randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

1泊2日でブリアンソネ地方へ初遠征(道中編)

日~火曜日で3連休だった先週末。日曜日は友人と日帰りでヴァノワーズ国立公園へ。スノーシューで歩くのが目的だったのでわざわざ雪がたくさん積もっていて尚且つお天気の良い行き先を友人に調べてもらって決めました。
彼女が日曜日に一緒にハイキングしたい、と言ってくる前は日~火で2泊3日で普段あまり行かない遠くの地方まで遠征するつもりをしていたのですが、日曜にそこそこの距離を往復してしまった(400㎞ちょい、しかもわたしの運転で💦)ため月火の1泊ではあまり遠い地方までは運転する気がなくなってしまいました。2泊の場合、片道4時間~4時間半かかるイタリア国境に近いケラ山塊あたりを考えていたのですが・・・
それに、最近の降雪具合を調べるとサヴォア県、オート=サヴォア県といった東~北東方面(スイス方面)、そして結構近場のイゼール県(先週末雪崩で3人の死者を出したシャルトルーズ山塊もこの県に含まれます)ではかなり積もっているものの、ケラ山塊を含む南方面の山塊は最近はあまり降っておらず、先月に積もった雪もかなり融けてしまっている様子。
①雪が融けた地方でスノーシューなしのハイキング
②雪がたっぷり積もってる地方でスノーシュー
のどちらかに狙いを絞ろうといくつかの候補地の天気、降雪量、スノーシュー可能なハイキングコース、またはスノーシューなしで行けそうな雪少なめの2500m以内くらいのハイキングコース、そして民宿、、と考えるのにまたかなりの時間を費やしました💧
降雪量は大まかなことしかネットでは調べられないしスキー場のウェブカメラは人工雪まき散らし中のゲレンデの画像かもしれないし(来週末オープンのところが多い)、第一スキー場でスノーシューするわけではないので(日曜は珍しくスキー場からの出発でしたが)あまり参考になりません。観光インフォメーションセンターや町役場に2、3電話したりもしました。
結局、元々思い描いていたケラ山塊の手前、エクラン国立公園とセルス山塊に接したブリアンソネと呼ばれるオート=ザルプ県第2の町ブリアンソンの周辺の地方に行くことに決めました。雪は2000m以下ではほとんど残っておらず、それより上でも場所さえ選べば20~30センチの積雪量といいます。スノーシューは日曜日に思いっきり楽しんだし(先週も先々週も…)、どっちみち今後しばらくはイヤでもスノーシューになります。今回は雪の少ないところでスノーシューなしのハイキングがしたい気分になりました。
夏山シーズンはとっくに終わり、スキーシーズンにも入っていない今の時期、民宿は閉まっているところが多いのですが手ごろな値段のところが前々日になんとか予約できました。


いつもは遠くに行くときは4時台とかの出発が多いのですが、今日は遅い目の6時頃に出ました。ブリアンソネ山塊は南方向に行くときに何度も通りががっているものの、ハイキングしたことが一度もありません。片道2時間45分ほど(270㎞)と、元々思い描いていたケラ山塊に行くのの3分の2くらいの近さです。
これは半分くらい来たエクラン国立公園の北部に近付いた辺り。この地方はここ2日ほど天気が悪かったのでまた積もったようです。


時々立ち寄るトイレがある県道のパーキングに何やら普段見ない小屋が設置されています。ツール・ド・フランスもよく通るアルプ・デュエズのスキー場のインフォメーション小屋でパスも買えるみたい(CAISSE=レジ)です。このエリアではレ・ドゥー・ザルプのスキー場と共に規模も大きく一大ビジネスですので、シーズン前からやる気満々で準備が始まっているのでしょう。シーズン初めは特に、降雪の有無でホクホク顔と渋い顔のスキー場に分かれますが、ここらは比較的積もっていて関係者はホッと胸をなでおろしていることでしょう。


ツール・ド・フランスをはじめいくつもの自転車レースがよく通る場所なので、県道のロータリーにはこんなものが輝いています。昼間に通ると光ってなくて見過ごしてしまいます。


しっかし天気悪いなー・・・
わたしが行く方面は2日とも一抹の雲もない晴天の予報なんですが、これがあと1時間とか運転しただけでスッキリ晴れるんでしょうか・・・不安になります。


もう何度も通ってお馴染みの湖の畔のトンネル工事中期間の仮道路。対岸の山の斜面の中をトンネルが通っています。もう3年近く工事していますが、今月半ば(スキーシーズン入りを意識した日程でしょう)に開通する予定だそうです。


