フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

聖母マリアの被昇天祭(長っ)の祝日

親友の一家のキャンプに寄せてもらって先週末から留守にしている長男抜きで、祝日の今日は次男とふたりでハイキングに行ってきました。


今晩は疲れていて明日も仕事早いので、どうしても毎回長くなってしまうハイキング記を書く元気がないので、ハイキングの帰りのイベントだけ今晩のところはアップしておきます。


先週末と今日火曜日の祝日をくっつけて、4連休のフランス人も多かったと思います。それ以前に、今の時期バカンス中という人もかなりあるのでどこに出かけても混み混みな4日間だったはずです。日本のお盆やGWに相当すると思います。


去年のこの週末は2日間休みだったので、今日行ったところからほど近いエクラン国立公園のオワザン地方へ山小屋で1泊してハイキングに出かけたのですが、行きの道でたまたまクラシックカーの集まりに遭遇しました。世界各地の色んな年代の色んなジャンルのクラシックカーが300台ほど向かいからどんどん走ってきました。峡谷の細い県道ですので誘導の係の人にお願いされて停車、すべてが走り去るのを待ったのでした。


このことをハイキング中、ふと思い出しました。もしかして毎年同じ時期に同じとこでやってるのかも?次男はオタクと言えるほどの車好き。大喜びするに違いありません。
ハイキングのあと、携帯でネットがうまく繋がらないので「誰か地元の人に聞こう」ということに。


駐車場から下りて一番初めにある村、Besse(ベッス)。
なかなか可愛らしい村です。
ただ、観光客っぽい人ばかりで、どの人が地元の人なんだか分かりません(~_~;)


あぁ、こんなものがありました。放牧関係、つまり羊の毛を使った手袋やルームシューズなどのグッズや、地元の工芸品を売ると同時に放牧の仕事を知ってもらうために色々展示してあります。ここで働いてる人なら地元の人だろうから、知ってる可能性は高い・・・


だ、ダメでした💦 60歳前後の女性二人が店番をしていましたが、あまり興味がないようで知らないようでした(~_~;)
その代わり、町の反対側の端にインフォメーションオフィスがあるよと教えてくれました。車を停める場所がなかったので次男に聞きに行かせると「ここからもう少し先の町で13~15日に開催されてるらしい」と戻ってきました。今日は最終日です。その町は隣町というわけでもないので車で30分くらいかかります。もう夕方だし、残ってる車も少ないんじゃないかと思われますが、それでもめったにお目にかかれないクラシックカーがほんの数台でも残っていたら次男はすごく喜ぶと思います。本音をいうともうさっさと家に帰りたかったのですが、寄り道してみることにしました。


スキー場として知られるヴォジャニーの町に到着。町に向かってどんどん上がってくる間にも何台ものクラシックカーにすれ違いました。ヤバいっ、みんな帰りかけている(;´Д`)


おお、いきなりフェラーリ・モンディアルが。次男曰く85年モデルの3,2リットル。1000台未満しか生産されなかったそう。この車の持ち主は後程帰る時、アクセル踏む音を聞きたがった次男のためにブオンブオンと無駄に踏み込みながら去っていってくれました。


次男も何かちょっと分からなかったシトロエン。


参加した車は前か後ろにこのプレートを付けていました。


ああ、可愛い(;´Д`)
アルファロメオのジュリアです。レースに出たりしてたモデルです。


地元バンドの演奏もありました。


で、いちいち写真に残していないのも(わたしは。次男は全部撮ってました)ありましたが、一番すごかったのがこれです。


歩道に停めてあった💦シュヴロレ(日本風にはシボレー)のコルヴェットC3!


なんとアメリカナンバー( ゚Д゚)
これのアクセル踏む音も次男は聞きたくて仕方がなかったのですが、持ち主はカフェに居座っていおり、まだまだ帰る気はなかったようなので諦めて町を後にしました。


シトロエン・トラクション・アヴァン。第二次世界大戦中の時代に生産されていた車です。優雅で貫禄があります。
 
帰りの1枚。

町を出てしばらくの間わたしの前を走っていたルノー・ドーフィン。60年代の車です。50代くらいのシンプルでカッコいいマダムが運転していました。運転もうまい!山道や県道を15分くらい後ろを走らせていただきましたが、加速と減速のリズムも絶妙、一時かなり引き離されました(^▽^;)



今日はオタクの次男の趣味にお付き合い下さり、ありがとうございました(*‘∀‘)


次回から通常業務(;´∀`)に戻らせていただいてハイキング記が再開されます。

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