フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

スノーシューハイキング3日目!

半月ほど前に子供たちと2泊で出掛けたエクラン国立公園ヴァルゴデマール地方でのハイキング記です。夏以外は管理人さんはいないけど鍵が開いていて使える山小屋2軒をハシゴします。
1日目は夕方に標高1168mの駐車場を出発。1387mの地点にあるル・クロ山小屋に1泊。2泊目したのはヴァロンピエール山小屋(2271m)。わたし達の他に4人(二人組×2)の山スキーヤーさんが泊まっています。


朝7時過ぎ。コーヒーでも飲もうとお湯を沸かしに台所へ。水は出ませんが、ガスボンベがあり使うことができます。ジェットボイルと普通のバーナーを持っているけど小屋使用料を払うのでガス台を使わせていただきます。


コーヒーを持って小屋の外に出てみます。窪んだ土地(雪の下だけど湖のほとりでもあります)に建っている小屋なので日の出的なものはあまり期待できないかなと思って早起きはしませんでした。


この朝のすがすがしい空気の中で飲むコーヒー(インスタントだけど)のおいしいこと✨


小屋の裏側にまわり少し上がってみます。こちら方面は眺望がいいのでした。右は小屋の屋根です。


昨日登ってきた谷は切れ目が見えていますが左下になります。


昨日到着したときの青空の下の景色や、夕暮れ時、夜が更けてから見た景色とも違う印象です。青白く、かつ薄紫に染まった空の下少し歩きたくなったのでスノーシュー着用。

山小屋から離れていきます。


何のお山か分からないですけど(^▽^;)日が当たってきました。


こちらの峠っぽいところがピンクっぽく染まってきれかったんですけど、そちらに向って歩き始めるとすぐにピンクではなくなってしまいました。すぐそこに見えてもどっちみち30分くらいはかかりそうだったので十分に時間はなかったですけど😅


山小屋のすぐ近くまで戻ってきました。この風景さえも先ほどとは空の色が違っています。ピンクや薄紫という朝晩限定のファンタジーな色彩は終わって普通の青空になってきました。間もなく山小屋に戻りました。15分ほどのミニ散策でした。


朝ご飯にします。2泊目になるという南仏から来た二人組山スキーヤーさん。楽しい方たちで山小屋にいる間中いっぱいお話しました。


いただきまーす。


朝食後、小屋使用料を払おうと思って山スキーヤーさん達と「小切手入れるポストはどこ?」と食堂内をウロウロしたのですが見つかりません。すると壁にこんなのが張ってありました。小切手は山岳協会?(に加盟している山小屋なので)に郵送してください、とのことでした。


朝食の後片付け、荷物を詰めなおしたら出発です。
1階部分の窓から山スキーヤーさんが。


快適な一夜を過ごしたヴァロンピエール山小屋にお別れです。
仲の良い友達カップルがここに夏泊ったことがあって、場所もきれいしご飯もおいしかったと言っていました。小屋のすぐ隣(写真左下部分)が湖なので夏もきっと魅力的な場所に違いありません。


長男とわたし。


中央の部分の谷底、このずっと左から登ってきました。


下りはじめ。


お尻でザーッと滑りました。


風が強いです。昨日のわたし達や山スキーヤーさんのトレースは風にかき消されてほとんど残っていませんでした。


少しずつ傾斜が緩やかになってきます。


このエリアで一番高いル・シラ(またはシラク、3441m)と飛行機雲。


谷底に着く直前は岩デコボコ地帯でした。危なくて尻スキーできません💧


左の斜面をトラバースします。


子供たち来ないな・・と思ってたらこの斜面トラバースする代わりにお尻で滑り降りて行きました( ̄▽ ̄;) 


平たいところに到着しました。この後はなだらかな下りになります。
ずっと日陰でしたがようやくお日様が出てきました。


谷を下りているので、時々雪から出ている小川に出会います。
雪の下を流れる小川は奇麗なのでいつもじっくり見入ってしまうもののひとつです。


クリスタルのようでとってもきれい✨


あっ、昨日お昼ご飯を食べた場所!わたしたちのスノーシューの跡がはっきりと💦その木の辺りが平たい感じだったのです。



中途半端なところですが、長くなり過ぎるのでここで一度投稿します。次は最終回です。

×

非ログインユーザーとして返信する