フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

初めて息子ふたりとスノーシュー!

こないだの日曜のお話です。10日以上前から(珍しく)4人の友達とグループでスノーシューハイキングに行く予定だったのが、天気予報が「曇り」だったため日を延期することにしたのが前日の夜。子供たちに「明日どっか行こか」と聞くと「行く行く♪」
長男がその3日前に誕生日だったのでレストランにでも行こうか?案もあったのですが天気予報を見ると「曇り」よりちょっとましな「曇り時々晴れ」の地方もあります。
高低差の少ない避難小屋まで歩いてお昼ご飯を食べるだけのお手軽スノーシューハイキングということで子供たちも賛成してくれました。ハイキングよりも避難小屋の薪ストーブを点けることが一番の楽しみという(;'∀')


いつも山に行くのは早朝で真っ暗な中ですが今日は8時過ぎに出発。高速を下りた後は仮免練習中の高2の次男が運転を交代。というのも、仮免中は高速130キロのところ110キロまでしか出せないので時間がかかってしまうからです。


次男は去年の5月と今月初めの2回スノーシューをしたことがありますが、長男はしたことがありません。最近興味を持ってくれており2月に3人で1泊でスノーシューハイキング旅行するつもりなので、長男のスノーシューも買ったばかりでした。次男にはフランスのメーカーTSLのものを買い、次男も使い勝手は良いと言っていますが、全く同じ物を二つ買う気がせず😅わたしが使っているアメリカのメーカーの同じモデルの男性向けのものを買いました。


雲は多いものの、思ったほどどんよりはしていません。でもまぁどっちみち避難小屋まで歩いて中でのんびりするだけなので、晴れてくれなくても構いません(^-^;


スキー場へと通じる山道に入りました。水の流れてるところがすべて凍っていて寒々しい景色です💦


スキー場へと続く道路はどこも必ず除雪されていて、道路自体もガタガタだったり細かったりせず標高高いところまで安心して行けるのでストレスフリーです(*´ω`) 


かなり小規模なスキー場、アルプ・デュ・グラン・セールに着いたころには青空さえ広がってきました。


後部座席でずっと寝てた人(-_-;) いつものことです・・・


わたしはうちで朝ご飯食べてきてますが子供たちは食べずに出発したので持ってきています。外で食べようとしたら寒すぎて💦仕方なしに車の中で。。中古車だけど年末に買ったばかりだから飲食禁止(わたしのコーヒー除く😅)にしてんのに・・・しかもよりによってあられ糖の付いたブリオッシュとシュー。。紙袋を大きめのビニール袋の中に入れ、「この中で食べてね。屑落とさんように」って言ってるのにお砂糖ポロポロこぼす次男_| ̄|○


寒い・・外に出たくないけど、このまま帰るってのもナンなので頑張って出てきました(;'∀') ここには子供たち2回スキーしに来たことがあります。今日行く避難小屋も、子供たちがスキーをしている間にスノーシューでウロウロしてた時に見つけたものです。


寒いで~ってわたしが言ったのでいっぱい着込んできてます。予報では最低マイナス6度、最高1度と出てたと思います。なのでまぁ冬としては普通です。


道路からすぐに山の斜面に向かいます。


長男、初スノーシュー(#^.^#)


まずは小川に沿ったところを歩きます。


行き先看板にも書いてたし地図にも載ってる滝まですぐでした。行き先案内看板に出てくる割には結構ショボいです。。


スノーシューハイキングの5人組に会いました。彼らとは後々再会することになります(;'∀')


少し上りが続くと「暑い暑い!」と上着を脱ぐ長男。結局長袖Tシャツ+半そでTシャツで避難小屋まで歩きましたΣ(゚Д゚) 次男は「僕も暑いけど脱ぐの面倒くさい。服も荷物になるし」とのことです。


「暑すぎて」雪の上でクールダウン中の若者たち💦代謝がいいのか体温高いっぽくて羨ましい・・・「うんしょ、うんしょ」起き上がれずに苦労する長男。


ここら辺はスキー場が作った「スノーシューのやつは標高低いとこウロウロしとけよ(注・誰もそんなこと言ってません)」コースもあります。行きは夏のと同じコースを歩いて帰りは「スノーシューのやつは・・」から下りたいと思います(*'▽')


夏のコースのほうにもいくらかトレースはありましたが、多くの人はスノーシュー用のコースを歩くようです。思ったほど跡が付いていませんでした。


見晴らしのよいところに出てきました。奥にはヴェルコール山塊がずらっと並んでいます。真正面ののっぺりした山がスキーのゲレンデになっています。


今年は雪少ないというけど、標高あまり高くないここらにもタップリと積もってます。今日も初めからスノーシューを履けて、持ち歩かなくて済みました。


かなり青空が広がってきました。期待してない(どーでもいい)時に限って予報に反して晴れてくるとか( ̄▽ ̄;)


おしゃべりしながらゆっくりと歩いてくるので、我慢強く?待ちます💦


雪に隠れた小川は何度も見ていましたが、少し幅の広い川が雪から露出しています。


見覚えのある、広々とした(木が茂っていなくてスカスカした😅)ところに出てきました。え~っと、どこだっけ・・・


あったあった(#^.^#) わたしの別荘(違)


小屋のすぐ近くまで来た時にスノーシュー用コースから話し声が聞こえました。先ほど滝のところで会った5人組でした。本能的に小屋にダッシュです💦


後ろをゆっくり歩く子供たちにも声を掛けます。「急げ~!!」
訳が分からずも早歩きで小屋までやってきた子供たち(^-^;


「早く中へっっ!!」
というのも、この小屋はとても小さいので、6人くらいまではテーブルでご飯を食べられますが、それ以上は難しいです。早い者勝ちってことなのです。もちろんお互い妥協して一緒に使うのが基本です。でもわたしの経験上、すでに誰かが使ってるところに「わたしもここでご飯食べさせてください」と頼むのはおろか、中を覗くことさえ気が引けるものです。もちろん泊まるのが目的の場合はそんなこと気にせずに「わたしも使います」と言いますが・・・避難小屋泊で人数ギリギリだったことは一度あったけど、むしろひとり寂しく・・が多いです😅


閉まっていた雨戸を開けます。去年ひとりできたときは入り口は除雪されていたけど窓の前に雪が積もっていて開けられなかったので持参のスコップで除雪したのでした。
5人組が小屋の前まで様子を見に来ましたが、何も言わずに行ってしまいました。時間からして、小屋でお昼ご飯というプランだったのかもしれません。「僕たちもいいですか」と言われたら、もちろんわたし達の持ち物ではないのでシェアして使うつもりでしたが、行ってしまって正直ホッとしました😅


薪ストーブ✨
薪はストックがあります。中くらいの木、細かい枝、新聞紙なんかはうちから持ってきました。長男のザックには実はそればっかり入っているのです(≧∇≦)
これで誕生日会IN避難小屋が開催できます♬


☟仲良し兄弟の小さな時の写真・・・



後半に続きます(#^.^#)

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