フランスで山歩き

仏中東部リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

次男と湖畔の山小屋で一泊(6月上旬)

次男と今月初めに南仏のメルカントゥール国立公園に遠征した時のハイキング記です。


朝はお天気が良かったのですが、予報通りヴァンス山小屋(Refuge de Vens)に到着した時にはどんより曇り空、雨もぱらついていました。ここ数週間、フランスじゅうでお天気が悪かったので、このくらいはましだと思わないといけません。1日晴れても翌日からまた2、3日曇りや雨、といった感じでまとまった晴れ間が出ないお天気が続いてました。


この辺りはイタリアからすぐ(直線距離で500mくらい)、先ほど経由したフェール峠(2584m)を含む山小屋の後ろの山々の稜線が国境となっているためイタリアからのハイキング客も多いのでしょう、フランス語とイタリア語の表示になっています。


管理人さんはまだいない時期でしたので、小屋の使い方についてのメッセージがホワイトボードに記されています。「薪ストーブの灰は掃除しておいてください」「用を足すのは小屋から最低50m以上離れた場所でお願いします(冬の間はトイレは使えない)」「使用料の小切手をお忘れなく(ひとり8ユーロでした)」などです。


食堂から見えるヴァンス湖。去年同じ時期に来た時には完全に融けていました。
👇

去年は雪も少なかったし、お天気も良かったせいか山小屋にはわたしの他にソロのハイキング客が3人、計4人で楽しい夕べを過ごしたのでした。


👇同じく去年来た時、小屋の後ろ。昨日は雪の中ガシガシと降りてきたのに・・・

宿のお供の一人だったイギリス人ハイキング客。水を汲みに行ってるところです。
あ~素晴らしいお天気だった・・・


薪ストーブがあります。気温的にはそこまで寒くないんだけど、小雨が降ってたりしてジメっと冷えてきた感じなので火を点けたいところです。


入り口からすぐの荷物置きスペース&台所。台所は薪ストーブのすぐ後ろにもあるのですが、どっちみち両方シンクが使えないしガスもないのでこちら側のほうが明るいので調理台として使いました。
あれ、荷物整理のかごの中に水筒とか衣類が。泊り客わたし達だけかと思ってたけど、荷物の一部を置いて散策に出掛けてるハイキング客がいるのかな?


夕方になって誰も帰って来ないので、かごを引っ張って覗いてみたら夏の衣類とかも混じった色んなものが。どうやら宿泊客の忘れ物をまとめてここに入れてあるみたいでした(^^; 結局わたし達の他には誰も来ませんでした。土曜の晩だし、ポピュラーなハイキングコースらしいので他に泊り客がいるに違いないと思っていたので意外でした。


先ほどすぐ近くの小川でペットボトルに水を汲みましたが、明日の朝までは足りなさそうなので次男に頼んで小屋のお鍋に水を汲んできてもらいました。
小川は小屋からすぐなのに帰ってくるのに10分以上かかったのでどうしたのか聞くと
①近い場所は小さいペットボトルには水を汲めるけどお鍋は深くて無理なので汲める場所まで川を遡ってた
②帰りに一回つまずいて水をほとんどこぼしてしまったのでまた汲みに戻っていた
③先ほど小屋に到着する少し前に転んだ時に地図を落としたことに今頃気付き、拾いに戻ってた
・・・なんか。。全てにおいて可愛そう・・・ごめんね(~_~;)


ホットココアとレモンジャムのビスケットでおやつタイムにしました。


さて、ここからが小屋ライフの本題です。食堂の薪ストーブ横には薪がいくらかストックされていたのですが、かなり大きなものばかりでいきなり火を付けられません。もう少し小さな木が必要なので外に探しに行きます。


雨が多かったせいか、全体的に湿っています(;´・ω・) なるべく乾いてるっぽいのを集めます。木片にライターで火を近づけて湿り具合を確認している次男。


良さげなのを集めてきてチャレンジです。


新聞紙はストックがあったのですが、小屋の中まで湿気ってたようで、火がついてもすぐに消えてしまいます。外にあった木片や枝もやはり湿り過ぎで火が移りません。30分以上頑張ったのですが、火を起こすことはできませんでしたガックリ_| ̄|○
次男、かなり落ち込んでいて翌日うちに帰るなりお兄ちゃんに「火起こし失敗した」と報告していました。


