フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

看護師Nさん、愛の説教

街中のアパート住まいなのでお庭というような優雅なものはない代わりに極小ベランダが二つあります。


先週の殺人的な猛暑も落ち着き、過ごしやすいフランス本来の夏になってきました。直射日光が当たらない朝食、夕食はベランダで食べることも多いです。
長男は今朝、運転免許の学科試験だったので早めにひとりで食べました。次男とゆっくり朝食です。


朝のうちに長男から電話がかかってきました。40点満点の38点で合格\(^_^)/(35点以上で合格)実技の教習は日本から帰ってから始めるそうです。



ちんたらしているわたしの外科医に対してマジ切れして、昨日電話で罵り合いの喧嘩!?をしたっぽい攻撃型看護師のNさん、今日も抗凝固剤の注射と消毒のためにやって来ました。
「フランスの病院はね、黙ってたら後回しにされるのよ!うるさがられても主張しなくちゃだめなのよ!」と説教!?されました。


来週は火曜日に関節(軟骨とか)を見るCTを撮り、木曜にまたこの外科医に会います。Nさんは、その時にこう言いなさい、ああ言いなさいと指示してくれました。
やっぱり日本人なのでその場の空気とか言えない雰囲気とかついつい感じてしまい、向こうの言うことももっともだ、とうっかり納得しちゃったときは急に勢いが衰えてしまいます。


普段の生活では、全てを把握した上で本当に理にかなっていないと思ったことについては反論するし、すぐには屈しません。20年以上のフランス生活でそういった護身術?は人並みに身につけていると思います。


しかし医療現場、特に大学病院など公立病院の人手不足は有名だし実際その場に足を踏み入れただけで実感します。外科医なり受付でなり「あなたみたいに治療を待っている人が他にもいっぱいいるんです」と繰り返されると、続けるセリフを失ってしまいます(._.)
・・・なので全部言えるかどうか分かりませんが頑張ってみます( `ー´)ノ



さて、毎日しつこく雲海シリーズです。毎回見られるものではない・・と初めの方で書きましたが、案外よく出会えているんですね。
ただ、1日のうちのほんの短時間、特に駐車場に近い辺りだったり森からちょびっと、的な見え方も多く(雲海は朝夕によく見えると思います)、頂上やそれに近いところまで登った時には消えてしまっていることの方が多いのであんまり出会っていない印象なんでしょう。


シャルトルーズ山塊、2016年11月
この日も、森から出たこの辺では雲海が見えましたがじきに消えてしまいました。美しいシルエットは南方面のデヴォリュイ山塊。


エクラン国立公園、2016年12月
ドン曇りの森の中を黙々と登ってくるとパッと空が明るくなり、やがて雲の上に出ることができました。この日の雲海は1日中残っており、むしろ境界線の位置が帰りには高くなっていました。つまり気の毒なことに下の村や町では1日中ドン曇りだったわけですね(;´・ω・)


雲海、ともちょっと違うんですが、仏中南部、セヴェンヌ国立公園から遠く数百キロも離れたアルプスがぼぉ~っと浮かび上がっていたのには感激しました。


さり気に道路からの写真を1枚( ̄▽ ̄;)
これはセヴェンヌからの帰り道。特に山岳地帯ではないロワール県あたりだったと思うんですが、周り一帯が雲海になっており、そう高くもない丘陵地的な山が遠くに浮かんでいてラッキーでした😊


タイユフェール山塊、2018年2月
とっても寒い1日でした。晴れの予報が当日朝になって「とっても曇り」に変わっていましたが、友達と行く予定だったので行き先を変えるのはややこしいのでそのまま来ました。寒いわ、靄ってるわでテンション低いままひたすら登っていくと・・・


(≧∇≦)(≧∇≦)
森を抜けた辺りで雲の上に出た🎵


さらに登った後。雲海の位置も上がってきたので飲み込まれないように競争でした。


さらに登って森が遠くなりました。上から雲が、下には雲海で意味不明なことになっています( ̄▽ ̄;)



最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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