フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

2週間半ぶりに我が家へ(*^^*)

昨日の午後、2週間半入院したグルノーブルの病院からリヨンの自宅まで搬送されました。


搬送も病院側が準備してくれました。医療保険と仕事先で入っている任意保険、それに山登りなどのアクティビティの任意保険にも入っていますが、そんなに遠い距離ではないのでベースとなる医療保険でこれも賄われるそうです。そうとは知らずに山登りのために入っている保険で手配しかけて、キャンセルしました。危うく2台来るところでした(^^;)
ところで今回の手術や入院では1サンチームも払うことがありませんでした。わたしも子供たちも元気で怪我も病気もほとんどしたことがなく、今まであまり享受してこなかったけどフランスの医療制度に万歳です。


メディカルタクシーの方たちはふたり一組(後ろの男性と)でした。わたしが女だからか、女性の方が寝台を運んでくれます。


駐車場にはメディカルタクシーがいっぱい停まっています。ワゴン車でないものも含めて20台以上もです。
「でもこんなのまだ少ない方よ」とのことです。


わたしが乗ったのはワゴン車タイプで、何となくキャンピングカーっぽかったです(^^;)
約1時間15分で自宅に到着しました。長男が午前中に近所の薬局に届いていたレンタル車椅子を取りに行ってくれていて(病院から処方箋が既にメールで送られていた)、アパートの前で待っていてくれました。寝台から車椅子に乗せてもらい、無事に搬送完了!!


これからしばらくわたしの足となる車椅子✨
足をだらーんと下げておくとすぐに血行が悪くなって痛くなってくるので常に足置きに足をかけています。


骨折に良さげなマグネシウムやカルシウム多めのミネラルウォーターとわたしが大好きなグレープフルーツを子供たちが買ってきてくれました。


あまり料理をする機会のないうちの息子たちでしたがわたしの入院中に少しずつチャレンジしてたようです。長男がキャベツを刻んで、次男がラルドン(ベーコンみたいなの)をフライパンで炒めてヴィネグレットソースを作ってサラダが出来上がりました。


で、目玉焼きとインゲンマメのバターあえ。
簡単なものだけど、初めて作ってもらったご飯で嬉しかったです。
わたしが怪我をする1週間前に同僚S君と山友Aちゃんとで出掛けた農協で買い込んだチーズが少し残っていたのでパンと一緒に食べました😊


夕食後少しして仕事帰りの同僚S君がケーキやパンをいっぱいお土産にうちに寄ってくれました。お見舞いもだけど、病院でもらった仕事を休むのに必要な書類を取りに来てくれたのです。同僚で山友でもあるS君は思いやりがあり、最も頼りにしている気の合う友人のひとり。入院先に次男と一緒に(長男は授業があり)最初に来てくれたのもS君でした。話をしていて元気が出ました(*^^)v


午後にうちに帰って、家事のひとつをしたわけでもないのに22時ごろには疲れ果てて就寝。
ここ1週間ほどは痛みで夜中に目が覚めたりはしなかったのですが、早朝左足首に痛みを感じ、枕元に置いていた痛み止めを飲みました。寝る前に「いらないよ」って言ったんだけど長男が「それでも」ってミネラルウォーターのボトルと共に無理やり置いて行ったんです。カシコイ・・・手元になかったら叫んで起こして持って来させるとこでした(≧∇≦)


念願の退院でしたが、不便な自宅療養の始まりでもあります。でも転院先の医療施設の空きを待つのが長そうだったので退院を願い出たのは自分です。
幸い、今月下旬に始まる研修前までしばらく授業のない大学1年生の長男が時間がかなり自由なのと、来週から2週間のイースター休みの高校2年の次男がうちにいてくれます。
右足首の方が早く地面に着けるようになるので、そうすると少し便利になりそうです。といってもそれまであと1か月かかりますが・・・
息子たちに感謝しつつ、頑張りますヽ(^o^)丿

×

非ログインユーザーとして返信する