あけましておめでとうハイキング(その3・最終回)
元旦からひとりハイキングに出掛けてしまいました…雪が少ないのをいいことに2800m台の山頂に登った後は湖を経由しつつ周回します。
その2では一つ目の湖、レメイ湖に到着したところまで書きました。
地図で見る限り複数の湖から成り立つレメイ湖。しかし一番大きなメインの湖以外の小さなものは形も見えません。
振り返った景色。
水面をズーム
風が作った雪の彫刻も面白いです。人が歩いた跡がないので色んなものがそのままの形で残っています。
そういえば、今ふと気づいたのですが「その1」の初めに「元旦から迷子になりたくないから今日は地図に載っている案内表示板のあるコースを歩く」みたいなこと書きましたが、「その1」の「パ・ド・ラ・ミーヌ」以降、コース外でした(^^; 地図にも道が載ってなければ案内表示板もないという・・でもまあ道は踏み均されたところが多かったし、ケルンにも助けられたからそんな印象はありませんでした。
湖から朝通ったところまで登ります。
行きに通った分岐点が見えてきました。地図上のコースに戻ってきたことになります。ここから左手のブルフィエ湖行きの稜線を下ります。
ここを歩いて行きます。
湖に向かってだいぶ下りてきました。
こ、これは・・・
マ、マンボウ・・・??
マンボウ湖、もといブルフィエ湖の畔。背後にはさっき通過したプチ・タイユフェール。
湖の表面。
歩けるかちょっと試してみます。
割と滑ったんでもういいです(~_~;)
先ほどの谷に囲まれたレメイ湖と比べてこちらは少しは窪んだ場所にあるももの結構日がさんさんと当たるので、表面が一部融けかかっています。
それ以前に標高もレメイ湖は2500mくらい、こちらは2115mとだいぶ低いですしね。
湖の畔に小さな小屋がありましたが残念ながら閉まっていました。
湖から流れ出る小さな川は凍っています。
湖まで下りちゃった分、また登ります。
お日様も低いしなんだか朝、頂上に向かって登っているような錯覚を覚えました(^▽^;)
朝通った壊れた行先案内板のところまで戻ってきました。
後は朝来た道をどんどん下りるだけです。
シャルトルーズ山塊が美しいです。
ヤマツツジだらけです。初夏に来てみたいものです。
駐車場まであと30分弱というときにまさかのアイゼン再登場( ゚Д゚)
上りより下りのほうが滑りやすく2度ほどバランスを崩して転びかけたので、面倒がらずに出してきました。
夕方4時過ぎ。日はだいぶ傾いているものの、少しずつ日が長くなりつつあるのを実感します。
4時半。駐車場(ってか路肩ですが💦3台くらい停められる)に到着。
登山口のすぐ隣には、かつてここで雪崩に飲まれて殉職した3人の軍人の慰霊碑がありました。朝は真っ暗で見えてなかった・・・
ハイキングの帰りに夕焼けの山道を運転する・・・大好きなことのひとつです。
山道が始まる村、アルプ・デュ・グラン・セールはスキー場ですが今のところ雪が全くありません。雪不足はフランス中。開いているのはごくごく一部の3000m以上くらいにゲレンデを持つスキー場のみです。
帰りの高速もリヨン市内も渋滞・・・前の車、どこのスキー場行ってたんでしょうか。
1年の始まりを山で過ごせて満足この上ない1日でした。
全部読んでくださった方、ありがとうございます