フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

南仏ドライブ旅行、羊チーズ農家へ

前回は2日目にイタリアとの国境になるロンバルド峠道路(2350m)でピクニックをしたところまで書きました。


うちから持ってきたクーラーバッグのペットボトル3本、500㏄入りですが1日半たっているのにまだ少し凍っています。前日も今日も比較的涼しく、この日の朝も山小屋(標高2200m台)では6度しかありませんでした。


ピクニックの間、峠道路の路肩に車は停めていました。ここは既にイタリア側ですが、峠のこちら側の方が景色がいいのでもう少し下りていくことにしました。


先ほども湖の近くでご飯を食べましたが、進んだ先にもいくつか湖があります。峠道路のフランス側には湖は全くありませんでした。


車を乗り入れてキャンプをしている人たちがいました。いいな~✨


谷の奥に町が見えたので(画像中央)、そっちまで行こうと思ったのですが、どうやら一度谷底に下りてからまた山道を上っていかないといけないようで結構遠そう💦諦めてUターンすることにしました。イタリアとの国境をドライブやハイキング中に越えることはよくありますが(山間部では稜線が国境になっています)、そのままイタリア側の町まで下りることはまずないので、やってみたかったんですが(;'∀')


峠道路ではサイクリストさんを車の数と同じくらい見かけます。


峠周辺まで戻ってきました。さっきご飯を食べていた大きな岩の周辺は牛さん達に占領されています( ̄▽ ̄;)


ロンバルド峠道路にお別れして今晩予約している民宿方面へとゆっくりと向かうことにします。数多くあるフランスの峠道路のなかでも、ここは特に美しく気に入りました(#^.^#)


民宿に直接向かうには早過ぎるので、2年前に訪れた羊チーズ農家に行きたいと思います。ハイキングなしの山間部ドライブ旅行では観光するような大きな町もなく時間のつぶし方が難しい😓


なかなかおいしかったので、旅行出発前日に電話をすると毎日午後に開けています、とのことでした。道路に「オープン」の看板がありましたが前まで行くと閉まっており午後4時からだそうで、あと30分ちょっとあります。この先にある町まで行って時間をつぶすことにしました。


この地方の中心都市(^^;)、サン・テチエンヌ・ド・チネです。人口1500人はここらでは大都市!?扱いです。なんせツーリストオフィスまであります✨


山間の町(標高約1150m)だけど南仏らしく建物の壁はカラフルです。


「学校」もプロヴァンス語で併記されています。日時計は南仏の一部の地方でよく見られます。


町の中心の広場にある町役場の前で。
この後、公園のベンチで休憩してから農家に再び戻ります。たかだか助手席に座っているだけとはいえ、足が万全でないので変な姿勢になるため、やたらと疲れます😓


今度はちゃんと開いてました✨
前回来た時は小さめの羊チーズを丸のままひとつ買ったのですが、大きなものしか残っていないと言います。半分に既に切ってあったもの(写真下の)を包んでもらいました。


サラダ菜やフレッシュ羊チーズも売っています。おつまみサイズの小さなものがいっぱい入ったのを一箱包んでもらいました(カウンター上)。
もうひとつ、前回来た時に買ってとっても美味しかったので今回も、と楽しみにしていたものがあります。羊乳ヨーグルトです。ブドウのジュレが底に入っていたのですが、売り切れでプレーンのものしか残っていなかったので、それにお砂糖を入れてもらいました。


お庭のテーブルとベンチを使わせていただいておやつ休憩にしました。奥は前日朝に寄った養蜂農家が手作りしている胡桃はちみつタルトの残りです。
羊乳ヨーグルトは水切りがしっかりとされていて固い目の食感で味が濃くとても美味しかったです😻2年前に来た時は、山から1900mの高低差を下りてきて膝ガクガクでここの美味しいヨーグルトを農家内の椅子に腰かけさせてもらっていただいたのでした。



次は民宿編です。
お付き合いくださってありがとうございます。

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