フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏旅行2日目。ロンバルド峠(2350m)道路へ

南仏の標高の高い峠道路をハシゴする旅、2日目です。1日目はアロス峠道路(2250m)とカイヨール峠峠道路(2366m)を巡りカイヨール峠近くの山小屋に泊まりました。


山小屋から峠の反対側、アルプ・マリチーム県側に下ります。谷底の町を2、3通ってまた山道を上がります。


こんなに赤っぽい岩のエリアがありました。鉄分を含む土壌なのでしょうか。


岩々のトンネル。アトラクションのようで楽しい♬


洞窟のようなトンネル。


トンネルを出て間もなく前からレース仕様のポルシェが。
次男「あれっ。」わたし「はいはい、写真撮りますよ~(次男は車好き)」


なんと次男の友達でしたΣ(´∀`;)握手をしてしばらく話をするポルシェのドライバーと仮免高校生ドライバー😅前日に次男が「友達が今ちょうどこの地方に2~3日ドライブに来てる」と言ってたのですが、この日の予定は知らなかったそうです。わたし達が先ほどまでいた峠道路に向かっているのでしょう。


間もなく山間の町、サン・ソヴール・シュル・チネ(チネはこの谷を流れる川の名前)に到着します。今日のお昼もピクニックの予定なのでここの町で買い物が出来たらと思っています。


この周辺にある峠道路「ボネット峠道路」と「ロンバルド峠道路」が開通していることを知らせる看板。後者の峠周辺でお昼のつもりをしています。


かなり小さな村です。ほとんどお店がありません💦しけた食料品店がひとつあっただけだったので諦めて村を通り抜けます。


お水だけくませてもらいました( ̄▽ ̄;)


次の村に期待をかけます。イゾラ、ここが峠道路に向かう最後の村なので何としてもここでお買い物をしなければ。


イゾラといえばここ南仏でそこそこ有名なスキー場「イゾラ2000」を思い浮かべますが、麓のここが元々の村のようです。小さいながら可愛らしい村です。


食料品店で地ビールとフルーツを買い求めました。お肉類は大したものを置いておらず、お肉屋さんは村にないということで_| ̄|○ 昨日の残りのサラミやパテ、チーズで我慢することにします。


大事なもの・・・パン! 村の中心にいい感じのパン屋さんがありました。中は可愛いカフェのようになっていました。見た目の通りとっても美味しいパンでした(*´ω`*)


さて、イゾラの村から出ているロンバルド峠道路に入ります。昨年くらいから行きたかった峠道路(というかエリア)なのでとっても楽しみです。


初めはごく普通の深い緑の谷です。


スキーのゲレンデが見えます。峠道路の真ん中でスキー場「イゾラ2000」を通りました。まさに標高2000mほどの地点でした。


森林限界を越えつつあるようです。


峠はもうじきのような感じです。


着きました、ロンバルド峠(2350m)。イタリアの看板が立っています。国境になっている峠なのです。


峠の看板・・・ひどいっ💦シール貼られまくって(自転車やバイクのクラブのシールが多いらしい)ほとんど全く読めないです・・・


ここはイタリアのピエモンテ州になります。少し進むと「クーネオ県」の看板が。白トリュフで有名なアルバや「スローフード協会」の本拠地のブラがある県です。


どこでお昼を食べよう・・と周りを見ながらゆっくりと走っていましたが、よさそうな湖が左手にあり、駐車場が道路のすぐ反対側にあります。よっしゃ、ここや~~


運転手、お疲れさまでした。湖の畔には放牧の牛さん達が寝そべっています。


調度よい岩があったので陣取りました。


昨日買ったもの&持ってきたもの中心ですが、まあ十分でしょう。


うちから持ってきたいいもの。先月はまだ固定器具が足に刺さっていて飛行機には乗れなくて(それどころか車椅子中心でした)日本には子供たちだけで行ってきてもらったのですが、わたしの友達から託されたお土産の一部です。


次男は雑炊がいいというのでわたしは具沢山お味噌汁。贅沢でとっても美味しかったです。ありがとう、友達💖


昨日山小屋で売り切れだった地元アルプ・マリチウム県のビール✨味わい深くとっても美味でした😻


機嫌よくお昼ご飯を食べていましたが、ちょっとした問題が・・・

牛が・・・牛さん達が少しずつ近づいてきていますΣ(゚Д゚)ゆーっくりと移動してくるので初めは気付かなかったのですが、あまりに近過ぎます💦荷物をまとめて道路の反対側に移動しました。電気柵が張ってあるので、道路に出ることはないでしょう。ごめんね、牛さん達、邪魔をしちゃって・・・


おおかた食べ終わっていたのだけど、道路の反対側のこういうところにブランケットを敷いて座り直しました。


2日目午後に続きます♪
お付き合いくださってありがとうございました。

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