フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

バスク滞在2日目 よそのお家を拝見(^^)

先週友達のお家に3泊で遊びに行ったバスク地方滞在記、2日目です。滞在中のお天気はほとんど曇り&雨という予報(´Д⊂グスン 唯一晴れるらしいのは2日目の午後なのですが、あいにく?友達の同僚のお家での昼食会(夜まで続くに違いない)に招待されています。。


午前は曇りの予報で、雨は降らないみたいなので友達を「どっか行こうよ~」と誘います。ちなみにわたしが遊びに来るので友達も合わせて休みをとってくれていました。
12時にお呼ばれしているので11時半には一度うちに帰らなければならないので遠くには行けませんが、海岸沿いにある小さな町まで行ってみることに。前回ハーレーやヴェスパに乗せてもらって楽しかったので「バイクで行こうぜーバイク(≧∇≦)」とけしかけます。海岸沿いは町が連続して続くのでどうせ50キロまででしか走られないところが多いのでヴェスパで行くことに。


しかし、これが大失敗。雨というわけじゃないけど霧の中を走ってるような感じで気温も5度しかなく、超寒い~(>_<) しかし、わたしが言い出したことなのでやせ我慢です。大人しく言うこと聞いてくれた友達、ごめんよぉ(T_T)
30分ほどの苦行ののち、ゲタリーという小さな港町に着きました。


昔はクジラ漁で栄えた町らしく、町のシンボルは漁船&クジラ。これは町の通りの名前が書かれたプレートです。フランス語の下にバスク語で書かれています。可愛い♬


今ではクジラ漁に代わってサーフィンが盛んです(^▽^;)
「サーフィン教室」


ワゴン車からひとりのサーファーが下りてきました。まじΣ( ̄□ ̄|||) 寒くないのでしょうか・・・水は案外、生ぬるいとか言うんでしょうか。まさかね・・・


羅針盤?方角はバスク語で書かれています。


・・・。何も見えん・・・


それでも海岸を散歩してみます。寒っっ。言い出しっぺの癖に感じ悪いけど・・帰りたいです(;´Д`) 滑って海に落ちる前にスクーターに戻ろう・・・


えっ、またひとり。


小走りに海岸に下りて、海に入っていきました。防波堤のすぐ先に浮いて見えるのがその人です。気を付けてね・・・


町には小さな灯台がありました。ヘンな形で絵にならん感じだったので写真は撮らなかったんですが、灯台の麓にかわいい落書き?があったのでそちらの写真だけ撮りました(^^;


可愛いサーフィンショップがありました。閉まってたけど。なぜか葛飾北斎の絵が使われた商品がいくつか。


ああ、嬉しい。やっと帰れる・・・あっ、でもまた寒いんだった!!
なんで友達「バイクはかなり寒いよ。やめとこう」って言ってくれなかったんだ(いや、はい。悪いのはわたしです)。。
途中、友達んちに寄ってもいいか?と言います。ちょっとでも暖がとれるなら願ったりかなったりです。


彼はアーティストで町工場だったかなんかの建物をアトリエに改造していて面白いんだよ、と言います。ちょっと寄って暖かい飲み物でもご馳走になろう・・・


広ーい・・・この手前にももう少しスペースがありました。これは入り口から少し進んだ位置から撮っています。


うわ、すごい~古いバイクがいっぱい。アーティストってか・・修理工?と聞くと、それもするけど、色んなものを手掛けるそうです。家具からサーフボード、小物類・・・


大工仕事全般に得意らしくて、この建物もかなりの部分は自分で手掛けたんだとか。何年もかけてだそうですが。居住スペースがこのすぐ隣の建物らしくて、近々渡り廊下で繋げる、とか壮大なお話を聞かせて下さいました。何よりも、センスがいいのです✨


