フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

我が家の奴隷王子たち✨

両足首骨折のため余儀なくされている車椅子生活を全面的に支えてくれている大学1年と高校生2年の息子たち。
普段から優しくて素直な母親思いの彼らはあまりに健気過ぎて、暴君っぽいわたしに仕える奴隷のようです(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
昔からわが家ではわたしの言うことに対して「いや」とか「でも」は禁句という教育をしてきていますが、それって普通のことだと思っていたけど違うんですか?(≧∀≦)


最近、ちょっと高貴な「奴隷王子」という呼び名をムラゴンの親しいブログ仲間のMAちゃんから頂きました✨


信頼が厚い奴隷1号。退院以来10日間、主にわたしの世話を見てくれてました。今週は大学の試験が5教科もあり、週末は彼女とイタリア旅行ととても忙しいので・・・


今週から学校が2週間のイースター休暇の奴隷2号にバトンタッチです。
2号はほのぼの愛されキャラなんですが、かなり鈍臭い・・・
今朝、洗濯物を干すのを頼みました。あ、洗濯物の中に自分がポケットから出し忘れたイヤホンを発見したみたい💦あーあ。。


いや、いけるかもしれん、ってスマホで確かめてみたら・・OK✨洗浄と脱水に耐えてくれたようです( ゚д゚)「イヤホン綺麗になった😊」


冷蔵庫に入ってるはずのものを探させてもなかなか見つけない´д` ;
1号があまりにいい仕事をするので、同じことを頼んでもなかな理解できない、上手くできない2号についイライラ。何度か苛立ってあまり優しくない言い方をしてしまい、自己嫌悪(ーー;)ゴメンね、こんなに頑張ってくれてんのに😰


お母さんも出来ることはするね!
とサラダにするためにキャベツとフェンネルを薄切りにしました。不自然な姿勢でたくさん切ったため、指、手首、背中と痛くなりました(>_<)


ベーコンを炒めてサラダに入れよう♪
ゆで卵と胡桃も入れてとてもおいしいサラダが出来ました。学校から帰ってきた1号も一緒にお昼ご飯に食べました(^O^)
いつも一生懸命にわたしの役に立とうと頑張ってくれているふたり。本当にありがとう💕



そんな彼らと初めて出かけたハイキングの話は、昔の話過ぎると思って今までブログにアップしていませんでした。4年前のことになりますが、お話したいと思います。


初めての家族ハイキングの割に一泊で計画しました。行き先は比較的近場のボージュ山塊です。今でも時々行きますが、今となっては近すぎて一泊で行こうとはまず考えない地方です(^▽^;)


4年前というとうちの子たちもこんなに幼かったんですねー。
行きに通りがかったエクス・レ・バンの町の観光なんかしちゃうとか、今と全く違う自分に驚きです(;^_^A 今なら一目散に出発地点の駐車場ですから・・夜明け前に出発して💦

森と草原を散策し、夕方には近くの修道院までドライブ。


1泊した民宿にて。うわー、贅沢😅
民宿ってのもまぁ今でもないことはないけど、冬とか夜到着とかで山の中での寝泊まりがキビシイ時のみです。


民宿のご主人が夕食前に近くの村のチーズ農家に連れて行ってくれました。ここで買ったチーズで作ったチーズスフレが夕食に出てきました。
実はこの農家はこの後もこっち方面に来ると必ず寄るお気に入りになっています。


翌朝。朝食前に前日とは別の農家に連れて行ってもらいました。朝食用に搾りたての牛乳を買いに来たのです。親父さんがわたしのためにコップに一杯絞ってくれました(*‘∀‘)


民宿のご主人と農家の息子さん。ここはトム・デ・ボージュというこの地方名産のチーズを作っています。ここの農家にも以降ハイキングがてら時々買いに来ています。


ハイキング前に村のパン屋さんに寄って昼食用とうちに持って帰る用のパンを買いました。


ハイキングは村からさらにもう少し上がったところにある標高978mの集落から歩き始めました。10月下旬でしたが、暖かい日だったのを覚えています。


ちょっときついところもありましたが、危ないようなところは全くないファミリーコースでした。一応ハイキング地図も事前に購入していました。今でもその地図はボロボロになってセロテープで繋ぎながらも現役として活躍しています。


1時間半くらいかけて目的地のシャレル峠(1475m)に着きました。雲海が見えて、うわーきれいなところ!とびっくりしました。


きれいな景色に子供たちも大はしゃぎでした。


その日に買って帰ったもの( ̄▽ ̄;)
村で買ったパンもめちゃくちゃおいしかったです。
とっても楽しい1泊旅行&ハイキングでしたが、もう10月も下旬だったこともありこの年はこのあと山に出かけることはありませんでした。スノーシューなんかで冬にも山に行き始めたのはもっと後になります。


こうやって振り返るとたった4年前なのにやたら初々しいです。まさか4年後には民宿の代わりにこういったところに3人で泊まるようになるとは。。☟

2018年。時期的に全く同じ10月下旬です。標高約2900mの地点…寒いっちゅーねん💦


4年後には家族ハイキングでこんなところを歩くようになると誰が想像したでしょうか。。☟

今年の2月、頑張って登ってくる子供たち。2泊なので食料とかで重たかったのに1000m近い高低差をスノーシューで頑張って登ってくれました。


唯一変わってないのは、ハイキング帰りのお買い物です(^^♪ ☟

これは・・確か今年2月。買いたいものがある場合、それを基準にハイキング先を考えてしまうこともあるくらい食いしん坊です(^^;)


わたしがこんな怪我をしてしまって当分の間ハイキングはお預けですが、彼らと出かける山へのお出かけはどれもかけがえのない宝石のような思い出になっています。早く治してまた一家できれいな景色を見たいです(*´ω`*)



今日もお付き合いいただいてありがとうございました。

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