冬でもないし、そこまで寒いわけではないので持って来た服を全部来たら大丈夫です。
気分を変えて晩ご飯作りに取り掛かります。メインは前にハイキングの帰りに農協で買ったサヴォア地方の名産品のソーセージ「ディオ・ド・サヴォア」です。冷凍したものを冷凍ペットボトルと共に保冷ポーチに入れて持って来ています。昨晩泊まった民宿でも冷凍庫にストックしておいてもらいました。
インスタントのトマトスープの素、乾燥キノコ(ボレと呼ばれるセップ茸に近いもの)、乾燥玉ねぎやチャイブのミックス、あとはチーズとパン。


ポテチをつまみながらのご飯作りは山小屋泊のときのお決まりパターンです。
このポテチもブルターニュ産でした。というのも、この日のお昼にもたまたまブルターニュ地方の製品がふたつ登場していたもので、珍しいなと思いパッケージを激写(^^ゞ


乾燥キノコをぬるま湯で戻し、茹でたパスタにお湯のままトマトスープの素をぶち込みます(このパターン多し)。ボウルによそってから乾燥玉ねぎ&チャイブなどのミックスを混ぜ混ぜします。


ディオ・ド・サヴォアを焼くのには山小屋のフライパンを使わせてもらいました。去年来た時にフライパンとかあって使えたのを覚えているので(実際に使いませんでしたが)、持って来なかったのです。万が一なかったら、茹でようと思ってましたが焼いた方がおいしそうです(#^^#) 適当な蓋がなかったのでサイズ的に唯一良さそうだった圧力鍋の蓋を乗せました。結構太いので蓋をしないとかなり時間がかかりそうだったので・・・
しかし圧力鍋の蓋はとても重たいのでジェットボイルが倒れないように注意しました。


出来上がりです。いただきまーす\(^_^)/
肌寒いので、ハフハフとおいしくいただきました。


川まで洗い物に行ってもらいました・・・が、水が冷たすぎてソーセージの脂は取れないので結局ティッシュペーパーで拭きました(-_-;)
さて、寒いのでもうさっさと寝床に入りたいと思います。まだ明るいんだけど・・・


2階部分が寝室です。急なハシゴ。寝ぼけて下りると転げ落ちそうになるので要注意です(;´・ω・)
後ろの部分は靴箱。上履きがサイズごとに揃っています。


ふたつあるうちのひとつ、26人寝られる寝室が冬季期間は開いています。もうひとつも併せるとベッド数45になる中規模の山小屋です。
びっくりすることに、寝室部分だけですが電気が点きます。太陽パネルがあるから当然なのかもしれませんが、水も出ない、トイレも使えないのでちょっと意外でした。


翌朝5時20分くらい。
昨晩は寒くて毛布2枚重ねてもなかなか寝付けませんでした。こんなに寒い思いをしたのは久しぶりです・・・


小屋の外に出ました。雲が多いですが、一番きれいな時間帯です。


寒いのでダウンジャケットの上から毛布を被って出てきています💦


なんかちょっと立派な感じの山が正面に。。勉強不足で何の山か全く分かりません(;´Д`)


そうだ、飲み物で温まろう・・小屋に戻ります。


小屋の中からでも同じ景色が見れるので(^^;) あとはコーヒーを飲みながら食堂でボーっとしていました。


小屋からマーモットを見ることが出来ます。食堂から・・・


台所の窓からも。


次男を起こして朝ごはんにしました。


さて、忘れ物はないか確認して出発です。
わたしの服、ザック、手袋でなんか女の子みたいになってる次男( ̄▽ ̄;)
(いや、それ男の子に言っちゃだめです、めっちゃ気分を害するひとことみたいなので)


次は下山&帰り道編です。

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