フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

アロス峠(2250m)でピクニック

次男と先週出掛けた南仏ドライブ記。1日目は初めてのアロス峠にてお昼ご飯にしました。峠道路の麓の小さな町、バルセロネットのお肉屋さんで調達したもの中心です。


峠の駐車場からほんの何十メートルか離れたところに陣取ることにしました。車と近いので忘れ物をしても取りに帰るのが簡単です(*^^)v 写真はトランク内に忘れたサラミを取りに行った(行かされた😅)次男。


ポテチとビールはうちから持って来ました。ミニトマトはうちにあったのに忘れてきたので、通りがかった食料品店で調達。


お肉屋さんで売っていたお惣菜。薄いパイ生地の中に山羊乳チーズとほうれん草が入っています。ここら辺よりむしろ、朝に通過したヴァルゴデマール地方やシャンプサー地方でよく食べられているトゥルトンと呼ばれる伝統料理です。他にジャガイモのピュレやフレッシュチーズ入りがあり、ジャムの入った甘いバージョンもあります。


ビールは残念ながら地ビールではなく、全国的に流通しているブランドのものです。そして肉屋さんが昨年、国際コンクールで金賞を受賞したというサラミ✨


どれどれ。期待が高まります。
・・・うん、なかなかおいしいです。乾燥した固い目のものが好みなのですが、あまり日の経っていない柔らかめのものしかなく、その点だけが不満でした。2本買ったのでもう1本は2、3週間おいてから食べようと思います。


さて、メインはこの2品です。左はフロマージュ・ド・テットと呼ばれる豚または仔牛の頭の肉(耳、舌なども)をゼリー寄せにしたもの。ニンジンやピクルスも少し入っています。わたしも次男も大好物なのです♬とっても美味しかったです。
ソーセージは2種。5種類くらいあって目移りしたのですが、一番シンプルなものとハーブ入りと1本ずつです。


ジュージュー焼きます。脂身が通常より少な目で肉肉していて超絶品でした。もっと買いたかったんですが、うちに帰るのは明後日午後なのでどう考えても無理です(;´・ω・)


さて、最後は地元の山羊乳製チーズ、バノン。香りづけに栗の木の葉で包まれています。AOP(原産地呼称制度)で保護されているチーズの中では生産量が極端に少なく、地元以外ではチーズ専門店や有名レストランでないと置いていないちょっとレアなチーズです。少々乾燥気味でしたが味は美味しかったです。


お腹がいっぱいになり過ぎてデザートが入る余裕がありません。少しあとに頂くことにしてアロス峠を出発します。


本当なら峠の反対側に下りたいところなんですが、今晩泊まる予定の山小屋に行くのに不必要に遠回りになってしまうので先程の道を戻ります。


標高の高い辺りはギリギリ対向車とすれ違えるくらいの道幅がありましたが、下の3分の2くらいは1、5台分くらいの幅しかないところも多く、神経使います(次男が)。頑張れ!仮免の星✨



次回は山小屋編です。
お付き合いくださってありがとうございます。

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