広すぎて、全然写真に収めきれなかったのですが、お仕事スペースの一部だけ紹介です。


2階の台所スペースに上がりました。ここはストーブがついてて辛うじて暖かいのですが、果てしなく広い空間なので全部を温めることは不可能で、厚着をしておられます。 暖を取らせてもらおう、というあてはちょっと外れました😅


人懐こいワンちゃんが遊びに来ました。


きれいな彼女さんも出てきました。しかし、間もなくジョギングに行くから、と出かけてしまわれました。
あまり温まることはできなかったけど、暖かいコーヒーをいただいて面白いものを見せていただいて元気になりました。さあ、友達んちまであと一頑張り、寒いの耐えよう(^▽^;)


さて、一度友達んちに戻りました。人んちにお呼ばれご飯ということで、一応ワンピース持って来てたんですが冷え冷えで着替える気が起こらず、ジーパンにタートルネック+ダウンといういでたちのまま友達の同僚のお家に。今度は車です(^_^;) 約20分ほどの距離でした。


インターフォンのところにある「押してください(鳴らしてください)」はバスク十字が付いた焼き物でした。


わたしたちは2番乗りでした。スペインがすぐ近いので、ワインもそちらのものが多いようです。濃くておいしいのをいただきました。


こちらに焼かれる予定の方々が・・・
わたしが遊びに行く2日くらい前まで毎日20度くらいまで上がってとてもいいお天気だったそうで_| ̄|○ この日もお庭でバーベキューの予定だったらしいのですが、あまりに寒いのでベランダで焼いたのをリビングに持ってきて食べることにしたそうです。
メドックのマグナムが準備されています。バスク地方はボルドーに近いので比較的よく飲まれるようです。


しばらくすると同僚の人たちが順番にどんどん到着して総勢10人ほどになりました。


塊で買って自分たちで削いだバイヨンヌの生ハム。激ウマ✨


うわ、可愛い猫ちゃん来た😻全部で3匹いるらしいです。


あっ、逃げたΣ(゚Д゚)  最初にちょろっと来てくれた後は二度と近寄ってくれませんでした(;´・ω・)


まずは最初に焼いたメルゲーズ(羊肉と牛肉のピリ辛ソーセージ)をおつまみに持って来てくれました。


豚肉系がどんどん焼かれていきます(^^♪


こちらはバスクのワイン、イルレギーのロゼ。赤は好きで時々飲むけどロゼは見たことがないので(基本的にロゼは飲まないのですが)味見程度に飲ませていただきました。


おばあちゃんの手作りパテが登場しました。レバーがアクセントに効いていてとっとてもおいしかったです。


奥さんがポルトガル系だそうで白いんげん豆のポルトガル風煮込みが出てきました。ふざけてイノシシ?黒豚?のおもちゃが乗せてありました(+_+)
ホクホクと崩れるでんぷん質が甘くてとっても美味しかったです。


ピレネーの羊チーズ、オッソ―=イラティは黒サクランボジャムを添えるのが定番ですが、手作りのイチジクジャムがサーブされ、とてもおいしくよく合いました。
写真には撮りませんでしたが、わたしがハイキング帰りに買ったルブロッションチーズを持ってきたら食べごろでトロリとなっていてとても喜ばれました。


同僚の筋肉質の中年男性が焼いてきたチョコレートケーキとエスプレッソコーヒーで〆でした。中がとろっとしてて、「むむっ、作り慣れてるなっΣ(゚Д゚)」


食後酒にはフレッシュパイナップルとバニラビーンズを漬け込んだ甘いラム酒が出されました。トロピカル気分でおいしい♬わたしも作りたくなりました。


昼ごはんが終わったのが夕方5時半ごろ(・・;) なぜかメガホンが出てきてふざけてはしゃぎまくった後は地下に作られた飲み屋さん風一室に移動・・・この隣には広いゲストルームもあり、飲み過ぎた人はここで寝て帰ってもいいようです(@_@。 ほんとにお祭り騒ぎが好きなのですね・・・



2日目の様子はこれでお終いです。

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