randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2泊でベルドンヌ山塊へ(その4)

避難小屋に2泊してのベルドンヌ山塊。2日目のメインイベントであるロニエ(2341m)の頂上に着いたのは3時過ぎ。お腹ペコペコのはずが疲れすぎていて逆にあんまり食欲がありません。が、少しは食べないと続きを歩く元気も出ないと思うのでとりあえず遅い目のお昼ご飯にします。





行き先表示板も何もないエリアだったので、頂上になかなか立派なものがあってびっくりしました。十字架もやたらデカいし・・その割に普通に山の名前と標高の入った看板はないという・・(~_~;)


頂上からのパノラマ。


3時40分。山頂での休憩は約30分とりました。この後も少しかかりそうなので結構疲れているもののあまりゆっくりする気になりません。家を出発する前に見た天気予報では夕立の可能性もあるようなことを言っていたし(山ならなおさら)、天気が大丈夫なうちに避難小屋に到着したいというのもあります。
ここから急こう配な尾根を下りていくようです。地図に載っている道なのでペンキマークがあります。


しかし地図に載ってる道(=普通に誰でも行ける道、とわたしは解釈)にしては結構キツそう・・・とちょっとびっくりしています。


サクシフラージュの一種(saxifrage à feuilles opposées)が咲いてました。


ほんとにここ?えっらい細いし危ないところに道あるけど・・・


わたしの今までの経験では地図に載ってる道ってものはもう少し普通のところを通るはずなんですが・・これ、頭おかしい人、命知らずな人のみによって踏みならされた道としか思えないです。


あっ、でもペンキマークあるしΣ(゚Д゚)
やはりこれが地図上の道みたいです。。ここにしても、半歩踏み外したら真っ逆さまだからね~(;´Д`)


振り返って。そりゃ今までいくらでもこんなところ歩いてるけど、コース外のときばかりです。


道細いわ下は崖だわで慎重に歩く必要があります。
危ない道は地図上で点線になってるはずなんですが、ここの部分は全く普通の表示です。ファミリーコースかと思って小さい子供とか連れてきてしまったら大変なことになります(◎_◎;)


危ないのでそろりそろりと足元見ながらゆっくり歩くので花もよく目に付きます(^^;


振り返って。


まだしばらく続きます。
が、その後道が消えてなくなってしまいました。いや、ほんとに(;´Д`)
歩く人が少なくてあんまりしっかり踏みならされていないからでしょうか。道は見えないものの続きの岩の上を怖々歩いて行きました。そしたら目の前はほぼ断崖絶壁みたいになっています。これはどう考えても下りるの無理だろ・・・
とりあえずなんでもいいから(多少遠回りになってもいいから)下に下りなきゃ!と少し戻って稜線の左側に何とか下りられそうな傾斜の部分を見つけて必至のパッチで下りていきました(~_~;)


こんなところを下りてきました(;´Д`)


そしたらなんか踏みならされたっぽいところがあった??


おお~~っ!これ、道やん!!(≧∇≦)


こんなとこ通らされたにしても、道の形にはなっています✨


細いけど道ですよ~道♪


しかも方角的にもあってる(*'▽') さっき岩の上で四面楚歌絶体絶命みたいになってたときは「なんでもいいからとりあえず下に下りたい(つд⊂)💦 変なところに下りてしまったにしてもそれはあとで修正すればいいだけの話」って思ったけどバッチリ峠に向かってますやん!まさにさっき歩いてた道の続きのようです。


しばらくてくてくと歩いていると看板がある峠に近付いてきました。


嬉し~~(;'∀') 昨日の朝通ったペルシュ峠に戻ってきました。ある意味、昨日のグラン・ムーランや先ほどのロニエに登頂した時よりもよっぽど達成感あった瞬間でした(^^;


あとはこの平和的な風景の中、めっちゃしっかりした道を山小屋まで歩くだけです。


先ほど登ったロニエが奥に見えています。


昨日の朝通過したアルバレタン避難小屋に到着。今晩のお宿にするつもりです。
時間はもうすぐ6時になろうとしています。朝出発したのが6時45分くらい、休憩は合計でも1時間もしていないので(休憩らしい休憩はお昼の30分以外は5分ほどロニエ登頂直前におやつ休憩したのみ・・あとは地図を見たり写真撮ったり服やアイゼン、ゲイターの付け外しなどで1~2分止まることはよくある)10時間半くらい歩いたことになります(^▽^;)


これでもかと言わんばかりの量の木のストックがあります。まるでこれから冬になるのかという勢いです(◎_◎;)


中は誰もいません。


2階に上がる階段。小屋の中も木のストックでいっぱいです。しかも全部既に斧で割ってあって親切。小屋は麓の町の管轄で、ほかにもこのエリアにあるふたつの小屋も町が責任をもって管理しているそうです。めっちゃやる気のある職員がいるとみました。


2階部分。直接床に置いているマットレスもベッドもあります。写真に写っていない手前らへんにもマットレスがあるので計10人くらいは泊まれそうです。


小屋からちょっと離れたところにトイレがあります。


中はこんなんです。


水場も小屋の前にあり水がジャージャー出ています。


小屋の1階部分で晩ご飯に必要なものを出しつつザックの整理をしていると小さな女の子を連れた若い夫婦が小屋に到着しました。とても気さくな人たちでまず名前を聞かれ、自己紹介しあいました。小さな女の子はルナちゃんといって、ここの小屋には何度か連れてきているそうです。小屋に1泊することが目的で、明日朝歩いて30分くらいの湖にだけ寄って帰ると言っていました。ドイターのベビーキャリアでお父さんがルナちゃんを担ぎお母さんが全員の荷物が入った大きなザックを担いでました。しかもお母さん妊娠6か月でお腹大きかったです。小さな子連れでも妊娠中でもごく普通に山を楽しむ一家の姿が素敵でした。


お父さんが晩ご飯づくりを始めました。起こした火をわたしも使わせてもらいました。


ご飯のあと鍋を洗いに行くルナちゃん。絵になる(*´ω`*)


9時20分。小屋の前で。ご飯のあとハーブティーを作って焚火の前で飲みながら奥さんと話していましたが(旦那さんはルナちゃんを寝かしに行って)、1日歩いて疲れたのでそろそろ寝る準備を・・・



その4はこれでお終いです。次は3日目、最終日の模様です。


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