次男とアンバン山小屋で1泊(6月中旬)
次男と6月16、17日で出掛けたハイキング記です。昨年10月にひとりで訪れたエリアですが、その時は雪がなかったし一人だったのでガッツリと周回で歩きましたが、次男と一緒だし雪もたくさん残っているので2800m台の地点まで行き、夕方には山小屋に向かって下りていきました。
先日の今月初めにメルカントゥール国立公園に遠征した時にアイゼンデビューした次男。今回も活用しまくりでした。
ピンクのクッションのようになるサクシフラージュ・トロンケ。
雪が少ないところまで下りてくると夏のハイキングコースの道に交わることが出来ました。ペンキマークが殺人現場っぽくなっていることが度々(;´Д`) 風の強い日にペンキを塗りなおしてしまったのでしょう・・・
教訓・風の強い日にペンキは塗らないようにしよう。塗る場合はペンキの量に気を付けよう。・・いや、わたししないですけどね(^▽^;)
谷底の平たいところまで下りてきました。緩やかな傾斜ですが距離は少しあるので黙々と早足で歩きます。
ようやく帰ってきました。
小屋の看板です。
小屋前でふたりの中年男性ハイキング客がビールを飲んでいました。小屋で出してるメーカーとは別のやつです。さては自分で持って来たか・・やるなっΣ(゚Д゚)
うち一人は「寒い寒い」と中に入ってしまいましたが、もうひとりとしばらく立ち話をしました。わたしの住むリヨンから車で30分ほどの町に住んでいるそうで、普段歩きに行く場所も似ているので(わたしのほうがずっと遠征してるみたいでしたが😅)、盛り上がってしまい、気が付けば15分くらい外で話していました。
特に寒い日ではありませんでしたが、日が沈むと一気に冷え込みます。早歩きで山小屋に向かっていた時には「山小屋に着いたらビール注文してやる」とばっかり考えてたのに、すっかり体が冷えてビールを飲む気は失せてしまいました(~_~;) 冷え性なので、寒いときはビールが飲めないのです。うう。山小屋で飲むビール、楽しみにしてたのに。お金使わないで済んで 良かったということにしとくか(;´・ω・)
小屋の入り口すぐの部分には泊り客のスキーやスノーシューが立てかけてありました。
・・・って、今6月中旬なんですけど。。わたしたちはアイゼンのみでした。最後にスノーシューをしたのは5月の下旬だったと思います。この冬・春は雪が多かったので11月から数えて7か月間もスノーシューでのハイキングでした(例外は時々あったとはいえ)。もう、いい加減勘弁して、という気分です(;´Д`)
寝室に荷物を運びます。何人分かのザックが並べられていました。
小屋にはふたつ寝室があり、合計30人が寝泊まりできるようになっています。
夕食作りに必要なものをかごに入れて食堂に入りました。うわ、暖かい~💓
10人ほどの泊り客がいてビールやココアを注文して賑やかに過ごしていました。
もう7時になろうとしています。まずはポテチを開け、インスタントスープを作りました。これをつまみながら夕食作りを開始します。
山小屋でご飯を頼まずに自炊する場合、指定された場所または外でしかバーナーは使えないことが大半ですが、ここはアバウトで(^▽^;)「えー、いいよ、台所(食堂の一角)でやってくれて」・・・助かります、もう外かなり寒いので。。
食堂の薪ストーブ。
ズッキーニとパプリカ、お昼の残りのマッシュルームを炒めよう、と思ったらオイルとか持って来てないことに気付いた。。さすがにいくらテフロン加工のモンベルのフライパンでもくっつくので、鍋で少量の水を足して蓋をし、直接蒸し煮みたいにしました。
野菜に火が通ってきたら水分を飛ばすために蓋を開けてしばらくそのまま火にかけたままにします。水気がなくなってきたら火を止めてクノールカップスープ「トマトBBQ味」一袋を投入、よく混ぜます。
こちらは仕事の帰りによく寄るアラブ系肉屋さんオリジナルの味付けした牛ミンチです。少しピリ辛で香味野菜やオリーブが混ぜてあります。
オリーブオイルも混じっているのでフライパンにくっつかずいい感じに炒めることができました。いっただきま~す\(^_^)/
夕食後、外に景色を見に行きました。だいぶ曇っています。
消灯時間後、かなりすぐに寝てしまいました。3時過ぎに一番早い人たちが起きだすまで熟睡できました。その後4時台、5時台に3グループが起き出したので、みんなそれなりにそろりと動いてくれているけれど、やはり無視してグッスリと寝ることは出来ず、明け方はウトウトした程度でした。
5時半には寝室はわたし達だけになってしまいました。山スキーヤーさんとアルピニストさん中心だったので皆さん行動時間が早いです。
眠りが深い次男は人が隣でゴソゴソと起き出しても熟睡中ですが、わたしは二度寝できない質なのでもう起きることにしました。
小屋の外に出てみます。
あ、そうだトイレトイレ。小さな山小屋はどこでもそうですが、ここも例外に漏れず小屋から少し離れた(しかもガタガタのところを下りないといけない)ところなので、夜中にトイレに行きたくなりませんように・・と祈るような気持ちで眠りに着きましたが、何とか大丈夫でした。
お天気はまあまあっぽいです。
ポツンと離れたトイレ💦
中は・・穴があるだけです(;・∀・)
下に直接落ちるようになっています。
小屋に戻ると5人組山スキーヤーさんが出掛ける準備をしていました。
小屋でインスタントコーヒーを作って外に出ます。
最後の山スキーヤーさんグループは5時45分ごろ出発して行かれました。
寒くなってきたので小屋にもどりました。食堂の窓からでも全く同じ景色を楽しむことができます。
管理人さんと周辺の山の話題で盛り上がりました。デコボコ付き地図が壁にあるので、場所を教えてもらうのに重宝しました。
さて、まだ6時半と決して遅い時間ではありませんが次男を起こします。
さっそく朝ごはんにしました。
次回に続きます。