フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

お盆に次男とハイキング(後編)

日本のお盆のごとく多くの人が連休(または夏の長期休暇中)となる8月15日(祝日)。次男が「あまり登りのしんどいとことでなくて、でも景色のきれいなところに行きたい」というので駐車場が既に2200m台で高低差も少なく散策できる丘陵地のような場所にやって来ました。


最終目的地は湖ふたつだったのですが、駐車場から近いエリアになるので人が多そうです。少し手前の峠でご飯を食べました。
風が出てきて急に寒くなってきたのでわたしの上着を貸しています。わたしはもう1枚あるので。彼は今回いつもより気合が入ってなくて「サングラス」「帽子」「上着」を忘れてきました(;´Д`) 他の持ち物はわたしが準備してあげたのですが、服は任せてあったのです。途中から曇ってきて結局最後まであまり晴れなかったので幸い帽子やサングラスはなくても大丈夫でした。


お昼ご飯のあとは湖に向かいます。


あっ、ハイキング道に放牧の牛が・・・
「怖い。。」と次男。
基本襲ってきたりはしませんが、たまに気の荒くなっている牛とアクシデントが起こったりもゼロではないらしいので「牛さんのいるところは道から離れて歩きなさい」とアドバイスしました。


「・・・。」
怖気づいている次男(^^;


知らんぷりして横をさり気に通り過ぎれば大丈夫です。
ごめんね~お邪魔しました(;・∀・)ってね。


ハイキング道周辺にいたのはアボンダンス種の牛でしたが、丘陵地の低い辺りには黒に背中に一文字に白いラインが入ってる牛がいました。ここら辺では見ない品種です。


しばらく歩くと見えてきました。レリエ湖(Lac Lérié)です。
お盆(みたいなもの)だけあり何人かハイキング客の姿が見えます。


曇ってきたのが残念。青空や向かいの山が映し出されずに湖の魅力が発揮されきれていません(;´・ω・)


次の湖に向かいます。


てくてくと登ってくる次男。


ノワール湖(Lac Noir)に到着しました。「黒い湖」・・・フランスの湖で2番目くらいに多い名前です。一番はおそらくLac Blanc「白い湖」でしょう。


大きいケルンがありました。すぐ隣はものすごい深い谷になっています。覗き込んでいた次男が「怖っっ」


そのすぐのところにエーデルワイスが咲いていました(*‘∀‘)


ノワール湖の湖畔を通ります。この辺りも放牧の牛がいっぱいでした。


牛さんがぺろぺろと身繕いし合ってました(*´ω`*)


大き目のふたつの湖のほかにもう一つ、クリスタリン湖という小さな湖の近くも通りました。極小の湖なのに地図に名前が載ってるのが意外だったのですが、よく見るともっと大きかった湖が枯れてきてこんなに小さくなってしまったということが分かります。


この日ここまで歩いたところには全くなかったのですが、駐車場が近くなるこの辺りにだけブルーベリーがありました。


頑張れ、次男~!駐車場まであと30分くらいです。


うう・・最後は登りになっています。特にたくさん登った印象はないにしても1日中アップダウンのある丘陵地を歩いてきているので最後のこれはちょっとキツかったです💦


はーーやれやれ。ようやく駐車場に着きました。朝は3、4台しか停まってなかったのに満車とは言わないまでもかなりの盛況ぶりです。


重たい登山靴を脱いでほっとする瞬間(;´∀`)


帰りも平均時速15キロでしか走れない7キロある山道が待っています(~_~;)


向かいの山のジグザグもこのあと通る道です・・・


山道終わってしばらくしたところにある村に停まった時。砂だらけ(@_@)


この後、少し前のブログに書いた「聖母マリアの被昇天祭(長っ)の祝日」のクラシックカーの集まりを見に行って帰宅したわけです。
車好きの次男はきっとそっちの方がいい思い出になったことだと思います(^▽^;)

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