イタリアのポリスと朝ご飯(;'∀')
一泊でのトリノ旅行。山小屋に泊まるときと同じで子供たちがホテルで爆睡中の朝、町を散策に出掛けました。
7時半ごろに中心地にあるホテルを出て徒歩10分ほどでトリノのシンボル、モーレまで来ました。おお・・山頂のようにてっぺんの部分がガスってますΣ(゚Д゚)
手前の建物にとまっていた鳩がバタバタと飛び立ちました。ちょっとビビったけど絵になる・・・
お目当てのヴィットーリオ・ヴェネト広場に到着です。この日の天気予報は曇り。ポー河に面したこの広場はきっとガスってるとみてやって来ましたが、思った通りにいい感じに濃霧になってます。映画のワンシーンのようです。
トリノにはメトロ、バスの他に路面電車も走っています。
ポー河に架かる橋。小さなオレンジのはお掃除の車です。
中心地は河のこちら側になるので橋は渡らずに引き返すことにしました。
路面電車のための電線がクモの巣のようで面白いです。
路面電車のひとつはオレンジ色。懐かしい感じです。
・・・と、写真を撮ったのちそろそろホテルに戻るか・・と歩いているとパトカーがすぅっと隣に停まって、ポリスが二人出てきましたΣ( ̄□ ̄|||)
「身分証明書お願いします」
あ、マズい~!日曜の朝で人気も少なそうだからひったくりにでも遭ったらイヤなので小銭入れ(カフェにでも寄るかも、と思い)とカメラしか持ってないぜよ・・・
ということを必死で伝えます。
日本ではそんなことはありませんがフランスでは、イタリアでも多分同じだと思うのですがその国の住民かそうでないかは関係なしに身分証明の携帯、提示の義務があります。しかしまさかコントロールされるとは思ってなかった💦
あ、そう・・仕方ないね。それならせめてパスポートの写真を携帯で撮っておいたらこんなとき一応見せることはできるでしょ、と言われ見逃してもらいました。
名前と生年月日、フランスでの住所とイタリアでの滞在予定、住所を聞かれました。ポリスといっても普通のポリスでなく税関、不法滞在者など関係を担当する国境専門のポリスです。トリノは国境の町ではありませんが、リヨンでも空港はもちろん大きな国鉄駅などの町中でも見かけます。外国人であるわたしが職務質問されたのも仕方ありません。こんなお店も閉まっててツーリストもいない時間帯にウロウロしてるし💧
何とか釈放?されホテルに戻ろうと歩き始めるとパトカー再びスーッと来て「君、コーヒー飲む?」
おふたりの行きつけらしいカフェがすぐそこでした。
「なんでも注文して。奢るから」
えっ、じゃあこのクリーム乗ってるおいしそうなクロワッサン\(^_^)/
コーヒーでも飲んで帰るつもりではあったけど、まさかポリスと一緒とは(^^;
しかし、これ・・
クリーム乗ってる、じゃなくて中に満タンに詰まってて食べにくい!
口の周りや髪の毛にまでクリームがぁぁ(;´Д`)
慌ててポリスがお店の人からスプーンをもらってきてくれました。
お店の前で記念撮影です。
うち(いや、ホテルです)に帰って子供たちともう一度朝ごはん(^▽^;)
昨日買ったジャンドゥーヤのスプレッドが激ウマ😻
次回に続きます。