randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

エクラン国立公園の湖へハイキング

仕事が休みだった金曜日、エクラン国立公園の中南部に日帰り遠征してきました。片道3時間ほどかかる結構遠い地方です。


星マークや旗マークはわたしが行くいろんな山のハイキング出発地点です。今回のところが比較的遠い場所ということが分かります。幸い高速はグルノーブルまでなので高速代はそんなにかかりません。
最近2日連続の休みがなくて、日帰りばかりなのですが何も嬉しくて毎回片道3時間や4時間運転してるのではありません。1時間半や2時間でも色んな山に行けるのですが、わたしの休日にピカ―っとあちこち晴れ、ってことがまずなくて天気のよい方面まで行ってるだけの話です(;´Д`)
天気予報もコロコロ変わるので金曜日も前の日の晩まで待って行き先を決めました。


最近明るくなるのが遅くなってきました。7時過ぎにまだこんなに暗いです。奥の灯りがともっているのが車を停めるつもりの村です。
このエリアには去年の9月に2泊で来ており、ひとつ手前の駐車場から出発して2700mくらいの地点にある避難小屋に一泊し、2泊目はだいぶ下りたところにある山小屋(管理人さんのいる)でしました。3日目は午後から仕事だったので大急ぎで帰ったのでした(^^;


7時15分くらいにレ・ボームの村に到着。標高は1354mです。


今日も2度目の朝ごはんです。これ食べとかないと、歩き始めてすぐにお腹が空いてしまうのです。だって朝ごはんうちで食べてから既に4時間ほど経ってます💦
歩き始めたのは7時半を回った頃でした。


レ・ボームの村を通り抜けます。


養蜂場の可愛い看板がありました。帰りに開いていたら寄っていこうかな・・・


おっ、立派な看板がありました。これぞ国立公園♫ですね。いや、エクランでも色々でこんなんある出発点の方が珍しいです。
右上の辺りにイラストがありますが、この日の目的地は湖です。先週ハイキングした先で経由地の小さい湖の畔でご飯を食べて「あ~やっぱり湖っていいなぁ」と思い、適当な湖を見繕ってみました。去年泊まったこの近くの山小屋の管理人さんがこの湖はきれいだよと言っていたし、先月子供たちや長男の彼女と泊まった山小屋にもたまたまここの湖の写真が食堂に飾ってあり(雪のある季節のものでしたが)、行ってみたい場所リストに入っていたのでした。


看板の地図は、わたしが持っているのと同じものが大きく印刷されたものです。
湖がいくつも集まった地点(2656m)までがハイキングコースになっています。ってことはわたしにとっては癒し系と言えるかもしれません、最近コース外が中心だったので。迷う心配なく、ある道をただ歩いて行くというのは気が楽です。
高低差は約1300m(アップダウンをカウントせずに)です。地図を見ると距離が結構長い感じがします。ということは全体的になだらかなところが多いということかもしれません。


登りはじめの案内看板。湖、4時間半かよ。遠っっ!!
昨日の夜、ハイキングのサイトを見ていたところ、この湖のすぐ後ろにある3076mの山はコース外だけど登ることが可能らしいです。まずは湖まで行ってみて、時間的、気持ち的に余裕があればチャレンジしたいと思います。


このように道路から上がってきました。


登りはじめ。


レ・ボームの村を振り返って。


すぐに国立公園の保護地域(le coeur、中心という意味でハートと呼ばれます)に入りました。ぐるぐる渦巻マークはフランスの国立公園に共通したロゴマークです。


国立公園の区域に入るところにはよく三色旗のペンキマークがあります。大抵ひとつかふたつ見る程度なのですが、この日はしつこく10個くらいどんどん出てきたので、もしかしてこれそのままハイキングコースを示すペンキマークなの?と思ったくらいでしたがやがてなくなりました。何だったんだろう‥ペンキが中途半端に余って使い切ってしまいたかったとか?(-_-;)


レ・ボームの村が小さくなります。川はドラック・ブラン(=白ドラック Drac Blanc)といいます。エクラン南部を流れる中心的な川、ドラック川の支流ということになり、この谷を白ドラックの谷またはシャンポレオン(この地方の中心的な町のひとつ)の谷と呼びます。


