食のセレクトショップ・イータリーでお買い物
子供たちと週末に出掛けた北イタリアはトリノ。2日目は中心地からは離れた自動車博物館へ。2時間半くらい一緒に見ていたのですが、最後まで見るのには結構かかりそうです。2度目ということもあり少々疲れてきたのでわたしだけ先に出て夕方入り口で待ち合わせすることに。
その間出掛けたのは、こちらです👇
日本をはじめ今や全世界に数十軒の支店を持つ食のセレクトショップ「Eataly イータリ―」です。EatとItalyを掛け合わせたネーミングです。2007年にこのトリノの店が第一店としてオープンしたのが始まりだったようです。
初めて来たのはもう6~7年前になると思います。以来、トリノに来たら必ず寄ります。
昔アルコール飲料の工場だった建物を利用していると最初に訪れた時に案内してくれたイタリア人の友人が言っていました。
なるほど、工場っぽさが生きた天井の高いおしゃれな内装です。
コンセプトも面白いです。ここは野菜や果物のコーナー。サラダなど野菜が主役になった食事が向かいのカウンターでとれるようになっています。
天井は部分的にガラス張りでこの日はどんよりと曇っていましたがお日様が入ってくると気持ちが良いです。
こちらはお魚屋さん。手前のカウンターでは海鮮リゾットやタイのカルパッチョ等の一品料理が提案されていました。
烏賊を買うお客さんがありました。
タコがそのすぐ隣に見えるんですが、フランスではほとんどタコは売っていないので一瞬買って帰りたくなりましたが、あと数時間も生タコ持ってウロウロするのはNGです(^^;)
お肉エリアに移動。
きれいなお肉・・・全体的に街中の一般的な店に比べると高い目になっていますがお肉に関してはそんなに高くは設定されていないように思われました。
フレッシュチーズのコーナーです。
ザーッと水牛乳のモッツァレラが加えられました。
わたしが次に進もうとするとお兄さんが「あ、待って待って!」と急いでモッツァレラを切り始めました。ジューシーでコクがあってフレッシュでオイチイ✨オリーブオイルと美味しい塩でもあれば最高の一品になります。しかもセール中・・しかし長距離バスでうちに着くのは夜の0時近くになります。残念ながら無理(T_T)
ひょうたん型のチーズはいかにもイタリアっぽいです。フランスには全くありません。
スモークした茶色っぽいやつも見えます。
フレッシュチーズ以外の普通のチーズはこちら。フランスと同じくらい種類があります。
タイプ別に分別して陳列されています。
サラミやパルミジャーノ。どちらもフランスより安いので少し買い物かごへ。特にサラミはフランスであまり見ない小さなサイズがありました。山行きによさそうです。
チョコレートでできたトリノのシンボルマーク、モーレが堂々と飾られていました。
トリノのあるピエモンテ州は質のよいヘーゼルナッツで有名。スプレッドが各種揃っています。
お土産に配るのによさげな可愛い包みの小さなキャンディー。とてもたくさんフレーバーがあり、どれもイラストが違います。
マジャーニは日本でも買えるようですが(ほーんと何でも手に入る国です@_@)イタリア最古のチョコレートメーカーです。フィアットとコラボのラインがたくさん出ています。プレゼントのギフトボックスだとフィアットの車のミニカーが入ってるらしいけどそうでない普通の商品だと何かフィアットらしさがあるのか・・買わなかったので分かりません。日本のおまけつきお菓子みたいに(おまけの方がメインみたいな😅)何か入ってると楽しいんだけど。
日本のデパ地下のように試食コーナーがときどきあります。
イータリ―でウロウロしていると、フェイスブックにお友達申請が来ています。誰だろ・・知らんな。あれ?なんか見たことある?開いてみると朝職務質問されたのちコーヒーを一緒に飲んだポリスの一人でした。名前から探し出したみたいです。承諾するとすぐにメッセージが来ました。「僕今さっき仕事終わったんだけど、まだトリノ?コーヒー飲もうよ」
もうだいぶお店も見たし、子供たちを自動車博物館に迎えに行くまで1時間ほどあるなーって思ってたところでした。イータリ―はウロウロしてて楽しいんだけど、日曜の午後ということでどんどん人出が増えてきて疲れてきたのでどっちみちそろそろ出て近くのカフェで時間を潰そうとしていたのです。観光エリアではないので散歩しても楽しくないし・・それにここで買った大量の食材が重くて必要最低限以上には歩きたくない感じです(-_-;)
イータリ―前に来てもらいました。
昨日今日とお天気イマイチでしたが帰る直前になって晴れ間が出てきています(;´Д`)
近くのカフェで30分ほど話しました。といっても英語なのでかなり大変でしたが・・・
博物館で子供たちと待ち合わせなので移動。少し早く着いたのでエントランスのソファーで出てくるのを待ちます。
わたしと同い年の子煩悩なお父さんでした。離婚した奥さんの間にいるふたりの子供(女の子という違いがありますが)もうちと同い年。娘さんたちの写真を探して見せてくれてます。
間もなく子供たちが出てきたので「こちら○○さん、今朝職務質問してきたポリス😅」と紹介。メトロの駅まで荷物持つよ、というので10分ほど歩きます。
わたしはイタリア語はほどんど分からないのですが中学、高校で第二外国語で選択している長男は結構話せます。ポリスとイタリア語で談笑する長男。
今度トリノに来たら連絡頂戴、またコーヒー飲みましょう、というポリスとメトロの駅前で別れ、長距離バス乗り場にもなっているポルト・スーザ駅に向かいます。
メトロの駅を上がると国鉄駅になっています。トリノに3つある国鉄駅のひとつです。
帰りのバスの値段は行きの半額くらいだったので利用者が少ない時間帯なのかな、と想像していたらそんなことはなくて行きと同じくほぼ満席でした。
フランス国境に入ってしばらくしたサービスエリアで停まったときポリスが入って来て全員の身分証明書をチェックして回りました。先ほど一緒にコーヒー飲んだ人と同じ仕事をするフランス側のポリスです。
イータリーで買った生ハムとパンをバスの中で食べました。生ハム、衝撃のうまさでした。どうしてもっと買わなかったんだ・・・
イータリーで買い漁った食材。
ワイン買わなかったので大したことありません(;・∀・)
気になるものはたくさんあり過ぎてキリがないのでほとんどのものは欲しくても諦めました💦
長くなったイタリア週末紀行、読んでいただいてありがとうございました。
次からまたハイキング記に戻ります。