フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

頂上で世にもセンスの悪いランチ(2018年6月)

アップする機会がなかった昨年6月中旬のハイキング記です。


モン・ダルメーヌ、モン・ぺクロという2100m台の頂上を二つ回る高低差約1500mの周回コース。山にハマり始めた頃に同じコースを反対周りしたことがあります。その時は地元に住む50代くらいの男性ハイキング客と半分以上の行程を一緒に歩きました。


咲きかけのヤマツツジが時折見られましたが、あまりたくさんはありませんでした。土壌的に合わないのかもしれません。


一つ目の頂上、モン・ダルムナ(2158m)に到着。駐車場から単純計算で1300mほど登ったことになります。
ほんの20分ほど前にコーヒー休憩をしたところだったので、ここでは写真を2、3枚撮っただけですぐ出発しました。


正面にあるのが二つ目の頂上、モン・ぺクロです。モン・ダルムナはとてもなだらかな登りやすい山でしたが、ぺクロは岩登り系。ふたつの違ったタイプの山が楽しめてしかも周回というお得なコースなのです(^^♪


右側。落ちないように(^▽^;)


間もなく峠です。この結構近くを先ほど通ったのですが、同じ道を往復したくなかったので遠回りして反対側の斜面から登ったのでした。


少し下をシャモアが走り回っていました。ボージュ山塊にはアイベックスは少ないのかいないのか、見たことがありませんがシャモアは時々見かけます。鹿っぽいですがどちらも野生のヤギです。


アネモネ・デ・ザルプ。数多くあるプルサチーユ系の高山植物で夏の前半に多く見られます。


あまり高い山ではないので雪には全く手こずらされませんでしたが、陰になっている時間帯が多い窪んだ部分にはいくらか残雪があります。


今下りてきた稜線を振り返って。


さて、お待ちかねの岩々の部分がもう少しです(≧∇≦)


しつこく、振り返って。
稜線の両側の斜面の対比が面白いです。


楽しい😻
前回はこっちから下りたので結構苦労しましたが、登るのは楽勝です。


セレスト。


石灰質の山に見られるユチンジィ・デ・ザルプ


黄色いのはプリムラの仲間。頂上はもう少しのようです。


最後は幅は狭いけれど安定感のある稜線でした。前回来た時は一緒に歩いた方とおしゃべりし過ぎて注意散漫になっていたせいか、あまりどんな頂上だったのか記憶に残っていませんでした。急斜面を下りるのに苦労したことだけはよく覚えています(^^;)


着きました、モン・ぺクロ頂上(2197m)。


アルメーヌ、ぺクロとあります。アルメーヌとは先ほどいた隣の頂上、モン・ダルムナの別の呼び方。


お天気が今一つなのが残念ですが、ここでお昼にしたいと思います。


えーと、今日持ってきたもの。早茹でパスタとたまごスープの素(フリーズドライ)。
それと、、


うう~ん、あまり深く考えずに冷蔵庫にあったマッシュルームとベランダのネギをちぎって持ってきたんですが・・・


世にもセンスの悪いご飯の出来上がり(一一")見た目の通り、味的にも今一つでした。激マズというほどではなかったのですが、食べながら反省会を開いてみました。
わかめとネギはOKの組み合わせ。マッシュルームとパスタもOK。しかしその2セットが一緒になってはいけなかった_| ̄|○


不完全燃焼な一皿でしたが、幸いいつものメンツ、サラミとチーズとパンのおかげで何事もなかったかのように無事ランチを終えることができました。
朝、標高の低い辺りでテントの中から出てきたのを見かけてあいさつした若いカップルが登ってきました。もう一つの頂上には行かずにこちらだけだそうです。テントは置いたままらしく、ほぼ手ぶらでした。地元の方達だったのでこの周辺の良いコースの情報など交換し合って別れました。


長くなり過ぎるのでここで一度投稿したいと思います。
お付き合いくださりありがとうございます。

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