randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

天気が悪いので雪山の避難小屋で読書などしてみる

先週末から子供たちは2週間の冬休み(2月休み)に入りました。曇り時々雪・雨という天気予報でしたが自宅から2時間弱のスキー場に日帰りでやって来ました。子供たちがスキーを楽しんでいる間にわたしは近辺をスノーシューで歩きます。
天気が悪そうだったので、去年通って目を付けていた避難小屋でゆっくりしていくつもりです。


鍵が開いていて一安心。避難小屋は地元の村などの持ち物である場合以外は「使えるのかどうか」「小屋の状態、備品の有無」などの情報を仕入れるのが困難です。参加型のサイトである程度知ることはできますが、下手すると最新の書き込みが5年前なんてこともあるのであまり当てになりません。なので到着するまではドキドキです。まぁ今回は泊まるつもりではないので万が一閉まっていたとしても特に困るというわけではありませんが。


1階部分には大きなテーブルと・・・


薪ストーブがあります。木や枝のストックがあったので火つけちゃおうかなと下の部分を開けようとするとゴトンと扉が外れてしまいました。ちょうつがいの部分が壊れているようです。重たいのではめなおすのに難儀しました。これで心が折れてしまい、もう火はいっか・・・と諦めました。幸いもともと気温がそんなに低くなかったのに加え、この小屋のある場所は盆地のように3方を山の斜面に囲まれており、全く風がなく大して寒くはありません。その証拠に、屋根から雪や氷柱が融けてぽたぽたと水滴となって落ちてきていました。気温が結構高いことが分かります。


2階も見てみましょう。前回は多分2階には上がらなかった気がします。どうなっていたのか覚えていません。


あ、ひとり分だけどマットレスがあります✨ストーブがあって、マットレスがあればわたしの中では「実際に泊まれる小屋」にリストアップされるのですが、ちょっと待ってください。光が差し込んできている窓・・・ガラスも何もありません(;´Д`)これはダメです、寒すぎます…まぁ段ボールでも持参して固定させることが出来たら問題ないですけどね(;^_^A
1年半前の夏にひとりで泊まったエクラン国立公園の避難小屋、標高2697mのとっても素敵なところにあったんですが窓のような穴から風が入ってくるのでザックとか置いてみたんですが寒いわ持参のマットレスが薄すぎて寝心地悪いわでほとんど寝られませんでした(^^;)👇

・・でもここ、また泊まりたいです、段ボール持参で(^-^;


ドアを閉めてしまうと薄暗いので、窓の雨戸を開けよう・・と思ったら積雪で10センチくらいしか開かない(-_-;)
小屋に塵取りがあったのでスコップ代わりにして雪かきを試みたのですが、塵取りは塵取り以上の仕事をしてくれない模様で雪が硬すぎて、あと取っ手が短くて力が入らない。
そこで、アレの出番のようです。


スコップは雪山に行くときは「雪崩怖いね3点セット」のひとつとして必ずザックに入っています。本来は雪崩に埋まった人を救出するためですが・・・


使い方、違いますが結構重宝しています(;´∀`)
おかげで雨戸、全開できました。


これで明るいところで避難小屋ライフが送れます(*'▽')


長居する気満々でスープや飲み物の類はいっぱい持って来ました。


まずは暖まる担々麺風春雨スープ(もちろん日本で購入)。色んな味がパックに入っていますがどれも安定のおいしさです。チゲ風味と担々麺風味が一番お気に入りです。


今日のチーズはジュラ地方のモルビエです。ちょっと多いかな、食べきれなくて持って帰るかな、と思ってたけどなんかお腹空いてて(いつもの半分以下の高低差しか歩いてないのに)、問題なく完食(^▽^;)


ご飯を食べた後、どこの小屋にも置いてある思い出ノートを開いてみます。去年の秋以来誰も書き込んでいません。文章を読む限り、最後のふたつは小学生か中学生くらいの子供が書いたもののようです。


ゆっくりするつもりで本も持って来ました。気分によって選べるように2冊…さすがに両方読む時間はありませんが。


約2年ぶりくらいに読んでみる辻仁成さんの短編集。初めにこんな文章が(;´Д`)


窓の外が明るくなった気がして外に出ると、隣の山の裏の辺りの雲が薄くなってお日様が薄っすらと見えてきました。このまま晴れて~~


弱弱しいもののお日様の光で影が出来ています。
よし、晴れてくれるんだったらここにいつまでもいることはありません。荷物を片付けて出発しようと思います。といっても、このまま帰るか遠回りをしつつ帰るかの選択ですが(^_^;)
小屋から出てスノーシューを装着していると、ひとりの初老の女性が歩いてきました。挨拶をしたあと、周りのハイキングコースや道路の除雪状態の話などを10分ほどしました。感じが良くて明るく、この辺りのことに詳しい方でした。小屋で一休みしてから下りる、とおっしゃるので別れて歩き始めましたが、残念でした。もう少し早くに来ていてくれたら一緒に小屋で休憩しておしゃべりできたのに・・・


軽やかな足取りで小屋に向かう女性。定年退職されていて「好きなだけ山に来れるのよ☆」と笑っておられました。この方のように、健康で体力も落とさずに歳を重ねていきたいものです・・・


少し青空がのぞいています。


子供たちがスキーを楽しんでいる山の斜面が真向かいです。


先ほどの女性の話では、スキー場の山から稜線伝いにこのすぐ右隣の山にも行けるようです。


帰りに通ったエリアは「スノーシューのやつは低い辺りウロウロしとけよ(と解釈)」コース、分かりにくいところが多かったです。こういうほとんど見えない場所にコース案内の札があったり・・・


誰も歩いてなくて先客はウサちゃんのみ


わずかの間だけ青空を拝むことができたあとは、また空が真っ白になり間もなく雪がちらほら。しばらくすると融けかけのような雪がすごい勢いで降って来て、スキー場に着くころにはみぞれのようになり、急いで車に避難。子供たちとの待ち合わせよりもだいぶ早くに着いてしまったのですが、携帯で連絡すると「ぼくらも十分に滑ってもう疲れたし今から下りる」とのこと。スキー板などは勝手にレンタル屋に返しに行った後、車に戻ってきました。車から出るの面倒くさかったので助かった(;´∀`)
スキー場から帰る車でシーズンの日曜夕方は混む道なのですが、悪天候のせいで出掛けた人が少なかったのか、全く渋滞なし。早い時間にうちに帰れて週末の最後が慌ただしくならずにすみました。


最後におまけ。帰りの高速で助手席に座っていた次男が「あっ、なんじゃこの車」とわたしの携帯で激写。わたしは横目で古いビートルと違うの、と思ったんですが車好きの次男、違う違う~、見たことない車だった、と写真をもとにネットで探し出しました。1940年代のルノー4CV でした。可愛い(*'▽')


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