randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2泊でベルドンヌ山塊へ(その3)

避難小屋に2泊してのベルドンヌ山塊。5時過ぎに目が覚めました。他の泊り客はみんなまだ寝ているようです。荷物を全部持ってそろりそろりと1階に下りました。


小屋の前で。5時21分。


5時45分。


小屋にトイレはないので少し離れたところまで行きます(^^;


6時過ぎ。小屋の前で朝ごはんにします。


6時15分、シャルトルーズ山塊。台のように飛び出してるのはグラニエ。
山で朝焼けを見ながら朝ごはん・・・この上なく幸せなひと時です。


出発は6時45分。
今日の行程も長くなりそうです。


👇今日はこんな感じ(オレンジの線)です。黒い線は前日の分。

今日のメインイベントはこのエリアで前日登ったグラン・ムーランと並んで「ハイキングで登れる(装備のいらない)高い目の山)」であるポワント・ド・ロニエ(略してロニエ)です。地図でも分かりますが、アップダウンの多い複雑な地形のところを麓まで歩いて行きます。


草の生えたエリアからザレ場に移行しつつあります。


フレッシュ峠(Col de la Freche)は写真の手前すぐ左の急傾斜のところを上がるようですが、目の前の小高い山辺りやその次の小高いところも特に障害物がなく続けて歩いて行けそうです。気持ちの良いところなのでそちらに寄ってから峠を越えようと思います。朝はそういう余裕のアイデアが浮かんできますが、日が高くなり暑くなって疲れてきたら最短距離!!が基本です(^^;


障害物ない、と書いたけれどまずこれをトラバースです💦
朝でまだ気温が低く日陰なため雪が結構硬くなっていたので、ここでアイゼン登場となりました。
数歩分だけトレースがありますが、すぐ終わっています。アイゼンがなかったかなんかで引き返したのでしょうか。少し下に細い目のトレースがありますが、後で合流してみるとシャモアかアイベックスが駆けていった跡のようでした。


渡り終えました(´▽`) ホッ
道の形っぽくなっているところを目指して渡りましたが、到着した土ゾーンには薄っすらと黄色のペンキマークがあり、さらに(´▽`) ホッ


振り返って。


あとは楽そうです。


上のほうまで行ってみます。一部雪がかなり溜まっています。


わ~い💛反対側が見えました。
峠に到着して今まで全く見えていなかった山の裏側の景色が目に飛び込んでくる瞬間・・・山歩きをしていて最も面白いことのひとつです。
峠自体はもう少し手前の低くなっている辺りのようですが、こうやって反対側を覗いてみると特にどこで越えても同じことのようです。
そしてその後は写真右奥にある次の峠を越えていきます。


とりあえず峠は置いておいて、もう少し稜線上を行けそうなので引き続き登ってみます。
振り返った景色。写真の中央あたりがフレッシュ峠で、道の形が薄っすら見えている部分があります。


きりがいいそこの尖がったところまで登ってみます。その続き(写真左奥)は一度かなり下りることになるのでもういいです。


はい、来られるところまで来ました。地図によるとここは「ポワント・ド・ラ・フレッシュ」(2268m)のようです。霞んでますけどいい景色です。
あとは峠まで適当に下りていきます。


看板もありませんが、大きなペンキマークがあるので多分これがフレッシュ峠(2183m)。


奥の峠に向かって山肌に沿った小さな道を歩いて行きます。地形上、だいぶ下りつつまた峠に向かって上がるという道です(~_~;)


振り返って。どんどん下りて来ちゃってます(;´Д`)


アザレ・デ・ザルプがびっしりと。ひとつひとつは1センチにも満たない小さな花です。まだ満開ではありませんが、薄いピンクが可愛いです。


やれやれ、こんなに下りちゃいました💦 ここら辺から峠までは上りになります。


登りつつ、来た方向を振り返って。もっと高い位置を歩いていたらこのアップダウンはないわけなのですが、写真中央の岩壁とかのせいで一度下りることになるようです。


近いようで遠い峠・・・


もうちょっとだ~~


・・はぁはぁ。。ぜぃぜぃ(;´Д`)
ようやく着きました。看板もないですが、フォール峠(Col Fort)、2145m。こんなにしんどかったのに先ほどの峠とほぼ同じ標高(むしろ少し低い)という。。
ここで中年のご夫婦が休憩されていました。今日初めて会うハイキング客です。ロニエまで行って反対側から下りて避難小屋に行くというコースを説明すると「うっわ~大変だね。1日退屈することはないよ」とのお返事(^^;


