フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

事件現場そのものなタルト

わたしが「再手術なかなかしてもらえない」と喚いたので、友人ふたり組に次いで仲の良い友達夫婦が今日慰めに来てくれました(^^;)


「まあまあ気を落とさんと・・・」と友人夫婦の持ってきてくれたのはプラリーヌのタルト。タルトといってもブリオッシュ生地を薄く延ばしたものでいわゆるパイ生地のタルトではありません(そういうのもあるんですが)。
リヨンやサヴォアなどごく一部の地域に住んでる人以外にはこの殺人現場の血痕のような外見は衝撃以外の何物でもないんではないでしょうか。


プラリーヌ(pralines)はプラリネ(praliné)と混同されやすいのですが、赤く着色された分厚い砂糖の殻を被ったアーモンドやヘーゼルナッツのことで、リヨンにはこれを使った色々なお菓子があります。甘いものが多いので日本人受けするとは限らないのですが、一番無難なのはブリオッシュに砕いたプラリーヌが練り込まれたものでしょう。


わたしも子供たちも、そして友達も大抵好きなので山でのおやつや朝食として色んなサイズのブリオッシュ・プラリーヌがよく登場しています(^^ゞ


あ、昨日アップした記事に出てきたお菓子にも使われていました。

ミキサーで砕いて生クリームなんかと混ぜたものをグラサージュとしてフィナンシエにかけてありました。知らない人が見ると「イチゴ味?ラズベリー味?」って思うかもしれません。残念ながら甘いだけであまり特徴的な味はしません。一般的なプラリーヌはナッツよりも砂糖の割合の方が多いのです。


切り分けるのに呼ばれたのは・・夏休みに突入してプラプラしている奴隷です。この後当然コーヒーも淹れさせられました( ̄▽ ̄;)
友達んちのすぐ隣にあるパン屋さんなのですが、ブリオッシュ生地自体がとっても美味しい(^^♪




さてさて、あんまりないような気がしていたのにいくらでも出てくる雲海写真。シリーズももう何回目なんだか分からなくなりました。


モリエンヌ地方、2018年8月
残念ながら登山中ではなく、駐車場に向かう県道の路肩からです。


時々いいカメラ持ってくる同僚S君。そしてこの日一緒だった次男も帰りに峠道路で出会うであろうカッコいい車を撮るために一眼を持ってきていたので1台の車から一眼レフ構えた人が二人も出てくる(わたしはデジカメです)という大袈裟な事態に。


ここはテレグラフ峠(1566m)のすぐ手前の視界が開けたヴューポイントなのです。雲海からの日の出というナイスタイミングで通りがかることができました。しかし、この日は3228mの頂上に登ったけど全く雲海に出会うことはできませんでした。


ヴェルコール山塊、2018年8月
雲海というよりは朝靄かもしれませんけど、お気に入りの写真です。


タイユフェール山塊、2018年2月
2回くらい前のブログに載せたのと同じ日の雲海です。この日の雲海はわたしのベスト3に入る印象的な雲海だったので何十枚という雲海の写真を撮りました(^^;)


後から登ってくる山友Cさん。お気に入りの1枚です。


この世のものとは思えない摩訶不思議な景色の中でピクニック。


ボーフォールとブルー・ド・テルミニョン。どちらもサヴォア地方のチーズです。


セルス山塊、2018年7月
子供たちと長男の彼女とで3日間の周回ハイキング。1泊目の山小屋から早朝、一人で近くの稜線まで登ってみました。奥に尖っているロッシュブリュンヌ(3321m)。あれ登りたいな、でも難関らしいしうちからも遠いな、、と複雑な思いで眺めていたのですが、なんとこの2週間ちょっと後に同僚S君と登ることが出来ました(*^^)v


エクラン国立公園、2016年6月
放牧期間の始まりで山に入る羊たちの群れに出くわしました。牛と同様、3か月間ほどの期間を高い山で過ごします。



今日もお付き合いくださってありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する