randonneuseのブログ

フランス在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

わたしの里山・ヴェルコール山塊北部へ

2週間前の日曜日のお話です。
友達夫婦にお昼ご飯を招待されていたので、お天気良さそうだけど山には行けないな・・と思ってたら、午後少し遅い目に開始の様子。迷わず近場ヴェルコール山塊北部の既に何度か行ったことのある里山感覚で登れるお気軽コースに午前中だけ行くことにしました。


近いとはいえ、5時くらいには出ようと思ってたら寝坊した_| ̄|○
山に行くのに寝坊したことなんて今までなかったので、誰と待ち合わせしていたわけでもないけどかなりショックでした。歳ってことなんでしょうか・・・
家を出たのは7時前です。普段だと少なくとも高速は出ている時間なのに日の出は高速の料金所にて💦


グルノーブルで高速を出ます。結構すぐに山道に入ります。目の前には城壁っぽく立ちはだかるヴェルコール山塊。『東のバリケード』と呼ばれ(山塊の東面に当る)、南北50キロにもわたります。これは北の端っこに近い部分になります。


状態の良い県道を20分くらい上がってくるとランス・アン・ヴェルコールの町に着きます。一番手前にあるスキー場でもあり、もっと先にも別のスキー場やゴルフ場があります。
ヴェルコールは最高峰でも2300m台と比較的低い山塊で、前述の東の岸壁部分は雪が積もりにくいし、すぐに融けてしまうのですが、こちら、西側を見るとかなり雪が残っているのが分かります。


大きな町であるグルノーブルから30分以内と近いので日曜ともなると大勢のハイキング客やスキー客が訪れますが(ここはノルディックスキーのコースもある駐車場)、朝早いので(寝坊したのに。。)まだ誰も来ていません。


あれ、「スノーシューのやつは低い辺りウロウロしとけよ」コースのシンボルマークがリボンみたいなもので飾られています。一体どうしたんだろう・・・


前はなかった気がする看板が取り付けられていました。ライチョウの仲間であるテトラ・リールのいるゾーンを避けてくださいというお願いです。非常に怖がりな鳥さんなのでオスはメスへの求愛行動(黒く派手なニワトリみたいです。メスの気を引くために羽を広げてウロウロします)を止めて逃げてしまい、メスは卵を温めるのを止めて逃げてしまうので子孫が出来なくなってしまいます、とあります。
見た目がライチョウにそっくりなのはメスだけです。


太いハイキング道を15分ほど歩きます。雪はほとんど残っていません。


夏は放牧地帯になる草原にでてきます。これは振り返った写真。ほぼ一切雪はありません。もっとあると思っていたのでちょっと意外でした。


クロッカスはあちこちに。朝は閉じていますが、少し開きかけのようです。


山小屋レストランがあるのですが、3月末から閉まっているようです。夏のハイキングシーズンと冬のスキーシーズンだけ開いているのです。


放牧地帯を横切った後は森に入ります。さすがに雪が結構残っています。


・・・かと思ったら初めのうちは融けているところの方が多かったです。木の茂り方や方位によって一気に変わってきます。
ちなみに今日はスノーシューは持って来ていません。スノーシューなしはこの3日前のジュラ山塊でのハイキングに続いて2回目です。


30分ほど傾斜の緩やかな森を歩くと、木がまばらになってきます。
何度も来てる割に、ここらへんに着く少し前に道を外れてしまいやたら雪深い岩々ゾーンを通ってしまいました。ポピュラーな場所であるため、トレースはしっかりあるのですが、ヘンなとこ歩いた人のトレースや動物のトレースもいろいろ混じって、分かりにくくなっています。でも目的地は目の前に見えているので迷うことはありません。


斜面を登っていきます。


ふと振り返ると気球が浮かんでいました。


結構雪多いところもあります。歩きにくい・・・


思い切って、端っこの雪の全然ないところまでトラバースしていき、ガシガシと登りました。夏山懐かしい💙


ひとたび斜面を登ると緩やかな道になります。雪は厚く残っているものの、大抵は避けて通れます。


振り返って。


最後は草原部分を峠に向かって進んで行きます。この辺りにはほとんど雪はありません。


すっかり春です。


峠(1736m)に到着。


ここは雲海がよく出るゾーンなのですが、霞んでいるだけで雲海はありません。晴天&気温が高いという予報だったので、全く期待はしていなかったのですが、雲海あるのとないのでは景色の美しさが全然違うので残念です。
奥はデヴォリュイ山塊、手前はトリエーヴ山塊になります。


北側。肉眼でギリギリ、モン・ブランがぼや~っと見えていたのですが、写真には写りませんでした。


峠を後にして北側の稜線に向かいます。


ここから200mほど上るとピック・サン・ミッシェルの山頂に行けます。
パノラマは似たようなものだけど、ヴェルコール山塊の連なった『バリケード』がほぼ一番南の部分まで見渡せるのです。


ちょっとお腹が空いたので立ったままシリアルバーでエネルギー補給。頂上では休憩するつもりですが、今日はお昼過ぎにはうちに帰らないといけないのでいつもみたいにちんたらしている余裕はありません(^^;


西側の斜面のどこを歩いても登れるのですが、稜線に近いところが雪も少なく尚且つ正面の景色も楽しめるので、よっぽど危ないところでない限りそっちを通ります。通りにくい場合はちょっと下りますが、また上がっていきます(^▽^;)


ヴェルコールは石灰質の山。雨水などの浸食の跡が残ったラピアスと呼ばれる岩が多く見られます。このエリアはそこまでないのですが、ラピアスだらけで不思議な景観になっているところもあります。


振り返って。ヴェルコール山塊の南端の辺りが少しずつ見えてきました。


進む方向。200mなのであっという間です。最後らへんに少しアップダウンがあるけど、1度だけなので大したことないです(^^;
かなり急ではあるのですが、地図にも載ってるメジャーなハイキングコースなだけあり登りやすいです。



後半に続きます。

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