グランドン峠でピクニック
息子ふたり➕長男の彼女Mちゃんと初めての車椅子なしで杖のみでのお出掛けでした。行き先は2週間前に半年間の冬季閉鎖期間を経て再開通したグランドン及びラ・クロワ・ド・フェール峠道路です。
峠に着く少し前の景色。グランドン峠は標高1924m。時々ツール・ド・フランスにも登場するサイクリストさんに愛される峠道路です。
峠の駐車場に車を停めました。グランドン峠のすぐ先にもう少し標高の高いラ・クロワ・ド・フェール峠があります。そこから反対側に下りたところにいくつか湖があり、うちひとつは道路が横を通っているのでそこに車を停めてお昼にしようと思ってたのですが、シチュエーションが良すぎて人がいっぱいいる可能性もあります。それよりも、誰もいないここら辺でもいいんじゃないか?と作戦変更。
雪渓のすぐそばの平らな地面の辺りまで杖で150mほど歩きました。ほんの少しの傾斜で、上りは大丈夫でしたが下るのは少し歩きにくく感じました。これは振り返って。モン・ブランにズーム✨
クロッカスやイワカガミダマシが満開でした。次男に命令して一眼でクロッカスの写真を撮らせました。車好きの彼は、言わなければ車の写真以外は撮ってくれないのです・・・
念願のお山でのピクニック(≧∇≦)
ピクニックの主役はもちろん先ほど農協で購入したボーフォールチーズです。
白ワインはうちから冷やしてクーラーボックスに入れて持って来ました。地元サヴォアのものでこの地ではポピュラーなジャッケールという爽やかでフローラルなセパージュ。そしてチーズと共に購入した名産ソーセージ「ディオ・ド・サヴォア」とブルーベリー入りサラミ。し、幸せ💕
デザートにはこれも先ほど農協で買ったサヴォア産のヨーグルト(ラズベリー、ブルーベリー、プレーンと合わせて4つ)。そしてMちゃんが前日にうちで焼いてきてくれたチョコレート入りのクッキーです。ふんわりと焼き上げてあり美味しかった💖ありがとう、Mちゃん(*'▽')
楽しいピクニックを終えて、峠道路のドライブの続きです。ラ・クロワ・ド・フェール峠へと向かいます。今走ってきた方角を振り返った景色。
サイクリストさんがいっぱいいるので何度も追い越しをしなくてはなりません。仮免練習中の次男にはこれも試練。対向車や視界の具合で抜かせる、抜かせないのタイミングを図る練習です。
間もなくラ・クロワ・ド・フェール峠に到着です。こちらの方が標高が高いだけあって先ほどよりも多くの人で賑わっています。
カラフルなロータスが3台セットで停まってました。カッコいい車に出会える確率が高いのも、車好きの次男が峠道路を好きな理由のひとつです。
峠の看板の前で記念撮影をするサイクリストさん、バイカーさんが途絶えません。人も多かったのでわたし達はゆっくりと前を素通りしました。ちなみにこの峠は2067mと舗装された峠道路のなかでは国内13番目の標高になるそうです。
あ、これこれ。この湖のほとりでピクニックしようと思ってたんでした。人が一杯、ってほどでもないけど、いくらかいます。さっきの誰もいないところで良かったということにしておきます(^^;)
うう~ん、きれい。。またいつかこっちでもピクニックしよう♪
峠道路が終わるサン・ソーラン・ダルヴの村。冬はスキー客で賑わいます。
この後30分ほど山道を下りていきます。後部座席では長男とMちゃんが爆睡してました。わたしも眠たくなりつつありましたが、仮免練習中の次男を放ったらかすわけにいきません(^^;)
山道を下りた先はこの地方の中心都市(小さな田舎の町ですが)、サン・ジャン・ド・モリエンヌ。わたしも愛用しているナイフメーカー、オピネルのお膝元ですのでロータリーの真ん中には巨大なオピネルが(≧∇≦)
サン・ジャンからさらに高速、と長いドライブでしたが無事安全運転で頑張ってくれた次男、初めての車椅子なしのお出かけをサポートしてくれた子供たち&Mちゃん、ありがとう(*^▽^*)