フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

標高2300mでチーズを買う

次男と先日出掛けたガリビエ峠道路(2642m)へのドライブ&ピクニックです。


ピクニックに必要な買い物を済ましてスキー場のある町、ヴァロワールを後にします。来月のツール・ド・フランスの7月25日の行程ではガリビエ峠を越えた後この町がゴール地点となっています。


町を出てしばらく走ると峠道路が開通していることを知らせる看板が立っています。これより手前にも既に2度ほど告知の看板がありました。


アボンダンス種とタリーヌ種の牛さんが草を食んでいます。この地方の名産チーズ、ボーフォールに使われる品種です。


サイクリストさんを時々追い越します。いくつかの集落を経て、ゲートがある地点にやってきました。冬季はここで道路が閉鎖されます。こんな感じです☟


昨年4月です。標高1700m弱だと思います。山スキーやスノーシューをする人はここに車を停めて歩き始めることになります。冬季閉鎖期間は大抵10月末から6月半ばまでの約7か月間半です。


道路の右側の景色。ものすごいザレてます。冬は雪崩がしょっちゅう起きそうな地形です💦


谷の底をよく見ると羊飼いさんと羊の大群が歩いていました。


正面にカフェと駐車場があり、それ以降は峠道路らしい上り坂になります。


サイクリストさん、お疲れ様です。ツール・ド・フランスに2年に1度は登場する峠道路なので自転車をする人にはとても人気があります。


サイクリストさん用の道しるべが時々あり、傾斜と峠までの距離が示されています。


仮免練習中の次男もワクワクしながら運転しています。きれいな景色が大好きな次男は各地の峠道路の開通情報を聞くたびに「あ~運転しに行きたいな…」と漏らしていたのでした。


標高が上がるにつれ雪を被った山が近づいてきました。ハイキングもしないでこの景色を楽しめるのは峠道路ならではです。次男が「ここら辺の景色、ボネット峠道路に似てるね」わたしも同じことを思っていたところだったので嬉しくなりました。ボネットは南仏にある国内標高3位の峠道路です(ガリビエは4位)。次男と昨年通ってその並外れた美しさに魅了されてしまったのでした。


ボネット峠道路☟

昨年6月初め。除雪作業が終わり開通した翌日に通過しました。
さてガリビエ峠道路に戻ります。


岩々した地帯になってきました。そろそろ・・・


あ~っ、見えてきました😻小屋が何軒かありますが、中央の建物がボーフォールチーズを売る農協の小屋なのです。


標高約2300mの地点になります。可愛い手描きの看板が掛かっています。


車は裏に停められるようになっています。ひゃ~嬉しい💕夢にまで見た場所に再び来ることができて感無量です✨ただ…この後、写真の右下の舗装されていない砂利の急な坂は杖には厳しくてコケました(;´・ω・) びっくりした次男もついでにコケてしまい、しかもイラクサに思いっきり手を擦って「いててて💦」・・・チーズを買うのもなかなか大変です( ̄▽ ̄;)


中は改装されたようです。去年まではもっと地味で、商品も少なかったような気がします。


わたし達が買いたいのはボーフォールチーズのみです。キロ16,20ユーロと農協の他の店と変わらない価格です。700グラム程度のものを二切れ切ってもらいました。わたしにしては少な目ですが、ここが開いているか確かでなかったので念のため先ほどヴァロワールの町で既に1キロ以上チーズを買っておいたのでした。


ガリビエ峠のお土産も売ってます(^^;)


チーズ小屋を出て数分走ったところに去年車を停めてピクニックした場所があります。それ以降にも車を停められる場所はいくつかあるのですが、ピクニックするのに向いたところは案外少ないので同じところにしようと思います。


昨年停めたところよりももう少し奥まで進めることが分かり(1台停まってた)、ガタガタの道なのでゆっくりと進みました。


なかなかいい感じです(^^♪ 前回は雪渓の反対側の辺りに陣取ったのでした。大差はありませんが、ちょっと違う方が嬉しい(^▽^;)


お花も色々咲いています(≧∇≦)


あんまり話が進んでいませんが、写真が多いのでここで一度投稿します。普段車椅子&杖でほとんど外出もしないため興奮し過ぎました。お付き合いくださりありがとうございます。

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