randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

雪がなかなか融けない山塊、ベルドンヌへ(最終回)

谷の部分だけで3時間半以上かけてやっとこさ登ったペルチュイ峠(2365m)。
この谷の3分の1くらい登ったところから右手に別の坂があり、本来そこから山小屋へ行くつもりだったのですが急だわ雪は多いわで無理っぽかったので、とりあえずそのまま谷の一番上(峠)まで登ったわけです。それも後の方はさり気にどんどん急になってきてかなり大変でした。車のトランクに入っていたので何気なく持ってきたピッケル、超必需品でした。なかったら途中で引き返してたでしょう。
上からも山小屋へはアクセスできなさそうなので谷を下りつつ、何とかなりそうなところはないかもう一度しっかり見てみたいと思います。


あぁ~~ブルーです。なんでこんなとこ登ってきてしまったんだ・・・
下り始めてすぐ気づいたことには、太陽が当たり気温も上がってきて雪がシャリシャリになってきたため、お昼前に上ったときのようにアイゼンが雪に引っかからない(◎_◎;)


峠からおそらく100mくらい下りるまでが特に急で、ゆっくりジグザグに下りましたがほんとに怖くて神経すり減らしました。あまりに足元に集中していたので写真撮ってる余裕はナシでした。


これこれ、山小屋へのアクセスの問題の坂。これは峠の辺りからズームで撮ったものです。どこをどう通れるのか考えるために目を皿のようにして見つめます。
急こう配の坂を上るとなだらかな上り(雪で真っ白の平たい部分)で、その奥(黒い岩壁に隠れてるずっと左側)に山小屋はあるようです。


谷の一番急なところはクリアしなんとか怖くないところまで下りてきました。
さて、問題の坂に近付いてみます。朝に見たのと当然変わらないこの急こう配…(・_・;)


う~~ん、上から見てたぶんには登れるとすれば多分この辺りっぽいのですが実際に見上げてみるとかなり厳しいです。そして気温が上がった分、雪は朝よりも状態が悪くなっています。


う~~~ん、無理だ無理だ。


てっぺんの辺りを眺めてみます。近くて遠い・・・
この右の雪が融けているこんもりした部分、もっと下までこんもりしてて全体に雪が少なめで(上から見てるとちょっと尾根のような地形になってた)、最後の手段はここか?と坂を横切ってそこを下からアタックし始めたんですが、岩が微妙に途切れていたり、木が茂り過ぎてて通れずアウト。


・・・一泊するつもりで泊りの準備もしてきたんだけど・・・
今日は諦めてうちに帰ります!!


諦めて問題の坂から谷に戻るところ。
谷も怖い急傾斜のところはもう過ぎたので後は走り下りたいくらいですが、雪が柔らくて走るのはちょっと無理です(^^;


振り返って。


目の前。谷の最後らへん。おしりで滑り降りた人の跡があります。このあとわたしもかなりの距離滑り降りました。適度な速度で面白いほど良く滑り、2回くらい方向調整で止まりましたがあっという間にほぼ一番下まで下りることが出来ました。


はい、雪ゾーンおしまい! 
乾いた道を歩ける幸せ✨


この時期、どこの山でもフキノトウだらけです。フランス人は食べないみたいですが。


ツクシも。これも摘んでる人を見かけたことがありません。



朝閉じていたクロッカスは全部開いてました。


夕方6時半に駐車場(1090m)に戻ってきました。朝は10台近く停まっていましたが、わたしの車だけになっていました。


今帰って来たばかりのハイキング道を振り返って。


さて、車に戻ろう、とキーを探したら、ない。 
車のカギと貴重品はいつも入れてるポケットが決まってるのですがそこにないので超焦りました。現金はあまり入ってないけど身分証明書、免許書、クレジットカード…(;´Д`)大げさでなく、地べたにザックの中身全部出して探しました。ない。
あの鬼のようにしんどかった谷をもう一度、今度はヘッドライトを付けて登ってる自分が脳裏をかすめます。
で、急に思い出しました。お昼ご飯のあと峠からすぐ隣の山頂に往復した時、ザックを峠に残し、サブリュックで上がったのですがそのとき貴重品もそちらに入れてそのままになってたんでした(´▽`) ホッ
余談ですが、昨年9月にエクラン国立公園の中南部はシャンプサー地方を散策した時、一番の目的地であったヴュー・シャイヨール(3163m)の頂上で、思い出ノートが入ってる小さな郵便受けのような木箱がケルンに守られるような形で設置されていたのですが、ノートと共に落とし物と思われる車のキーが(三菱の車のものでした)。持ち主の人、それはそれは焦って絶望したことでしょう・・・
落とし物を探して3000m級に登りなおす…これはキツいです。
教訓・貴重品は普段開け閉めすることがほとんどない奥の方に入れよう。


👇車のキーのことは書いてませんが、ヴュー・シャイヨール登頂の様子


高速から見える夕焼けのベルドンヌ。
あ~ほんとは山小屋に泊まって山中から夕焼けや朝焼けは見るつもりだったのに。。
でもまあこれからいい季節になってくるのでまた別の機会にチャレンジです(ここはもういいです・・リベンジする気もなし。。)^_^
読んでくださった方、ありがとうございます。

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