フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

車椅子生活中の「きれいきれいタイム」^^;

自宅で人生初の車椅子生活を始めて4日目になります。
わたしの住むアパートは完璧なバリアフリーというわけではないけれど、段差がなく比較的車椅子生活には向いているといえます。建物への出入りにも全く段差がなく普段は何とも思っていませんでしたが、そういう長所に初めて気づいてありがたく思っています。


昨日は人から聞かれる頻度が高い質問「トイレはどうするの?」について書きました。
もうひとつよく聞かれるのはお風呂やシャワーです。
入院中は介護士さんに付き添われて専用のベッドや車椅子ごと浴びることが出来るシャワーに何度か行った以外はベッドの上で洗面器のお湯を使って体や頭皮を拭いていました。わたしは幸い自分で出来ましたが、手が届かないところがあれば介護士さんが快く手伝ってくれます。少しベッドが濡れたりもしますが、そのあとすぐにシーツ交換という流れでしたので特に問題はありませんでした。
ちなみに「きれいきれいタイム」はムラゴンのブログ仲間のどいーるさんがオカメインコのしいちゃんが羽繕いするときに使われていた言葉(のように記憶…)です。


自宅でも同じシステムを導入することに
( ̄▽ ̄;)
浴槽に取り付ける専用の椅子というものがあるのですが保険が適用されないし、こんな不自由な両足で狭い浴槽でシャワーするなんて考えただけで怖すぎます。ギブスは濡らしてはいけないので厳重に袋をかけないといけないし…


薬局とかで売ってる刺激の少ない石鹸を肌、頭皮両方に使っています。
手術跡以外にも縫い跡がいくつかあって💦ワセリンが欠かせません。
肌、特にキルシュナー(サポート器具)を付けている方の足がえらい乾燥してきてるので、保湿のためにクリームを塗ります。普段は乾燥肌ではないし、あまり何もつけないんですが、脛なんてダンボール紙⁈っていうくらいカラカラです(ToT)
緑と白のボトルのマッサージオイルは入院中、看護師さんや介護士さんが背中や腰をマッサージしてくれる時に使っていたもので、各患者に配られていました。ワセリンも病院でもらったものです。


病院でいつもやたらたくさん配られていた体を拭く手袋?型の使い捨てタオルがまだいくつかあるので使っています。


…とサラサラっと書きましたが、洗面器のお湯やら何やらと準備してくれるのは長男です。ありがとうヽ(´▽`)/



さて、毎日あんまり書くようなこともなく、しばらくは大好きなお山にも行けないのでせめてこの恋しい想いを以前に撮った写真と共に綴りたいと思います。


(ベルドンヌ山塊、2017年3月末)
雪解けが進む今の時期、トップバッターで春の訪れを告げるのがクロッカス。白や薄紫の花が地面から元気よく顔を出し始めると、山の長い冬がようやく終わりかけているんだな、と感慨深くなります(*^^*)


(タイユフェール山塊、2016年5月)
これは朝の7時前の写真ですが、夜や朝のうちは閉じています。


(2枚ともベルドンヌ山塊、2017年5月)
避難小屋に1泊して歩いたときのものです。小屋の前の水場にて。
暖冬で雪がとても少なかった冬でしたが、このエリアは標高の割に雪深いことで有名でまだかなり残雪があり、クロッカスもそれにならってたくさん出てきていました。


(2枚ともベルドンヌ山塊、2017年5月)
ひとりで2泊3日で避難小屋2軒ハシゴして(^^;)大きく周回した思い出のハイキング。3日目に訪れた湖にて。その1週間か10日後くらいに同じところを次男と歩いたのですが、湖の氷は完全に融けてクロッカスももう咲いていませんでした。


(ベルドンヌ山塊、2018年5月)
次男(写真前方)と避難小屋に1泊してハイキングしたときの帰り道です。

なんでかベルドンヌ山塊ばっかり出てきました💦確かによく行く山ではありますが、決してそればっかりではないのに不思議・・・ちなみにグルノーブルの病院で入院していた病棟は「ベルドンヌ棟」と名付けられていました(^▽^;) お山に囲まれた町なので病棟に周りの山塊名が付いていたのです。


次回はクロッカスから若干遅れて登場する大好きなツクモグザをテーマにするつもりです(*'▽')

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