フランスで山歩き

仏リヨン在住、40歳を過ぎて再び山に目覚めた元ワンゲル部員。週末になるといそいそと山に出かけています。

寒かったテント泊(設営編)

10日ほど前にテント泊したときのお話です。
数か月前に複雑骨折した足首の治りが悪くてあまり歩けないので車でちゃちゃっと景色の良いところまで出かける作戦です。


子供たちに予定があって出発が夕方になったので近場のヴェルコール地方(山塊)に行き先を決めました。先月日帰りドライブで来た時に偶然、テント泊するのに良さそうな場所を見つけたのです。


このような峡谷道路をどんどん進みます。地元では割と有名で週末には観光客も多い道路なのですが、もう夕方なのでほとんど車は走っていませんでした。


相変わらず峡谷ですが、少しずつ高いところを走ります。


仮免運転手の次男「あ~きれい。僕はヴェルコール山塊、大好き!」
もっと標高の高い道路、有名な道路も散々運転しているのに、ここの景色が特別お気に入りなんだそうです(*^^*)


峡谷道路を離れ、高台にある村に向かう県道に入ります。
城壁のようにそそり立つ真っ白の石灰質の岩壁がヴェルコール山塊の特徴です。


一部、幅が狭く対向車とすれ違えないところもあります。


誰も来ないうちに急いで進め~(^-^;


見晴らしの良いところまで上がってきました。


前回この近くをドライブ中、ピクニックをする場所を探していて見付けた駐車場です。
ここから木の茂ったところを少し歩くと・・・


じゃじゃーん(´▽`*)
こんな景色の良い場所に出てくるのです。偶然見つけたにしては素晴らしい野原です(^^♪

景色を携帯で撮っている次男。
1秒たりとも無駄にはしまいと既に焚火の準備に入っている長男(^▽^;)
まだ明るいけど、もう6時45分。太陽が低くなって既に日陰になっています。


実は前回来た時、焚火をするためのこの石の囲いが既にあったんです。それで「あ、ここでテント泊する人いるんだねー」って話になったのでした。
石が十分でなかったので少し足したのち、うちから持ってきた新聞紙を丸めたのと細い木の枝を入れます。


長男が焚火をセッティングしている間に次男とテントを設営します。
一人用がふたつです。メーカーが違って、小さい方にわたしひとり、大きい方(しかし一人用には違いない)に男の子ふたり。ふたりとも細いから大丈夫!ってことにしてあります( ̄▽ ̄;)


日が沈みつつあります。
後ろはこんな感じです。直線距離で1km弱くらいのところに最寄りの村(人口80人)があります。この辺りの標高は900mくらい。普段テント泊をする場所に比べるととても低いですけど、少し風もあり、日陰なのでかなり冷えてきました。


クロッカスによく似ている秋の花、コルシックがポツポツと生えています。


テント張れた\(^_^)/


寒いとか言ってられませんよ~
先ほど立ち寄った農協で買った地ビールを飲まなくては🎵


日が沈みつつあるピンクの空を子供たちとうっとり眺めます。
幸せ(*´ω`)



次回に続きます。
読んでくださってありがとうございました。

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