フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

病院食特集(後編)

退院した翌日に友達に来てもらいました。処方箋の痛み止めや手術痕の消毒に来る看護師さんが必要なものを薬局に取りに行ってもらいました。


退院以来、車椅子にはなるべく乗らずに杖で移動するように心掛けているのですが、実際には左足はまだ体重をかけられないどころか足首の角度を変えるだけでも激痛です。左足も地面に少しは付けるようにしていますが、実質右足と杖でピョンピョン歩いてるわけでうちの中はまだしも、買い物などに出掛けるというところまではまだ行きついていません(;´・ω・)


薬局の帰りにサラダとデザートを買って来てくれたので一緒にお昼ごはんにしました。わたしはワイン、チーズとパン、食後のコーヒーと前の晩に同僚S君が持って来てくれたブリュッセル土産のスペキュロスを出しました。


子供たちが日本に行って留守の間は仲の良い友達がローテーションを組んで毎日のように来てくれていたおかげで寂しい思いをせずにすみました。ありがとう💖



先週入院中に出てきた病院食のまとめ後編です。初日は夕飯にクロックムッシュー(サンドイッチ的な軽食)と激マズのカリフラワーのフリッターが出てきてガックリしたことを書きましたが、結果から言うとそれが一番酷いご飯で後はそんなに不味いものは出てきませんでした(^-^;


手術の日は朝昼絶食だったので夕食に期待が高まります。メインはなんと「チリ・コン・トウフ」。挽肉の代わりに豆腐が入ったチリ・コン・カルネで付け合わせはライス。麻婆豆腐みたいで悪くなかったです。
スープには当然、キューブ型のプロセスチーズを投入(3泊4日の入院で48個入りの一箱全部食べました😅)。デザートのアプリコットも甘くておいしかったです。


翌日のお昼はラタトゥイユとジャガイモのひき肉詰めです。お、やるね?うちから持ってきた粒マスタードが合いそう、とお肉の部分に切り込みを入れると…なんと!


ジャガイモを底までくり抜いてお肉を「詰めてる」と見せかけてほんの少しの窪みに「乗せてる」だけでした_| ̄|○これ、ファルシって言えないけど!?味自体はまあまあ食べられたので良しとしましょう。全てが無料の公立病院ですから仕方ないか(;´・ω・)
ラタトゥイユは塩味が足りなかったので持参のエスペレット唐辛子入りフルール・ド・セルをかけるとおいしくなりました。


「フリカデル」って何?と思ったらハンバーグでした。牛挽肉100%ではなく、つなぎが入った日本風なもので軽く煮込んであっておいしかったです。てかお昼に食べたジャガイモに乗せてあった詰め物と全く同じものでしたf^_^; 
メロンは前菜扱いでしたが生ハムもないメロンはわたしには前菜にはなりません(;´・ω・)フロマージュ・ブランとコンポートに加えて3つ目のデザートにしました。


そして、フィナーレを飾る最終日の昼食は…クスクスでした♪
羊肉の香りはするのに鶏肉とメルゲーズ(ピリ辛のソーセージ)しか入ってませんでした。味付けはなかなか良かったです。キュウリのフロマージュ・ブランあえも普通においしかったけど残っていたプロセスチーズを投入。今回の入院中一番いけてた食事でした。


そういえば前回の入院でも退院日に食べた子羊肉の煮込みがかなり美味しかったのでした。終わりよければ全てよし・・ということにしときましょうヽ(^。^)ノ


今日もお付き合いくださってありがとうございました。

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