フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

立山に似ている!?ボーフォータン山塊(昨年10月中旬)後半

前半でボーフォータン山塊って書いた割にチーズを売ってるおばさんしか出てこなくてがっかりな内容だったので、今回はちゃんと山の写真を載せます。


グーグルマップがトチ狂って遠回りさせられた…って「前半」に書いたんですけど、今思い返せば紅葉がきれいな道でした。しかしその道はやたら長くて途中ジープでしか走れないような凸凹、巨大な水溜りがあったりで最後2キロくらいは断念、林道の途中に駐車して歩きで出発地点がある村に到着しました。


出発点の村。なんと村の反対側にもっとちゃんとした道があって、こっちからのアクセスのほうが簡単だったのです!まあグーグルマップに頼りすぎで自分で地図見て確かめなかったわたしも悪いんですけど。


そして、「前半」に書いたんですがこのハイキングの何が悪夢だったかって、
①到着に時間がかかったこと
②そして村に着いた後、出発点がどこか分からなかったこと!!
③は後程書きますが、ハイキングの本に書いてあったコース設定の一部が無理のある内容だったこと
④これは完全にわたしが悪いんですが、途中道を間違えたこと
これらが微妙に重なり合い、わたしのハイキング史上(っても1年そこそこなんですが)に名を刻む悪夢の内容になってしまいました。ただ、同行した友達にとっては大したことなかったみたいで「紅葉がきれかったね!」「チーズいっぱい買えてよかった!」とポジティブな発言が多かったのが救いですが。。。企画者であったわたしにとっては非常に屈辱的な、かつ反省するポイントの多い1日でした。


酪農に携わっているらしい10軒か20軒かそのくらいの農家がぽつりぽつりとあるだけののどかな集落。ここから出発する人はいるにはいるみたいなのですが、そう知られた出発地点ではないらしく、表示がほとんどなく、村の住民に聞くもなんだかよく分からん説明で正しい出発地点を発見するのに40分はかかったと記憶しています。


そして、友達(一緒に行ったんではない、別の)に借りたハイキングの本ではいかにもフツーに行けそうなコースのように書いてたんですが、前半でとてもじゃないけど厳しいよじ登り系。こういうのって、難しそうに見えても案外すいすい行けたりするもんだと思うんですが、本気で難しい。しかもピストンなのでこの崖みたいなところを今度は下りないといけない、と考えるわたしと長男はよくても次男と友達がちょっと心配。結局ここを通るのをあきらめた結果、かなりの遠回りをしないといけないことに。でも何かあってからでは遅いので・・・「引き返す勇気も必要」ってやつですな。はっはっは。
ちきしょ~~あの本書いたやつに文句言ってやりたい!それが無理ならせめてあの本ビリビリに破きたい。。友達の本だから無理だけど。
って、同じような話がへっぽこアルピにスタさんの最近の記事にもあってめっちゃ共感してました。


…グーグルマップの文句や本の文句ばかりで肝心のボーフォータンの山の写真がまだでした!

必死こいて正しい出発点を見つけて歩き出して間もなく通りかかったダールの滝


ブルーベリーも紅葉していました


ブルーベリーに目がない人


わたしが道を間違えて、引き返していたため1時間近くののロスに。加えて出発が予定より大幅に遅れていたこともあり、目的地の湖を断念。途中経由地のつもりだった峠が結局この日の折り返し地点ということに。

峠でコーヒーを。湖に行けずにごめんよ~友達。。


10月は日が暮れるのがどんどん早くなってきています


出発地点の村に戻ってきました。夕日に照らされ、来た時とはまるで違った景色に見えます。


・・・どうでしょうか。立山を知っておられる方、ボーフォータンは似ていたでしょうか??


あ、最後に。出発地点に到着するのが遅れた原因のひとつとなった買い物
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チーズやバターたちはどれもとってもおいしかったです。意外なヒットが手前の瓶でクルミのスプレッドです。原材料は「くるみ、砂糖、水」でした。ほんのわずかに感じられる渋みがアクセントの病みつきになるおいしさでした。

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