randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

スノーシュー 雲と雲海の狭間を漂う

山友Cさんとやって来たタイユフェール山塊。標高1300mの駐車場から2561mのグラン・ガルベールを目指します。


あまり理想的ではない斜面から登ってきてしまったようです。一般的な山スキーコースからあまりに離れすぎてるのか、トレースのひとつもないので見た目いけそうなところを選びつつ登っていきます。
登ってる最中、常に左に見えていたのは山塊2番目に高いラ・ピラミッド。


Cさんを待ちます。すぐ後ろを歩いてた・・と思ったら見えなくなっていました。すごい勢いで雲海の位置が上がってきたのです。わたしも自分が歩くのに必死で後ろをしばらく振り返っていませんでした。


あと少し登れば、ひとまず平らなところに出られそうなのですが、これ以上離れるのはまずいので傾斜があって不安定だけどここで待ちます。大声で呼んでみるとかすかに返事のようなものが聞こえるのですが、姿が見えません。


2、3分すると彼女の姿がガスの中から現れました。わたしが待っている位置よりも少しずれたところから登ってきました。というのも、彼女はわたしがしたみたいにトラバースするのが滑りそうで怖いと思い、急斜面を四つん這いに登ってきたのです。そう言えば、これは彼女の戦法(^▽^;) 以前に歩いたときも雪のある急斜面では四つん這いで登ってました。


左を見ると峠っぽい地形になっています。ここから奥は台地になっており、無数の湖や水溜りの集まる湿原のような場所なのです。
👇今歩いてるエリアのハイキング地図。たくさん湖がありますが、今の時期雪に覆われていて形は全く見えません。

湖の姿が見えないと、歩いても面白くないので湿原エリアには今日は寄りませんが、去年の4月に歩きました。👇普通なら標高的には5月くらいに雪どけするエリアですが、雪がとても少なかった去年は1か月ほど前倒しになっていました。

手前左がラ・ピラミッド(2838m)、右奥がル・タイユフェール(2857m)になります。この日は湖巡りをした後、今日の目的地、グラン・ガルベールにも登ったのでした。


さて、Cさんとも無事再会できたのでもう視界に入らないところまでは離れてしまわないようにしよう、と約束して再び歩き始めました。


かなり平たくなってきました。先ほどの鬼のような傾斜に比べると傾斜ないのも同然です^^;


登ってくるにつれ、右奥になんか出っ張ってるものが目に付き始めました。これこそ、今日の目的地、グラン・ガルベールの偽、または偽々ピークです(^▽^;)


雲海と、普通の雲との境が分からなくなってきました💦


ラ・ピラミッドも、雪がなかったらまあまあ普通に登れる山のようです。ル・タイユフェールには去年の元旦に登りましたがラ・ピラミッドにはいまだ未挑戦。うちから来やすいエリアだし、見晴らしも良いので雪が融け次第登りたいと思ってる場所のひとつです。


グラン・ガルベールの麓に近付いて行くと・・あ、見えてきました。タイユフェール山小屋です。


山小屋に向かう途中。振り返ると、どうやらわたし達、雲海と上空から漂ってきた雲とのわずかな隙間にいるらしいことが判明(;´Д`)


タイユフェール山小屋に到着です。


建物その2。でもどっちも鍵閉まってました。かなり質素に見えますが、避難小屋ではなく夏の間は管理人さんがいる山小屋です。


ちなみに去年4月👇

とっても景色のいいところに建ってます。湖巡りをするにも、目の前の高い山に登るにもいい立地条件です。


さて、時間は12時を回ったところです。Cさんと大事な相談をします。「どうする?お昼ご飯」この日は結構寒かったし(麓の村の最高気温がマイナス5度くらい)風もあったのでほんとは山小屋の鍵が開いていたら中で食べたいなと思ってたのですが、その夢砕け💧
グラン・ガルベールへはあと500mほど上らないといけないので、この雪だと2時間弱といったところでしょうか。頂上でランチ、は理想だけど2時過ぎか2時半くらいにはなりそう。ちょっと遅すぎておなかが空いてしまいそうです。でもまあ、とりあえずは登り始めることにしました。ここから真北に上がることになります。


のぼり始め。ちなみにすぐそこに見えているのは、偽ピークです。この方向からも一度登っているので偽ピークが少なくとも2度ほどあったことも覚えています(^^;


山小屋から少し歩いたところに、周辺の山の説明がありました。あ~これ、助かる(^^♪
有名な山以外はすぐそこに見えてるのが一体何なのか分からずに悶々とすることが多いのです。頂上で誰かに会ったりするとここぞとばかりに「あれは何?」と矢継ぎ早に質問しまくります^^;


主に正面に見えているのはエクラン国立公園北部のオワザン地方と呼ばれる地域、そしてもっと北側のグランド・ルース山塊です。ちなみにここに名前が載ってる山のほとんどがアルピニスムでしか登れない山です(;´・ω・) 絵に描いた餅・・・背景として楽しむしかありません。


さらに少し歩くと信じられないものが(@_@)


夏に山でよく見る蝶ですが、なぜか雪の上に留まって弱弱しく羽を動かしていました。そして閉じたまま、動かなくなってしまいました・・・一体何を間違えて今頃生まれてしまったのでしょうか(;´Д`)


雲海が発達しすぎて、東側はもうほとんど何も見えません。
風の強さを物語るシュカブラが。


先ほどは青空を背景に清々しい姿を見せていたラ・ピラミッドも雲に支配されつつあります。


後から登ってくるCさんを待ちます。またガスに飲み込まれて見えなくなってしまうと困るので・・・



また中途半端なところですが、ここで一度投稿します。





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