こちらは進行方向。紅葉がきれかったんですが、写真に撮るとそんなに色がちゃんと出ないです。まぁそこまで派手に色付いていたわけではないのですが・・ご覧のとおり木のない部分の山肌も多いですし。


マツムシソウがまだ咲いていました。最近行った他の山ではとっくに終わっていましたが、結構南という地理的なことも関係あるのかもしれません。


振り返ると昨年9月に2泊で来た時のメインの目的地だったル・ヴュー・シャイヨール(3163m)が朝日に照らされていました。


正面の山肌へとハイキングコースは続いていくようです。


少しずつ標高を上げていきます。眺望は反対側の方がよいので(何せ向かいには今登っていく山が立ちはだかっていて大したものは見えません)、ついつい何度も振り返ってしまいます。去年登った辺りなので、その時すぐ近くを通った山、見えた山がここから見るとどれなのか気になるというのが大きいです。何せ2泊した場所なので日帰りの時よりはじっくりと周辺の山を見る時間があったのでビジュアル的にも結構まだ記憶に残っています。ヴィユー・シャイヨールからのパノラマも素晴らしかった・・・


・・すると、山の斜面からカラカラといくつかの落石が。キョロキョロと上を探すとシャモアが一匹、こちらを見下ろしてました。ぬぬ~~っと見返すと、あちらも依然ガンを飛ばしてきます。くそっ、写真に撮ってやる!とカメラを取り出してる間に逃げられました。


ツンツンと去っていくシャモア。ズームしてやっとこれです。アイベックスと違ってシャモアはすぐに逃げるのであまり近くで写真を撮れません。


いい感じの道が続いていくようです。道もしっかりしてほんとに気が楽です。地図なくても大丈夫なくらいですね。とは言ってもまぁ何があるか分からないので、地図なしで山に行くことはありませんが(1,2回忘れたことはあります)・・・


太陽が高く昇ってきました。


滝になっているところがあります。他にも水の流れているところはあり、これらが集まって谷を流れていくんですね。


滝の上流のあたりを一度越えます。水量は多くないので渡るのもそう大変ではなかったですが、5,6月くらいの雪融けの季節はこの倍以上流れているだろうし、もう少しして気温が下がると凍るので滑って危なさそう。そして雪の季節には雪崩の通り道になりそうな場所です。
今みたいに何の心配もなく歩ける季節って案外長くないんですよね・・・


標高が上がるにつれ、土や草は減ってきて石ころ地帯になってきました。


もうそろそろ出発から2時間になろうとしています。950mほど登ってきました。なかなか1000m登れないですね・・・こんなに色々写真撮らなかったら1000mいけるのかな??まぁわたしのハイキングはスポーツではないので時間は気にしなくてもいいのですが、いつもタラタラし過ぎなので体力もつかないというか、イザというときのために、早くも歩ける体にしときたいので最近は登りはじめの1時間とか2時間だけ意識的に早く歩く練習?をしてるのです。日常的にジョギングとかマラソンとかで鍛えるほど精神力が強くなく(^^;


まぁいいか・・・ここらで一度休憩しておきます。お腹も空いてきたし(早いな)。
ここらは谷の最後というか一番奥の部分にあたり、この岩と草の部分は今いるところからすると谷の向かい側になりますがとっても浅いので川を越えて渡ることもできそうです。


よく見ると小さな池・・いや、水溜りみたいなものがあります。


さて、10分ほどおやつ休憩をしたのち出発です。
いい感じの植物ほぼゼロ地帯になってきました。


今までなだらかなところが多かったですが、少し急なところも出てきました。


ザレザレです(≧∇≦) といっても割と大きい目の石が多いので歩きにくくはありません。
高い山って感じがして好きです。


歩く場所によって石、岩の色が変わってきます。この辺りからはピンク系が多くなってきて(花崗岩でしょうか)、ときおり茶色っぽい岩もありました。


こんなとこだけど、道はちゃんとあります。助かる(*´ω`*)癒し系だわ~~✨



まだ湖まで辿り着いていませんがちょっと長くなりすぎるのでここらで一度投稿します。
湖、きれいですよ~!乞うご期待、です(*'▽')