≧∇≦)素敵✨


Oさんに頼んで撮ってもらった貴重な1枚(^^;)


Oさんとお別れして小屋まで下りてきました。
写真の右端に写っているのは小屋の屋根です。


なるほど、ベンチじゃなくてハシゴだけど( ̄▽ ̄;)座れます。
ちなみに椅子は真ん中に穴空いてて座るのはかなり難しかったです💦


Oさんと一緒のときはなかなか出来ないセルフィーもし放題(≧∇≦)
お天気もいいし日差しが暖かくてポカポカしてきてとっても気持ちがいいです♬



2日目後半に続きます。
お付き合いいただいてありがとうございました。

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