フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

1年ぶりにジュラへ(その1)

子供たちがおじいちゃんおばあちゃんのところにしばらくお泊りするので、今日は東フランスまで送って来ました。かなり遠いので、途中地点であるフランシュ=コンテ地方のジュラ県のある村で待ち合わせをして連れて帰ってもらいます。


うちを出たのは6時半。ついうっかり山行きの高速方面に行きかけてしまいました(^^; どっか遠くに行くとしたら10中8,9山なので。。
今日は北東部に向かいます。当然、山に行くときとは全く違う景色です。雄大なアルプスの代わりに地平線が果てしなく続く・・これはこれできれいです。


幹線道路の部分だけ高速に乗った後、料金所の手前で下りてあとは県道をひたすら走ります。色んな町や村を通過したり景色を見るのが好きなので毎回高速は使わずに行きます。もちろん高速代の節約という意味も大きいです。


途中、鶏で有名なブレス地方を通ります。ブレスの鶏は国内で唯一AOP(原産地呼称制度)指定されており、高級食材です。


フランスのあちこちのスーパーで売っているブレス・ブルーというチーズの工場の前を通ります。


3分の2ほど来たところの村の駐車場で一度トイレ休憩です。高速と違って公衆トイレが道路上にほとんどなく、ここジュード村の公衆トイレ付駐車場は大変貴重です(;´∀`)


ほぅ。。ジュード村の周辺にもハイキングコースがいくつか設けられているようです。たぶん来ることはなさそうですが(^_^;)


ジュラ県の県庁所在地であるロンス・ル・ソニエを通過中。フランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」の作詞をしたルージェ・ド・リールの生誕地として有名なほか、世界中で愛されるポーションチーズ、La Vache Qui Rit(ラーフィングカウ)の工場もあり、数年前にはラーフィングカウ博物館も作られたそうです。


9時15分、待ち合わせ時間に15分も遅れて到着(;´Д`) 途中何度も道路工事があり、あとバカンス時期なのでキャンピングカーやトロトロ走る外国の車が多く、いつもよりも相当時間を食ってしまいました。
おばあちゃんは当然とっくに到着しています(-_-;)ごめんなさい・・・
おばあちゃんはヴィッツに乗っていてわたしのデミオと並ぶとここは日本かという風景です。ちなみにヴィッツはYaris(ヤリス)、デミオはMazda2(ドゥー)といいます。


…てか、おばあちゃんの車あるけど、おばあちゃんいないし( ゚Д゚)
ここは実はパン屋さんの駐車場なので、もしかして中にいるのかと入ってみましたが、いません。パンが案外おいしそうだったのでバゲット一本買っておきました。お昼はピクニックというか外で食べるつもりなので丁度よかったです。


あっ、これはガレット・オ・シュークルまたはガレット・ブレサンヌといってこの辺りの地方菓子です。ブリオッシュ生地を延ばして生クリーム(サワークリームみたいなとろりとしたもの)をたっぷり塗った上に砂糖を振りかけて焼いただけのシンプルなお菓子です。ジュラよりもブレス地方のほうがよく作られています。というのも、ブレスの生クリームはAOP指定されているほどの特産品なのです。今日からしばらくわたし一人なので大きすぎるので今回は買いませんでしたが好きなお菓子のひとつです。


5分ほどするとおばあちゃん、帰ってきました。わたしらを待ちつつ散歩に出かけたら遠くまで行き過ぎて帰ってくるのに時間がかかってしまったらしい、、


子供たちを受け渡しした後はドライブ&お買い物しつつ帰路に着きます。


ええと、まず寄るのはジュラワインの中心地であるアルボアです。


アルボアはパスツール生誕の町として有名。


アルボアのシンボル的時計台のあるサン・ジュ教会。


小さな町なので町の中心地まではすぐです。


中心となるレピュブリック広場。


バカンス時期で観光客が結構多かったので車停められるか心配でしたが、いつも通り広場からすぐのところに停めることができました。


この町でのお目当ては・・お菓子屋兼チョコレート屋のイルサンジェHirsingerです✨
東京にもお店があるのでご存知の方もあるかと思います。



その1はここまでです。
長かった夏休みもあと残り3日間を残すのみ。明日からひとりで2泊で山歩きに行くつもりなので今から荷物の準備です(^^♪

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