さて仮道路から通常の県道に戻ってきました。ここで県を越え(イゼール県→オート=ザルプ県)、同時に地方も変わります。リヨンが中心となる「オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方」からマルセイユやニースも含む「プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地方」に入ります。ピンぼけていますが、その看板です。
心なしか、空が明るくなってきている気がします。雨は知らないうちに止んでいました。


県境を越えてすぐにラ・グラーヴの村を通りがかります。ここはエクランでも最も美しい山のひとつ、ラ・メイジュ(中央、3983m)やラトー(右、3809m)の北壁の真正面になります。
前日に一緒にスノーシューをしたAちゃんは同じくアルピニストのお兄さんと共にこの夏、メイジュのいくつかの尖がりのなかで2番目に高いドワ・ド・デュ―(「神の指」3973m)の登頂に成功しています。カッコよ過ぎです・・・(;´Д`)
写真でちょうど飛行機雲が出てきている部分の尖がりだと思います。


ラ・グラーヴから10分ちょっと運転したのちヴィラ―・ダレーヌ村を通過します。谷を挟んで真向かいに見えるベック・ドム氷河が朝日に照らされてきれいでした。


今走っている県道は峠道路扱いになっている部分があります。標高2058mのロータレ峠を通るのですが、グルノーブルとブリアンソンという大きなふたつの町を繋ぐ主要道路なので冬でも基本的に閉鎖されません。
気が付くと先ほどまでの悪天候をすっかり忘れてしまうほどの青空です。だてに「プロヴァンス・アルプ・コートダジュール」という名が付いてるわけではない地方ってことでしょうか(天気良さそうなイメージ)。


峠の少し手前にある道路情報の電光掲示板。ひとつ目のロータレ峠はオープン、ふたつ目のガリビエ峠はクローズド(大抵11月下旬から5月下旬)。それもそのはず、2645mとフランスで5番目に高い標高の峠道路なのです。どちらもツール・ド・フランスのコースにしょっちゅう組み入れられています。


ロータレ峠。駐車場に停めてカフェ(2、3軒あります)にでも入って休憩するか―と思って楽しみにしてたのですが・・・あ、ちなみに今回の1泊2日は癒し系です。前日ヴァノワーズ往復があったので既にもう満足感というか、少しテンション緩んでて(正直うちでゴロゴロしたいような気もしたくらい💦)・・・翌週は仕事も忙しいのでゆるりと旅するつもりで来ています。


・・・が、道路自体はきれいに除雪されているのですが、駐車場は雪がたんまりと積もっており全く除雪された場所がありません。それにカフェやホテルは全部閉まってます💧
がっかりしながら景色を見ながらトロトロとゆっくり運転し(誰も後ろから来ないのを確かめつつ)先に進みます😞


しっかし、しっかり積もってるねー・・・ほんとにわたしが1泊するあたり雪ないんでしょうか。また不安になってきました。万が一雪がたっぷりあった時のためにスノーシューは車に積んであります。


が、峠を越えてしばらく走っているとどんどん雪が少なくなり、山肌がしっかり見えた山が多くなってきました。


目的地からすぐ近くのスキー場、セール・シュヴァリエを通過します。道路わきにインフォメーションセンターの看板があったので開いてたら寄って行こうと思い、案内板通りに来てみました。調度9時で開いたばかりです。
今日明日に行く候補になっている場所のハイキングコース、積雪量や、林道の状態ことを聞いてみたのですが、窓口にいた中年の女性は稀に見るやる気のない(&知識もない)人で、だからと言って他の人に聞くとか(奥にふたりほどいました)、そういう気持ちもなかったのでこれ以上時間を無駄にしたくないので「はい、どうもありがとう」とそそくさと出てきました(;´Д`) こういうところで働いている人は大抵やる気もあるし、親切でよく知っている場合が圧倒的に多いのでちょっとびっくしりました。



行きの道中だけでひとつの記事にしてしまいました(^^
実はわたしがもっとも好きな道路のひとつなのです(*'▽')夏に通っても冬に通っても美しい景色が次から次へと畳みかけるように現れます。実際に7、8月の観光シーズンにはハイキングを特別にしに来るわけではない国内外からのツーリストが多く通りがかり、また滞在もする地方です。


次回はブリアンソネ地方での初ハイキングです。スノーシュー or ノット・スノーシュー…お楽しみに♡

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