フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

アラヴィ山塊に初遠征(その2)

同僚S君とその友達Aさんとのハイキング。行先は彼らがスキーやハイキングでよく行っているオート=サヴォア県はアラヴィ山塊。わたしにとっては初めてのエリアです。


標高2000mを少し超えた辺り。天気は曇りですが、時折青空も顔を出します。


雨水、雪どけ水などの流れによって浸食が激しく進んだラピアスと呼ばれる石灰質の岩のエリアです。時に深さが数メートルにもなることもあるらしく、雪で見えなくなっているときはこういうエリアを歩くときは注意が必要と言われています。


10時20分、グラミュッセ山小屋(2164m)に到着。すごい素朴な絵がでかでかと壁に描かれています(◎_◎;)


山小屋で休憩中のハイキング客たち。お天気は良くなるどころか標高が上がってきて更にガスってきた気もします(;´Д`)


わたし達も水を飲んだりおやつを食べたり10分間ほど休憩しました。
天気はこんな感じ・・・時々少し明るくなりますがまたガスに覆われる、の繰り返しです。待っていても天気が良くなるわけでもなさそうなので出発です~~


先頭をきるのはS君。
山小屋からはコース外になりますが、ペンキマークがあります。山小屋で話した常連のおじさんの話ではこの分かりやすいマークが付けられたのはつい半年ほど前のことだそうです。今日のようにガスっていてどこを目指せばよいのか見えないようなときには頻繁に(見える距離に)あるペンキマークは助かります。


貝殻の化石だらけの地帯を通りました。


迫力のある岩が目の前に迫っていますが、これは登りません(^^; 横を通っていきます。


ああっ、青空青空~💦 写真写真~!!


はい、登りません。麓を通ります💦


迫力の岩の麓はザレ場で歩きにくい・・・


おお~Σ(゚Д゚) ようやく目的地方面の視界が開けました。


直角っぽくなってきました。


そしてこの地形のところに残雪…(;´Д`)
もう下りてくる人たちがいます。慎重にかなりゆっくりと下りてきます。


何人もがいっぺんに通れる場所ではないので下りてくるグループに先に通ってもらいました。ゆっくりチャレンジです。


雪エリアおしまい~!(´▽`) ホッ


いい感じの上りが続きます。


オレンジのペンキマークのおかげです💖


楽し過ぎる・・・(*´▽`*)


花の中でも好きなサクシフラージュの一種。サクシフラージュ・ムスケと呼ばれるもの。


アルピニストの方達が下りてきました。カッコええ~(≧∇≦)
わたし達ハイキング客と違う彼ら向きの岩壁ルートでもあるのでしょう。


最後は細い稜線になっています。


わたし達の一歩先を歩いていた若い男子3人組。めっちゃはしゃいでました(^^;


もうすぐだ~~…最後までとことん急です( ̄▽ ̄;)


12時5分。ポワント・ぺルセ頂上(2750m)に到着\(^_^)/
十字架には郵便受けが。ここには思い出ノートが入っていてハイキング客が色々書き残していっています。


立派な十字架はしっかりと固定されています。頂上は風がきついので、壊れてしまった十字架を時々目にするので見た目はイマイチですが正解だと思います。

えーとAさんは・・・


頂上手前の稜線のところにいます。


頑張れ!もう少しです。
後で「あの細い稜線、怖くて足がすくんだ」と言ってました。でもアルピニズムでもっと怖いとこ行くでしょ?と聞くと「あれはちゃんとロープで繋がってるから安心感があるのよ」とのこと。


テンション高い男子3人組に写真を撮ってもらいました。


隣にもミニ頂上があるので男子3人組はその間を行ったり来たりしていました(^^;


どっかに富士山・・いや、モンブランが見えるはずなんですがまるで分かりません。


仕方ない、モンブラン諦めてお昼ご飯です。



山頂で周りの景色が見えない・・・そんなことはとっても久しぶりです(^▽^;)



きりのいいところでその2は終わりです。その3に続きます(^^♪


 

































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