この峠からも先ほどと同じパターンで一度底に近い辺りまで下り写真の左側にある別の峠を越すことになります。・・・いい加減イヤになってきました。。


でも飽きてきただけで、別に危険とかいうわけではないので諦めて先を急ぎます。
振り返って。峠の真下の急なところはおしりで滑り降りました(^^; かなり速度が出て面白かったです。


振り返って。あ~。。まただいぶ下りてきてしまったな(~_~;)
雪や岩々の地形のせいで道が全然分からず結構不安になったのですが、「あれが次の峠かな」と一応そちらに向かってた場所から大型犬を連れたハイキング客のカップルが下りてきました。すれ違う時に聞いたら、それで合っていたようです。これで晴れやかな気分で前進できます。


着きました。今日3つ目の峠、プレ・レミ峠です。気が付けばもう12時を回っています。
ここからもまたかなり下りないといけないんですね・・これから山に登るっていうのに(本日のメインイベント、「ロニエ」に)・・・納得いかないです(;´Д`)


越えてきた峠を振り返って。先ほどよりは少ないですけど、また雪の中を歩いてきました。ゲイターはひとつ目の峠から下りてくる時くらいからずっと付けています。


さて、雪ゾーンからしばし解放されそうです。・・・しかしまだ下りるかぁ(;´Д`)
今下りてる分、この直後また上りなおすのかと思うとかなりへこたれます。。


かなり底に近いところ(多分1700m台)まで下りてしまいました。ほーんと案内板がないコースですが、ロニエに登る人用に唯一あった印がコレ。黄色のペンキに赤で何か書いています。ほとんど消えていましたが多分Rognierって書いてるんだと思います。想像力を働かせないと読めない表示なんですね~。。普通、地図に載ってるコースなら分岐点にいちいちその場所の名前と標高、分岐先の道の行先が書いた案内板があるはずなんですが。昨晩泊まった小屋の辺りにはあったのですが、それ以降ひとつもありません(◎_◎;)


やっぱりな~って感じの単純な上りが待っていました。


でも可愛いの咲いてたからいいか。。
Tabouret de Kernerという初夏だけに2000m前後の山で見られる花です。


暑い・・・


ちょっと一段落つきそうなところまできました。目の前の平たくなっているっぽいところまで行くとどんな景色に変わるのか楽しみです。


おおっ、ちょっと高い山っぽい景色になってきました。


来た方向を振り返って。


思った以上に遠い山頂・・・もう2時になってるうえ、30分やそこらでは到底頂上まで行けそうにありません。お腹空いたし疲れたし、半端な場所だけどここらでお昼ご飯にしようか・・と座り心地の良さそうなところを探していると、後ろから40代くらいのカップルが登ってきました。「きついわね~この上り!」と奥さんのほうが話しかけてきました。「もうお腹すいちゃって元気でないんですよ。頂上まで待てないからここで食べちゃおうかと」と答えると「わたし達もまだお昼は食べてないわよ」とスタコラと行ってしまいました。そこで「じゃあわたしも」という気になり、さすがに水は飲んでシリアルバーだけささっと食べて彼らを追いかけました。


今まではトレースなしの雪の上をわたしがトレース作ってましたが、彼らのトレースの上を歩きます。


お椀型の地形の内側に沿って上がっていきます。


だいぶ上がってきました。雪渓の先の方にふたりの姿が見えます。


この後山頂の方面に向かった彼らはわたしが稜線の辺りで写真を撮っていると戻ってきて「山頂近くの急な斜面に雪があって危ないから最後まで行けなかった」と言います。
え・・でもわたし頂上から別の方向に出ている道を通って今晩泊まる避難小屋に向かう予定なんですけどΣ(´∀`;) 山頂まで行けないとなったら、今来たところをぜーーんぶ戻って?えっとその後は?昨日来た道引き返すの??頭がクラクラしてきました(;´Д`)


そりゃ考えてた通りに周回できた方が嬉しいけど、危険を冒してまで行くつもりはありません。とりあえずどんな風に危ないのか自分で様子を見てみます。用心深く進みます。


ゆっくり行けば大丈夫な程度の雪です。


15時10分。ポワント・ド・ロニエ(2341m)に到着\(^_^)/
お昼過ぎまでには着くと思っていたのですが全然でした(^▽^;)



きりのいい山頂でその3はお終いです。これ書いてて、しんどかったのめっちゃ思い出してまたしんどくなりました(^^;


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