迫力の雲海、ダン・ド・クロール(2062m)頂上
先日ハイキング先の頂上で出会った一眼レフ男子に教えてもらった朝日&雲海のビューポイントであるシャルトルーズ山塊のダン・ド・クロールにやってきました。高低差700m弱なので半日ハイキングです。
短い森の部分と広々とした草原の放牧地帯の緩やかな斜面を登って来て、少し新たに木が生えたエリアを通り抜けると最後は岩々地帯です。岩場・ガレ場は大好きなのですが、なにしろ11月からずっと雪山でこういうとことはかなり久しぶりなので勘が鈍ってる感じです。
残雪に先週の新雪が混じったところを通ります。幅が狭いので注意して歩きます。
正面の景色。さっきなだらかな斜面を登っているとき「ここは山にあまり行かない人にもお勧めだな」とも思っていたのですが、高所恐怖症の人には向かないみたいな場所もあるようです。テクニック的には雪さえなければ難しいところはなさそうですが・・・
岩の合間からプリムラが。
雲海の上限の辺りを歩いてるようです。摩訶不思議な岩が聳え立っています。
厚くゆきが残っている&岩場&ツボ足なので踏み抜く確率大。できるだけ残雪の端っこや岩の際を歩かないように注意します。
摩訶不思議ゾーンが続きます。
「イイね!岩」とでも名付けたくなる岩の麓を通り抜け・・・
岩々地帯をしばらく歩き続けると・・・
奥が草原地帯になっているようです。
厚く残る雪。
サクシフラージュ(ユキノシタ属)の一種で早いうちから出てくるサクシフラージュ・ア・フォイユ・オポゼが地べたにギッシリと咲いてる地帯が。
その小高くなってる地点が頂上のようです。十字架が薄っすらと見えています。
もう少し~!
おお・・・半端ない雲海(@_@)
ダン・ド・クロール(2062m)頂上\(^_^)/
まだ7時にもなっていません。1400mの駐車場から1時間25分でした。風景や花の写真撮ってなかったら多分1時間15分くらいで着いてたとは思いますが(雪がなければ多分もっと早く)、それでも登ってる最中に見えた空ピンク、紫のスペクタクルを頂上から見るためには1時間くらいは早くうちを出るべきでした。そのためにはうちを2時半に出なけばならず・・今の時期、お日様が昇るのが早いので朝日を頂上で見るのはとてもキビシイですね。駐車場で車泊とかはまだチャレンジしたことがありません。てか多分車の中では寝られないと思う・・・
十字架のすぐ隣には石を積んでぐるっと囲んであります。風がとてもきついので(いつもらしいです)、この中に座るとするか・・・
まるで飛行機の中から見るような雲海です。
正面にはベルドンヌ山塊。3つ尖ったのの左端がグラン・ピック・ド・ベルドンヌ。2997mで山塊最高峰になっていますがクライミングを含み、アルピニスト向けの山です。そのすぐ隣のクロワ・ド・ベルドンヌ(2926m)には昨夏登ったことがあります。
こちらはこの冬何度となくスノーシューで出掛けたタイユフェール山塊。このふたつはル・タイユフェールとラ・ピラミッドという山塊1、2番の高さになる山です。
最終回に続きます。