フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

久々のヴァノワーズ国立公園(前編)

最近ヴァノワーズ国立公園の真向かいにあるボーフォータン山塊に2度行って、ヴァノワーズの美しい山頂の連なる様子を目にして、久しぶりに行きたい気持ちが高まっていました。最後に行ったのは6月前半に子供たちと山小屋で1泊したときでした。なんと半年にもなるんですね・・・


わたしがスノーシューするという話を聞いた友人Aちゃんが「わたしも行きたい」と言いいます。Aちゃんはスキーをするしアルピニストでもあるのですがスノーシューはほとんどやったことがないと言います。スノーシューできる行き先を調べてもらって、行きたい候補を挙げてもらうとボーフォータンふたつとヴァノワーズひとつだったので3回連続でボーフォータンはいらんやろ・・とヴァノワーズに決めさせてもらいました。


Aちゃんはまだ冬タイヤに替えていないのでわたしの車で行くことに。
出発、5時?と聞くと「む・無理・・💦せめて6時でお願い」と言いいます。6時に彼女のうちからすぐ近くの駐車場で待ち合わせです。


天気予報では晴天のはずだったんだけど。。
何この雲?ガス??まさかやめてよね~・・・


スキー場として有名なプラロニャンから出発です。
スキー場から出発のコースは自分ではほとんど選んだことがないのですが(リフトとか見たくないので)決めてもらっておいて文句を言うのもなんだし、まあたまにはいいでしょう・・・
ただし今日のコース、2年半前の夏に来たことがあります。スキー場から出発した事が今まで4回だけあるうちの1回でした。


プラロニャンは中規模のスキー場で駐車場もいくつかあり、今日停めるつもりのは町はずれになります。
まだスキー場自体オープンしていないため、町の除雪は最低限の中心的な道のみ行われています。この写真の先150mほどのところで緩く登り坂になっており、スタッドレス履いてるわたしの車でも上られず・・・


彼女の方が雪の道の経験が多いので代わってもらいますが、無理でした。1速の代わりにバックもいいかもしれない、と方向転換して試してくれましたが、登りきれず。。


仕方ないのでせめて発進しやすような平たい場所に停めておくことに。


車から出て準備をします。。さっ寒っっΣ(゚Д゚)
この日のプラロニャンの最低気温はマイナス9度、最高気温はマイナス4度と天気予報で出ています。


周りには立派な感じの山 がいっぱいですが、一番有名どころ以外はちょっとよく分かりません(^^;)


駐車場までは町の中心から約2,5キロ。地図によると高低差でも200mほどあります。


既にスノーシューハイキングです。駐車場に向かっているということは一瞬忘れます(^▽^;)


だいぶ上がって見下ろしたプラロニャンの町


最後にいくつかの民家の前を通って・・・細い階段が多かったのでスノーシューは外します。
ちなみにAちゃんはスノーシューを持っていないのでわたしが前使ってた(イケてない)やつを貸してあげました。


ふぅ…ようやく着きました、リフト乗り場になっています。チケット(パス)売り場になっている小屋に現在の気温が表示されています。マイナス11度(゚Д゚;)そりゃ寒いわな・・・・


山スキーヤーさん達がずんずんと進んでいきます。


残念ながら、リフトの横をしばらく歩かないといけません。まずはそこそこ緩やかな斜面
そして上の画像にあるキツい斜面です。夏のコースとしては、まあ大差はないとしても隣の森の中を歩けるようになってあります。


しんどくてもカメラを向けると( ^ω^ )ニコニコのAちゃん
そろそろさらにキツい斜面になりますよ~


山の裏からお日様がでてきました。


キツい斜面を登り終わって。
山スキーヤーさん達のトレースを踏むと悪いので避けて登った結果、ズボズボして疲れました💧


少し緩やかにはなりましたが、もうしばらくゲレンデの上を歩きます。


ゲレンデが終わる辺りでAちゃんが撮ってくれました。
この少し先のあたりで水とシリアルバーで一休み。と言っても一面の雪で座る場所もないため、立ったままの休憩でした。


山小屋が見えてきました。
特徴的な尖がりはエギーユ・ド・ラ・ヴァノワーズです。


バルメット山小屋です。レストラン的要素の高い山小屋ですが、シーズンオフのため閉まっていました。夏山シーズンやスキーシーズンには大盛況なことでしょう。


バルメット山小屋を越えて先に進みます。気持ちのよい天気と景色にふたりとも感嘆の声をあげてしまいました。めちゃくちゃ寒いですけども💦


同じあたりで2年前の夏に撮った写真です。どちらの方が美しいでしょうか・・・甲乙つけがたいですね。

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