フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

珍しく半日ハイキング・・・

先週木曜日のハイキング記です。珍しく半日ハイキングになります。午後の早い時間帯に用事があり、普段だとそんな時にはガソリン代高速代の元が取れないので行かないんですが、その次の休み2回連続で予定があります。お天気も悪くなさそうなので半日だけでも行くことにしました。


半日しかないということで1時間半くらいで行ける近場の里山系に狙いを絞っていたのに、そこの地方だけ天気予報が悪い_| ̄|○ 午後の用事に遅れてはいけないので道路の様子もハイキングコースも分かっている、昨年1月に行ったことのあるところに決めました。


夏に同じ駐車場から2回ハイキングしているので、この道路自体は何度か通っています。すでにブログに書いたことがある「イゼール県で最悪の県道」と言われる怖い道です💦
道幅が狭くグネグネですぐ横が崖なんですね・・・1車線分しかなくしかもカーブしていて電灯もないトンネルがあったり・・。


あーやっぱり今の時期、つららですね。


いくらか雪が路肩に。このすぐ先で前から除雪車が来てすれ違えないかと思ってヒヤヒヤしました。向こうが待っててくれてすれ違うことができました。


うわ、きれい。雲海ですやん・・・村に着く直前に道路に車を停めて撮った1枚。そっか、そうだった。1年前にここ来た時も雲海出てたんでした。行先決めるのにちょっと手惑い&パニくったため、すっかり忘れていました。


ヴィラール・ノートル・ダム村に到着しました。人口26人(2016年統計)という小さな村です。中心地の標高1520m、毎日除雪されるのでこの標高まで冬に来れるのはありがたいです。


村の中心に車を停めます。歩きだしたのは7時45分頃でした。


今来た県道は、もうひとつ先の集落まで続いていますが除雪はされていません。しばらくこの県道沿いに歩きます。


お月様は満月に近かったです。


夏に来たときは村の少し手前に車を停めてこの谷間の右側の斜面を延々と奥まで登っていき、奥にある3023mのル・ロシャイユに登りました。距離も長く高低差も1700mとキツかったのですが登り甲斐のある素晴らしいコース&パノラマで、昨年登った中で気に入った山のひとつに入ります。あ、そういや昨年度総まとめやってない💦天気が悪くて山に行けない時にでもやろうと思いつつもそれなりに行けてるため😅出来てません。。もう1月も終わりだし・・でも一応するつもりです(;'∀')


しばらく行くとおうちが2軒ほどあり、前に水場がありました。凍ってるんですけど、実は中でちょろちょろ流れていました。


そのおうちを通り過ぎたところで。空が明るくなりつつあります。


右の小高い丘のようなところに登るつもりです。一応2000mちょっとあります。左のにも登れるみたいですが、高低差1200mくらいなので半日しかない時には無理ですね・・・道から外れてその十字架の方に登っていきます。


斜面右手の景色。


すでにちょっと高いとこに登ってきつつあるので(まだ100m弱ですが)少し見晴らしが良くなりました。


スキーの跡とうさちゃんの足跡。


道路の形が良く見えています。去年来た時よりも雪は少ないようです。


もうしばらく道路を歩こう・・・といってもとてもなだらかなため、適当にショートカットしつつしばらく登りました。


お月様が沈みつつあります。本日の目的地、右側の丘のような山「ラ・クロワ・ド・カルレ」へは、去年はどちらかというと右側からアプローチしたのでした。今日は木のない左側から峠っぽくなったところを目指しつつ登っていく気でいます。


嫌がらせなのかと疑うほどカモフラージュされたところに夏山コースの看板が立っていました。葉が茂っている時期だとほぼ見えないでしょう。


あわわ(;゚Д゚)空ピンクが始まっています。道から外れて右の広くなっている所まで歩こうと思います。少し下りることになりますが確かあの辺からの景色がきれかったのでした。


急げ~こっちこっち!


こちら側にはトレースありませんが・・・


この辺りはウサちゃんがめっちゃウロウロしてたみたいです😅


わたしの好きなもののひとつ、静寂が支配する日の出前の青白い時間帯。


ほぼ端っこまで来ました。こちら方面が少しピンクになっています。


お隣ベルドンヌ山塊の最高峰、グラン・ピック・ド・ベルドンヌの堂々たる姿。


3つ尖がりのエギーユ・ダルヴ。その少し左側の山頂(2965m)に2週間前に登りました。


有名スキーリゾート、レ・ドゥー・ザルプとベルドンヌ山塊南部のレ・ゼギーユ・ド・ラルジャンチエール。神々しいまでに美しいです。とてもフォトジェニックな、しかし確かクライミングの技術なしでは登れない山だったと思います。


こちらはエクラン国立公園北部、オワザン地方になります。今いる山は正確にはエクラン国立公園には入りませんが、敢えて言えば一番近い山塊なので便宜上そちらに併せられることもあります。


お月様が沈んでいきます。まだ早い時間帯の写真のように見えますが、これで8時15分ごろです。


デコボコした丘の辺りでだいぶウロウロして写真も撮りました。寄り道終わり、今から山頂を目指します。



次に続きます。

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