フランスの山小屋
彼女の祖父母の南イングランドのおうちに1週間招待されて留守だった大学1年の長男が帰ってきました。
フランスであまり売っていないアッサムティーをリクエストしていたのを忘れずに買ってきてくれました(*^▽^*)
フランスの山小屋シリーズ、第二回は前回と同じエクラン国立公園北部、オワザン地方の山小屋を紹介します。エクランの中では比較的うちから行きやすい地方なので山にハマり始めた頃によく行っていました。
ピラット山小屋(2577m、ベッド数120)
ピラット氷河を目指して登っていくと建物が現れます。
パイレーツ(海賊)の旗が。フランス語で海賊はピラット。RとLとの違いがあるとはいえ響きが少し似ているからでしょうか。
友達夫婦のお勧めの山小屋で一度泊まってみたいと思っているものの、一度往復したことがあるのみです。駐車場からの高低差は約900m。
翌日は仕事だったので残念ながらビールだけ飲んで下山しました(;´・ω・)
怖いところにトイレがあります。夜に寝ぼけて滑落は避けたい:(;゙゚''ω゚''):
次は、ピラット山小屋に行くのと同じラ・べラルド村(1727m)の駐車場から行ける山小屋です。谷を挟んで反対側のエリアになります。
シャトルレ山小屋(2225m、ベッド数68)
駐車場からの高低差は約550m。なだらかな分、距離は少しありますが子供でも十分に歩けるハイキングコースです。
美しいメイジュ(3984m)の麓にあります。
7時台に宿を出発して撮ったものです。朝のうちは全体に日陰になっていて寒かったです。
間近で見るスター、メイジュをバックにセルフィー大会になりました(^▽^;)
夜ご飯はテラスで食べました。ほとんどの宿泊客はご飯を頼みますが、節約と楽しみという両方の意味で大抵自炊しています。
山に泊まって嬉しいことのひとつは雄大な自然の中、夕暮れや日の出を楽しめることです。夕食後洗い物も済ませて山小屋の裏をお散歩。8時半頃です。
ここの山小屋からそのままズンズン奥に進んでいくとメイジュに近づくことが出来ますが、登頂するのはアルピニスムの装備と経験がないと無理です。
なんと奥にもうひとつ、とんでもないところに建っている山小屋があります。
ズーム👇
プロモントワール山小屋です。標高3092m、ベッド数32。言うまでもなくメイジュに登頂するアルピニストさん達が前泊する宿です。ちなみにメイジュへは反対側から登ることもでき、その場合は3440mの地点にある同じような小さな山小屋に前泊する人が多いようです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。