フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

痛い痛い(>_<)

左足首に刺さってあった器具、中に入っていた釘類を抜く手術を昨日受けました。昨日夕方にモルヒネを打ってもらい、夕食時に痛み止めと化膿止めを飲みました。


朝まで痛くなかったのでもう良くなったのかと思ったら6時後からどんどん痛くなってきました💦また痛み止めをもらいます。そりゃな…まだ24時間も経ってないわけで。


やたらと朗らかな理学療法士さん達が午前中にやってきました。「ちょっと歩いてみようよ♪」と言うので「いや、あの、4カ月以上全く動かしてなかったし、骨のくっつきも良くないみたいだし、それ以前に手術したばっかりでなんか痛いっていうか…」「でもねえ、ちょっとずつでもやらないとね」「足首の角度を少し変えるだけでも激痛なんです💧」


そしたらこんな紐みたいなのを持ってきてくれました。これでクイクイっと動かす練習をしろと。


手でやっても同じことのような気もします…



(閲覧注意👇👇👇)




踵から血が滲んできてます💧看護師さん達曰く、このくらいは大したことないと∑(゚Д゚)


手術したことによる痛さと、長らく動かしていなかった部分を動かす痛さが合い重なって想定外の激痛です。体重をかけるなんて問題外😢


退院後は今まで通り自宅に理学療法士の方に来てもらうことになります。入院前に来てもらった時に「4カ月だからね、かなり硬くなっちゃってるから大変だと思うよ。頻繁にやらなきゃ」と言ってました。ただし彼自身は1カ月のバカンスなので代わりの人を紹介してもらっています。


さて、佳境に入ってきたツール・ド・フランス。第18節の今日は一番楽しみにしていた行程です。手術が今日でなくて良かった…


わたしの溺愛するオート・ザルプ県が中心になります。アンブランの町を出発、ヴァルツ峠、イゾワール峠、ロータレ峠、ガリビエ峠という山岳区間です。大好きな道路ばかりなので、理学療法士さん達が来てた時と、レントゲンを撮りに行った以外はずっとスマホにて観戦\(//∇//)\ もちろん、自分の思い出の中の景色を思い出しつつです。


(2017年5月)

出発地点のアンブランはエクランとケラ山塊の境界にある町。出発後すぐにセール・ポンソン湖沿いを大勢揃って走り抜けました。


(2018年11月)

一行はユバイ渓谷沿いの気持ちの良さそうな道路を走ります。

サン・ポール・シュル・ユバイ村を抜けたら…


(2018年11月)

ひとつ目の峠、ヴァルツ峠。標高2100m台ですが通年開通している道路です。

ユバイ渓谷からケラ山塊へと景色が変化していきます。


(2017年12月)

(2018年10月)

ハイライトのひとつ、イゾワール峠(2360m)。2017年の大会では峠としては珍しくゴール地点になりました。


(2017年12月)

城壁のあるオート・ザルプ県第2の町、ブリアンソンを抜けて…


(2018年10月)

(2019年1月)

三又になったロータレ峠(2058m)へ。峠の駐車場で激写したうちの可愛い子です😅 そしてロータレ峠から峠道路が始まる・・・


(2019年6月)

(2018年10月)

2大会に1度は登場するガリビエ峠(2642m)です。行程中最も厳しいカテゴリー超級の峠ですが、コロンビア人のナイロ・キンタナが物凄いターボをかけて周りを引き離します。


ゴール地点はサヴォワ県のヴァロワールでした。最後は雨で道路が濡れていたので滑らないかハラハラしましたが😅冷静にスピードを落として無事、キンタナの独走ゴールでした。いや〜楽しかった\(//∇//)\

何度も運転しているところなので距離関係も分かるし、傾斜がキツくて2速くらいに落とさないと上れないような道路があることも分かっています。そういうことを考えつつ、人間離れした彼らの運動能力と努力を讃えつつ、美しい山の景色を楽しむことができました。

明日はヨーロッパで一番標高の高い峠道路、イズラン峠が組み入れられています🎵



今日もお付き合い下さってありがとうございました。

×

非ログインユーザーとして返信する