randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏・カランク 第二弾(最終回)

マルセイユに1泊してのカランク散策2日目。
午前中は天気が悪かったので徒歩でマルセイユの市内観光、お昼ごろにホテルの前に停めていた車に戻って再びカランクへ出発です。1か月前に子供たちと来た時にはカシ側のカランク、前日はマルセイユとカシの中間の辺りをうろうろしたのですが、今日はマルセイユ側のカランクを歩くつもりです。


マルセイユの中心地から30分弱でレ・グードの村が、その1、2キロ先に小さな集落カルロングがあります。その中間の駐車場に車を停めます。周辺は海水浴場のようで夏には訪れる人が多いのでしょう、駐車場が2、3ありどこも大きかったです。
朝のどんよりした曇り空と小雨が嘘のようなお天気になりました。年がら年中、毎日ほとんど晴れている地域なのです。
今日の第一目的地はマルセイユの里山、マルセイユヴェール(433m)です。
まずはこの道を上っていきます。いずれメインハイキングコースにぶつかるようです。メインのコースにいない限り、ここが登山口とか行き先案内とかの表示は全くないので「カランクはペンキマークがしっかりあるし迷わないよ」と聞いていたけど、方向音痴&勘のすこぶる悪いわたしは地図を買っておいて大正解でした。


前日歩いたところでは全く見かけなかったこれ、アスフォデル・ラミフィエがいくつか咲いてました。
さらに不思議なのがこの南国海抜ゼロメートルに近い場所で4月に咲いていたこの花がエクラン国立公園北部の山間の標高約1600mの地点で6月に咲いていたこと・・・
👇 確か6月上旬だったと思います。調べると、石灰質の土地を好むことくらいしか共通点が・・・若干品種が違ったりするのかもしれません。それか単に暑いところも寒いところも好きっていう奇特な花なのか・・・


まだ歩き始めて30分くらいしかたってませんが、なにせ歩き始めが1時近かったので、
もうお昼ご飯にしたいと思います。マルセイユから一番近い辺りだし、日曜だしハイキング客も多いかと思ったけれどついさっきまで天気が悪かったせいか、前日に比べてあまり人は見かけませんでした。


パンとサラミにインスタントお味噌汁とお菓子の簡単なお昼ご飯を食べ終えて歩き始めようと思ったら・・・Σ(゚Д゚)にわかに掻き曇ってきました


すごい勢いでガスに包まれてしまいました。仕方ない、道は広くてはっきりしているので歩き続けます。


しばらく上ると小さなお城か教会かの廃墟がありました。


さらに上った辺り。3色のペンキマークが足元に見えます。地図によると3つのハイキングコースが頂上付近で交わるようになっているので、もう頂上はすぐそこということになります。


ありました、頂上の十字架です。山の北側にはガスがかかっておらずマルセイユの町がはっきりと一望できます。


さて、わたしは残念ながらガスってる方面に向かって歩いて行きます。


え~と、わたしが歩くのは青ペンキマークなので・・・これ?登るの?


そして下る・・・上りも下りも急こう配です。マルセイユの里山かと思って甘く見てたら痛い目に遭います(;´Д`)


平たいところに来ました。ε-(´∀`*)ホッ


ここもひとつの頂上となっています。「L'Homme Mort(死んだ男)」の西の頂上、374m。なんちゅうネーミングでしょうか。何か特別な意味でもあるんでしょうか・・・


ガスってるので「死んだ男」にならないように注意を払いつつ歩き続けます(^▽^;)


ああ、また平たいところです。助かった。ここは「Plateau(平たくなってる土地) de l'Homme Mort」。まだ「死んだ男」から逃れられてないようです。


海岸線が近づいてきました。
まずはソルミウ峠まで行って、そこから少し戻る形で今度は海岸に近い部分を通るハイキングコースに進みます。


リウ島とその手前に小さく細長いプラーヌ島。


ちいさな出っ張りは、ソルミウ岬の付け根の一部です。


海岸に近いところまで下りてきました。


海岸線ぎりぎりを通るこのハイキングコースは、それまでに歩いた他のコースに比べて細く歩きにくいところやよじ登るところも多く、歩き甲斐のあるコースでした。


まだかなり曇ってるけれど、暑くも寒くもなく歩きやすいです。峠まではぼちぼちハイキング客にもすれ違ったのに海沿いに下りてくるここのコースはあまり人気がないのか誰も歩いていません。


松の木のトンネルみたいになってるところをくぐります。


あっ、ロープだ。これは楽しい・・・


アドベンチャー気分です。


面白い地形のところを通ります。


見上げたらこうなっています。いや、ここ登りません(^^;


歩いてきた方角を振り返って。


これは今から歩いて行く方角です。足元注意ですね。


海抜ゼロメートルまで下りてきました。


下りてきたということは・・・
上るんですねーまた。


えっ、本気ですか…?


本気ですよー。だってペンキマークありますΣ(゚Д゚)
でも登ってみたら、案外普通に登れます。


あ、なんか家とか港とか見えますけど、わたしが車停めたのはもっと先の岬みたいになってるあたりです。


この辺りはGR(大きなハイキング道)に合流して安全な広いハイキングコースが最後まで続きます。が、思いのほか長く、さんさんと降り注ぐ太陽が厳しかった・・・このちょっと単調な(きれいんですけど…)道が1時間半くらい続き、ちょっとイヤになりました(~_~;) 自分で決めたコースだから仕方ありません。。


最後40分くらいは早歩き~駆け足で19時ごろ駐車場に到着。
さて、うちまで3時間半のドライブが待ってます。ちょっと遠いけど、太陽と美しい海岸線を十分に楽むことができて充実した週末でした。