フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

ジュラでお買い物 その2

お目当てのハム・サラミ屋さんに到着するとお昼休みがないはずなのに閉まっており、あと1時間しないと開かないと張り紙がしてあったため、待ちつつお昼ご飯にすることにしました。ここのハムやサラミでピクニックするのを楽しみにしていたのに・・・
道路の反対側が草原地帯になっているのでそちらに渡ります。


農家が何軒かある集落になっています。


山でお馴染みの黄色いハイキング用行先案内板が。フランスじゅうで大体共通して見られます。山以外でもお散歩コースを提案しているようなちょっと景色の良いところなんかには結構立っているのです。ここも周辺の村などの表示がありました。


少し上がって来て。グレーの屋根の細長い建物、これがサラミ屋の工場になっています。


春爛漫な景色の中で平和なピクニックです。平和って・・いつも行ってる雪山と比べて、くらいな意味です(^^;)


車に積んでいたエコバック(大)をシート代わりに。2月に旅行したイタリアのスーパーで買ったものです(^^;


普段のハイキング同様、ジェットボイル&インスタントスープを持って来ています。


お昼前にレ・ルースのチーズ農協で買ったばかりのコンテチーズ出してきました(^O^)
・・あれ?何か足りない・・?あれれ、パンは??
。。。車に忘れた_| ̄|○
10分くらい歩いただけなので、取りに帰ろうと思ったら余裕なんですが、面倒・・往復20分だし。運よくおやつ用のパン・ヴィエノワ(ほとんど甘みはないミルクパン)があるので、それで代用です。なんかちょっと違うんだけど。。


パンがなかった割に、食後の飲み物は充実しています。うちイオン商品ふたつ・・


普通のインスタントブラックコーヒーにしときました。
さて、仕事中の同僚にピクニックの写真を送り付けたりしているともう2時前です。そろそろお店に戻りたいと思います。


車のトランクに忘れられていたパン。どこまでどんくさいんだよ・・・
1時55分に車がサーッと来て、見覚えのあるおばちゃんが出てきました。


「あらあら、待っててくれたの。悪かったわね」勝手口から入っていって中から開けてくれます。
「ここってお昼休みないと思ってたんですけど」と聞くと「それが今日はもう一人の店員が病気で休んだからね・・」なるほどね・・・でもピクニックの順番入れ替えただけで、時間的には大丈夫でしょう。さぁ、どんどん買うぞ\(^_^)/


久し振りです💕3、4年前から定期的に来ている大好きなお店です。


量り売りのテリーヌは3種類あり、ジュラの黄ワイン(ヴァン・ジョーヌ)風味のものが特に絶品。そーそー、これお昼に食べたかったんだよなぁ(;´Д`)


食いしん坊の同僚、S君から50ユーロ分お任せで頼まれているのでサラミやテリーヌ、生ハムなど適当に見繕って・・・


わたし用。まあだいたいS君用と似たようなラインナップです。


どっさりと買い込みました。瓶入りテリーヌをおまけにもらいました。


保冷バックにキツキツです・・・この後もう一軒チーズ農協に行くけどもう入りません💧


のどかな村をいくつも通り抜けます。丸い屋根の教会はフランシュ=コンテ地方っぽい。


あちこちに牛さんが集まっています。


果てしなく続く広い草原を走り抜けます。


時折牛さんの近くを走ります。この地方が原産で現在ではフランス中だけでなく外国でも飼育されているモンベリヤール種の牛さんです。


こんな何もなさそうなところをどんどん進むと・・・


お目当ての農協に到着します。コンテチーズの農協はジュラ県だけでも何十とあるし、色々試しましたが、ここ2年ほどはここが一番よく来る農協です。


中はモダンで、チーズ以外の商品もかなり充実しており、何よりもコンテの質が素晴らしいのです。それでいて値段は他所より高くない。地理的にも便利なところなので(わたしにとって)、どうしてもここに足が向いてしまいます。


いつも買うのがヴィエイユ・レゼルヴと呼ばれる熟成期間が特に長いもの。


今回S君に若いコンテと古いコンテ1.5キロずつ頼まれていたのと、わたし用で5キロ以上のコンテを購入( ̄▽ ̄;) 
他にこの地方名産のスモークソーセージなども買いました。


👇うちに帰って

大きい包みふたつが同僚S君に頼まれた分。若い目の1,5キロと熟成の長いもの1,6キロ。ひとり暮らしなのに・・・
対して私は3つの包みを合わせて2キロほど。でも午前中にもう一つの農協でも1キロほど買ってたので合計するとS君と同じで3キロほどになります(;^ω^)


フランシュ=コンテ地方の名産品であるソーシッス・ド・モルトーも1本買いました。モルト―は町の名前です。スモークタイプの茹でるタイプのソーセージでレンズ豆と一緒に煮たり、茹でジャガイモを付け合わせにシンプルに食べてもいいし、ポトフ風に野菜を茹でる時に入れてもおいしいです。
ちなみに茹でて食べるソーセージはフランス語でソーシッス、サラミのことはソーシッソンといいます。


農協の駐車場から。


さて、最後は元義母との待ち合わせに向かいます。時間的にはバッチリ間に合いそうです。


間に合うどころか20分ほど早く着きそうだったので、待ち合わせの村に着く直前にワイン造りをしている小さな別の村経由で遠回りして行くことに。


ピュピアン村です。ジュラの赤、といっても赤ワインを水で割ったのかと思うくらい色の薄いワインを作っています。・・・で、それでどうってこともないんですが(ワインを買う時間があるわけでもないし、しかも好きなワインでもないし)でもまあちょうど時間的にぴったりドライブできて満足ってことです(^^ゞ


村の高台の駐車場のある広場みたいなところまで来ました。時間的には1分間滞在することが出来ます(≧∇≦)
葡萄畑を見下ろして。
隣のテーブルではアルザスナンバーの車の老夫婦がピクニックで優雅にゆったりとお昼ご飯を食べておられました。その横に猛スピードでやって来て写真撮ってまた猛スピードで下りていく日本人(;´▽`A``


待ち合わせ5分前に到着です\(^_^)/ 元嫁、完璧なタイミングです。朝4時にうちを出てもう12時間近く経とうとしています(≧∇≦)
元義母&子供たち、もう着いて待っていました。後で聞くと1時間早く着いて待ってたんだとか💦電話してくれてたら、余計なドライブなどせずに直行してたのに・・・
無事子供たちの受け渡し完了、高速代ケチって県道で帰ろうと思ってたけど早朝から行動してて疲れたので高速乗って帰りました。


長い1日の長いジュラシリーズになりました。読んでくださった方、ありがとうございます。

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